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BF:バトルパレス

いよいよ大詰めだな、バトルフロンティアも。
残りはあと二つ。次に攻めるのは……もう決めている。
バトルパレスだ。
ルールはごく普通の、3vs3の総当たり戦。途中交代も認められている。
ただし、この施設ではポケモンに直接指示を出すことが出来ない。
どんな技を使うのか、それはバトル中のポケモンが自ら判断しなければならないというルール。
バトルに出すポケモンの性格を把握し、どんな技を覚えさせておくのかが鍵となる。
ま、俺の奴隷達は俺のやり方を十分理解しているだろうし、あまり心配はしていない。
問題なのはむしろ、誰を出してやるかって方だなぁ。
とりあえず一人目は決まっている。キュウコンだ。
彼女は頑張り屋で、バトルの訓練をキチンと積んできただけに実力はある。
だがホウエンのリーグではバシャーモの陰に隠れてしまっていて、
折角の実力を発揮する機会があまりなかった。
そんな彼女だから、こうして晴れの舞台に上げてやれる機会をずっとうかがっていた。
ここでなら、間違いなく活躍してくれるだろう。な、キュウコン。
「はい。ご主人様の期待に応えられるよう、頑張ります!」
うん、気合い入ってるな。よしよし、良い感じだ。
さて、キュウコンは迷わずメンバーに選んだが……残り二人をどうしようかな。
正直、誰でも良いと言えば誰でも良いんだが……だから余計に迷う。
なんていうか、決定的な理由がないと選ばれなかった奴隷達が不満を抱きそうでなぁ。
「そんなこと無いカモ? ご主人様の決定に文句を言う奴隷はいないと思うけど」
そら、文句は言わないだろう。むしろ文句を言わないから気を遣ってやりたいんだ。
「……色々大変ね」
人ごとじゃないぞ? ハルカ。お前だってトレーナーなんだから、色々考えるだろ。
リーグに出す奴隷達の選考は終わったのか?
「あはははは……みんな頑張ってるから迷っちゃって……」
な? まあそーいうもんなんだよ。
「そうカモ……あっ、そうだ。とりあえず二人目は、ラティアスが良いカモ?」
ラティアスを? まぁそうだな……バトルの方もだいぶ調整できてきたし
確かにそろそろバトルデビューさせても良い頃か。
よし、二人目はラティアスに決めよう。
「やった、ありがとうご主人様! よぉし、早速行きましょう!」
待て待て、まだ三人目が決まってないだろう……相変わらずせっかちだな。
「えー、じゃあ三人目をすぐ決めようよ。そうだ! お兄ちゃんが良いよ。ね、お兄ちゃんで決まり!」
ラティオスを? しかしラティオスはハルカの奴隷だろう。
ルール上ハルカから借り受けて出場しても問題ないが……ハルカ、ラティオスの調整は?
「バトル面では申し分ないカモ。夜の方は……彼、ツンデレだから」
「ツンデレとは何だ! デレてなどないだろ!」
ツンデレかどうかは……妹が俺にコッソリ耳打ちした限りじゃ、かなぁりデレてるらしいが
まぁそれを今口論しても仕方ない。
そうだなぁ……直接俺が指示をする訳じゃないし、妹のこともあるし、
兄妹で出してみるのも良いか。今後のためにも。
「決まり! じゃあ早速いこいこ!」
まったくラティアスは……ラティオス、俺の指揮下に入るのは不服か?
「……お前が妹をちゃんと大切にしているのか、それを見るためだ。仕方ないだろう」
妹思いのお兄ちゃんだこと。ま、むしろそんな感じでかまわねぇよ。
ちゃんと妹を見てやってくれ。お前の前で自分の活躍を見て貰えるのを、あんに喜んでるんだからな
「……ふん」
さてと、これで面子は決まった。後は……バッチを取りに行くだけだな。

バトルパレスは厳かな雰囲気に包まれた施設だった。
施設のスタッフも歳を召した方が多いのもそんな雰囲気作りに一役買ってるな。
これもやはりニシエダの演出か……相変わらず手が込んでる。
さてバトルの方は……全く心配なく勝ち進んでいる。
キュウコンもラティアスも、俺の期待通りによく闘っている。
キュウコンは攻めを中心にしながら、状況に応じて鬼火で相手に火傷を負わせ長期戦に備えたりもする。
対してラティアスはせっかちな割に、自己再生のタイミングをちゃんと見極めて使い長期戦にも耐えている。
二人とも訓練通りに力を発揮できているようだ。そう思うだろう? ラティオス
「元々妹はそれだけの実力があったからな」
ま、確かに。だが俺のトレーニングもちゃんと効果出てるだろ?
