2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

BF:女になるコゴミ……

このシーンはコゴミ視点で書かれています。
また話自体は「BF:バトルアリーナ」の途中にあるシーンということになります。
本編もそうでしたが、コゴミのキャラが原作とはかなりかけ離れてしまっています。
そのような点で、「コゴミは俺の嫁」という方はむしろ読むと不快になるかもしれませんので
ご理解いただいた上でお読みください。



手紙を書いたときは、責任感しかなかった。
バトルアリーナのキャプテンという、その責任だけ。
それだけなのに、アタシは……とんでもないことを書いていた。
アタシに勝てたら、アタシを好きなようにして良い。
手紙を送る相手……タカマルというトレーナーの「噂」を頼りに、
彼を再びアリーナへ連れ戻す最善の方法として……これはか思いつかなかった。
女癖が悪く、数多くのジムリーダーが彼の毒牙に掛かったと聞いた。
そして先日も……バトルチューブのアザミさんまで彼に、その……色々、されたらしい。
書いたときは勢いだけというか、深く考えていなかったと思う。
責任感、本当にそれだけだった。
でもここまでして彼をアリーナに来させるだけの意味が、本当にあるんだろうか?
アリーナ門下生の方々は、気にするなと言ってくれた。
これまでにだって、どんなトレーナー相手に「演出」を名目に軽口を叩いてきたのだし
たまたま負けたからって、アタシの言動に問題があったわけではない……と。
みんな、とても優しい。
優しいから、甘えちゃいけないと……思う。
私はキャプテンだから。
だからどんな手を使ってでも、アリーナの威厳を保つために……彼に勝たないと。
その為にアタシは、自分を賭けた。
それが正しい選択だと信じて。
アタシは門下生の方々同様に、わざわざ慰めに来てくれたダツラさんに手紙を託し
あのトレーナーがまた勝ち上がってくるのを待っていた。
待っている間……ずっと、彼のことばかり考えていた。
どうバトルして勝つか。最初はそんなこと。
次第に、勝つために彼をもっとよく知ろうと、彼の噂に耳を傾け、バトルの様子をずっと見ていた。
本当に強い……ある意味噂通りの人で、それ以上の人。
ポケモンとその……色々しているって噂は本当らしいけど
それとは別に、本当に……愛しているんだなって、よく判る。
そしてポケモン達も彼を、信頼しているんだっていうのがバトルを見ているだけでもよく判る。
トレーナーの指示に対しての反応が早い。あれは本当に信頼していないとあそこまでにはならない。
ずっと彼を見ていたら、彼があの時……アタシに凄く怒ったのが、よく判った
強いのに弱そうと言われたから……じゃない。
彼はいつでも本気だから。どんな相手にも、全力でバトルをしている。
だから負けた相手も、すがすがしい顔をしている。
バトルを楽しんでるから……お互いあんな顔が出来るんだ。
アタシは……楽しんでたかな? そして相手は……楽しんで貰えてたかな。
キャプテンとして勝ち続けないといけない、そして「演出」もこなさないといけない……
楽しんで……なかった。ずっと……だから彼は、怒ったんだ。
言葉や態度に怒っていたんじゃない。アタシがバトルに本気を出さない癖にあんなことを言ったからだ。
彼は……凄いトレーナーだ。言動の責任をバトルで示して、それで相手に誠意を伝えている。
だからみんな、負けても笑顔なんだ……
ずっと彼を見ていたら、私まで楽しくなってきた。
そして……早くバトルがしたいと、心からそう思えた。
いつの間にか、彼は私の理想になっていた。
強くて、それでいて相手を楽しませることが出来て……彼こそ、理想のフロンティアブレーンじゃないかな?
これまで多くのジムリーダーが彼にその……惹かれたのもよく判る。
女の人ばかりじゃない。男の人も。
あのダツラさんもべた褒めだったし、前にカントーからジムリーダーが沢山来たときも……男の人も何人かいた。
カリスマ性か……アタシには無いな。だから……憧れてるのかな、あの人に。
憧れ……か。それだけ、なのかな……
なんだろう……彼を見ているだけで、高鳴るこの気持ちは……
これからバトル出来る期待と、そしてその後……
手紙を書いたときの気持ちは責任感だけ。
でももし今手紙を書くなら……込める気持ちがまるっきり変わっていたと思う。

負けたときは、本気で悔しかった。
でも、楽しかった。ポケモンバトルって、本当はこんなに楽しい物なんだ……改めて、それを思い出