「……妹は飲み込みが良いからな」
つまり、俺のトレーニングが正しいって認めると?
「いちいちうるさい奴だな、貴様は」
ははは、まあそう尖るな。
なぁラティオス。意地を張るのも良いが、張り続けるのは付かれるだけだぞ?
何でもすぐに受け入れるってのも問題だが、拒み続けるのも問題だ。
何が良くて悪いか、お前ならもう見極めてるだろ。
俺達の関係が正しいとは言わないが、
せめてお前の妹が心の底から今の状況を楽しんでるのくらいは認めてやれ
「……お前が言うな」
はは、そうだな。
さて……次行けるか? ラティオス。
「当然だ」
よし、頼むぞラティオス
「言われるまでもない」
「交代? あっ、お兄ちゃん頑張ってね!」
「ああ、良く見ておけ」
「うん!」
ラティオスもよく闘う。ハルカのトレーニングが良いのだろう、攻守のバランスに優れている。
「やっぱり凄いなぁお兄ちゃん」
そうだな。ラティアスから見て、あいつはどう変わった?
「バトルで? そうねぇ……攻撃一本槍だったかな、昔は。それで楽に勝てる相手ばかりだったからっていうのもあったけど」
なるほどね……やはりハルカのトレーニングが効いているな。
「ハルカさん凄いですよ。意地っ張りなお兄ちゃんに、あそこまでバトルの事教えられるんだもん」
ラティオスの素質もあってだろうが……そうだな、ハルカもよくやってる。
こんな形でハルカの実力を改めて感じるとはな……
リーフもそうだが、うかうかしてるとアッサリあいつらに追い抜かれるな。
そう成らないためにも……さて、フロンティアブレーンとの一戦だ。ここをキッチリ勝たないと。
重い空気の中、進行役に呼ばれ登場したのは……今までのブレーンとは違い、重鎮らしい雰囲気をまとったご老人。
パレスガーディアンのウコン……
「ウン……」
「ラティアス!」
……空気を読めよ、ラティアス。
「んん……我が身、常にポケモンと有りっ! 我が心、常にポケモンと有りっ! 若きトレーナーよ!! 貴様はポケモンを信じておるか? 貴様はポケモンを信じておるか? 貴様はポケモンを信じ抜くことが出来るかっ! 脆き信頼の絆では、我が兄弟には勝てん!! ポケモンとの絆! ここに示せぇい!!」
長い講釈も様になってるな……だが、こんな事今更人に言われるまでもねぇ。
キュウコン、たっぷりお前と俺の信頼を見せて来い!
「心得てます、ご主人様」
自信に満ちあふれた瞳、そしてなびく九つの尾。様になるなぁ……大舞台に上げてやれて良かった。
さて、後は彼女の活躍を眺めるだけ……ウコンの方はクロバットか。
状態異常を狙ったいやらしい戦い方をする……ラムの実で一度は防いだが、
しつこくやられる内に、毒を浴びてしまった。
クロバットは倒せたが、このままでは危ないな……ん、相手はケッキングか
これは……交代だキュウコン。ラティオス、頼むぞ
「無念……頼みます、ラティオスさん」
「……ああ」
交代と同時に相手が放ったのは、地震。やはりか……危なかった。
あのままキュウコンを出していれば、今の一撃でやられていたな。
そしてラティオスは浮遊しているため地震は効かない。完璧なタイミングだったな。
なまけるケッキング相手にラティオスは奮闘。
予想外にも、シャドーボールを放ってきたときには焦りもしたが、一撃程度ならば問題ない。
自己再生を織り込みつつ、問題なく倒せた。
続くラプラス相手も、途中でラティアスに交代しつつも撃退。まずは銀をゲットだ。
「ぐわはっはっ! やはりハッタリなんぞきかんか!! 脅したりして悪かったのぅ!!」
おいおい、随分雰囲気違くないか?
……そうか、またか。またニシエダの演出か。
「やれやれ、あのまま威厳を保っておいてくださればよいものを……」
側で進行役が愚痴る……やはりそういうことか。
にしても随分違う……なんか豪快な人だな。またそんな感じも様になってるのが何とも。
年の功か。なんつーか、やられたね。バトルには勝ったが、素直に勝てたって気になれねぇよ。
「そんな事をいうもんじゃないぞ、若いの。勝ちは勝ち。さあフロンティアパスにスピリットシンボルを刻んでやろう」
ま、そうだな……次に金を刻む時、キッチリ気持ち良く勝ってやる。
「お前のポケモンたちは、真に澄んだ瞳をしとる! 次の機会を楽しみにしとるぞ!」
おうよ、待っててくれ爺さん。

「お疲れ様です、ご主人様。ラティオス、頑張ったわね」
「ん……まあ別にこいつの指示に従わなくて良いから、楽だしな」
出迎えてくれたハルカに、ラティオスは素っ気なく応える。
まったく、何処までツンデレなんだか……
ハルカが見てるってラティアスから知らされたとたん、張り切りだしたのは何処の誰だよ。
「このまま頑張って金も取れたら、ちゃんと夜にご褒美上げるね」
「……いらん、そんなもん……」
ほほう、なんだかんだで夜の調教も進んでるじゃないか。
「ですよねぇ……あんなに嬉しそうなお兄ちゃん、久しぶりに見ました」
「そこ、聞こえてるぞ。まったく、なんで俺までこんな変態連中に……」
嫌よ嫌よも好きの内ってな。しっかり染まってきたようだな。
「くっ……」
まんざら嫌でもないだろ、もう。
ま、それはさておき……次からも期待してるからな、ラティオス。
「……ふん」
夜はともかく、ラティオスの実力は本物だ。信頼して問題ない。
気をつけなければならないのは、こいつらを活かしきるために交代のタイミングを見誤らない事か。
今回はこのタイミングがキモ……俺の実力が問われる部分か。
こいつらを信用している分、俺もそこに気を配って頑張らないと。

銀を取るのでには1周を7戦セットとして3周する必要があった。
そして金を取るには更に3周、6周目まで勝ち進む必要がある。
そして……いよいよ、その6周目最後のバトルだ。
「ぐわはっはっ! お前はポケモン達と真にええ関係を築いておるようだな!」
ウコンが最初から豪快に笑い、歓迎してくれる。
ええ関係だってよ、ラティオス。
「知ったことか。俺には関係ない」
「嘘ばっかり……ご主人様、お兄ちゃん今回の事でご主人様のことかなり気に入ったみたいですよ」
「ラティアス!」
まあまあ。何にしても、これで最後だ。頼むぞお前達。
「ふん……」
「もちろん、頑張るよご主人様!」
「全力でご主人様の期待に応えます」
よしよし。さぁて、まずはキュウコン、行け!
「御意。いざ、参ります!」
ウコンのポケモンは……同じ炎タイプのウインディか。
キュウコンは貰い火の能力で炎タイプの技を全て無力化し、こちらの火力を強めてくれる。
その点でかなり有利だが、さて相手のウインディは……威嚇してきたか。
ということは、貰い火の力はないな。
つまりこちらの炎タイプの技は効くわけだが、それをキュウコンが理解してくれているかどうか
「鬼火!」
よし、判ってるなキュウコン。火傷を負ったウインディはじわじわと体力を減らされる。
あちらは神速で先手を取ったり、時には守って攻撃を防いだりしてくるが……火傷が効いて、まず一勝。
続いては……ケッキングか。
む、このパターンは……しかし同じ手を使うか?
とはいえ、ここは交代させるしかないか。キュウコン下がれ。ラティオス……
「まあ、一撃なら耐えられるだろう」
出際に、ラティオスが呟いた。アイツ、判ってるな……
交代した直後に、ラティオスが食らったのは……破壊光線。
地震ではないと思った。当然ラティオスも承知していたはず。それでも出てくれたか……すまない、ラティオス。
耐えきると言い切った宣言通り、ラティオスは耐えた。
そこからは自己再生を織り交ぜつつ、反撃。
破壊光線は強力な反面次の攻撃に備えるまでに時間の掛かる技だが
そもそも怠け癖のあるケッキングにはその時間は普段と変わらない……つまり奴にとっては意味を成さない。
それだけに、連発されると非常に厄介な技なんだが、連発してくることはなかった。
トレーナーが直接指示を出せるなら、こんな事はなかったろうな……ここはルールに助けられたかな。
ラティオスの頑張りで、ケッキングも撃破。
さて続いては……くっ、まさかこんなところで……いや、想定内か。
「ゆけ、スイクン!」
思えば、ヒースやジンダイも伝説と呼ばれるようなポケモンを出してきたんだからな、
ここでスイクンが出ても不思議じゃない。
さぁて、問題は……スイクンなら、おそらく持っているだろうあの技か。
「ぐっ!」
やはりか……吹雪を放ってきた。
まずいな……ドラゴンタイプのラティオスは氷タイプの技に弱い。当然ラティアスも同様。
残るキュウコンは氷タイプには強いが、そもそもスイクンは水タイプのポケモン。キュウコンとの相性も悪い。
スイクン相手に三人で総当たり……しかないか。
いや、ここはラティオスを信じよう。ハルカが育てたラティオスだ。やってくれると信じてるぞ……
「ラスターバージ!」
こちらの信頼を判っているのかどうか、ラティオスは攻撃と同時に相手の特殊防御力を下げる技、ラスターバージを連発した。
それを嫌ってか、瞑想をするスイクン。
その隙に自己回復して持ち直し……ん、これは……
スイクンは吹雪を放つが、外した!
元々命中精度は低い技だからな……こんな事もあるとは思ったが、これはラッキー!
これを逃さないラティオス、ここで更に自己回復で持ち直す。
そしてラスターバージ。蓄積していったダメージで……倒したか。
よくやったよラティオス。流石はハルカの奴隷だな。
「ふん、当然だ」
……「ハルカの奴隷」ってのは否定しないのか?
「……底意地の悪い男だな、貴様は」
ははは、いや本当によくやってくれたよ。
「凄かったよお兄ちゃん!」
「……ああ」
妹に褒められて照れてるなラティオス。
……もしかして、戦闘不能になって妹が同じように苦戦を強いられない為に踏ん張ったのか?
まあ、そうだとしてもそれでこの結果を出せるならたいしたモンだよやはり。
「いやはや、ようやったわ!! 全力の我が兄弟達でも歯がたたんとはなぁ! いやー、お前らは真にすんばらしい!」
ありがとよ、ウコンさん。あんたの兄弟達もたいしたものだよ。
ただ今回は、この兄妹がちょいと上回ったな。
「えー、私今回全然活躍してないよ?」
いいんだよ、お前がいるからラティオスが頑張れたんだ。なぁラティオス?
「知ったようなことを……」
さて、帰るか。お前の大好きなハルカが待ってる。
「貴様はどこまで……」
「そんなに怒らないの。事実でしょ?」
「ラティアス、だから俺は……」
「ちょっとは素直になろうよ。ハルカさん、褒めてくれるよ? それが嬉しいんでしょ?」
「……」
ま、良い関係を築いてくれてるようだな。ラティオス、ハルカのこと支えてやってくれな。
「……貴様に言われることではない」
そうかもな。さぁて、待たせちゃ悪いからとっとと帰ろう。
「ね、ご主人様。帰ったら……ね?」
判ってるって、ラティアス。キュウコンもな、今日はよく頑張った。
「ありがとうございます。こんな大舞台に立たせて貰って……これからも頑張ります!」
うむ。だが気負うのも良いが、今はちょっと肩の力を抜いておけ。
休息と、それと褒美も大切だぞ?
「はい……ご主人様」
よしよし。今夜はたっぷり可愛がってやるからな二人とも。
……バトルフロンティアも、ラスト一つか。さて、俺も夜を楽しんだら、大詰めだな。
またメンバー選びに悩みそうだが……それはまた、明日だな。
今夜を楽しまないと明日がないからね。さぁてどんなプレイをしてやるか……
そうだな……ハルカを交えて、兄妹の姿をそれぞれ見せつけながらってのもいいかな
「きっ、貴様どこまで……」
「うわぁ、それ恥ずかしいよぉ。でも……燃えちゃうかも!」
「ラティアス、お前は……」
くっくっく……まあ無理強いはしないが……興奮するんだろ? シスコンお兄ちゃん?
「やはり貴様は信用ならん!」
「えー、私のご主人様にそんなこと言わないでよお兄ちゃん」
「だからなぁ、ラティアス……」
妹には本当に弱いな。そのうちハルカにも弱くなりそうだ……っていうか、もうなってる?
「なってるよね。ハルカさんのこと大好きだから」
「ラティアス!」
こりゃ、今夜はかなり楽しめそうだな。

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Author:S-BOW

このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
基本的に脳内妄想をあるがまま文章化しているため、読みづらい点が多々あることをご了承ください。
また始めて読まれる方は、下記カテゴリーの「はじめに」をクリックして注意事項を一読くださると幸いです。
またエロい妄想はしていますが、ストーリーをなぞった形になっているので、エロシーンは一部を除きかなり薄めであることもご了承ください。
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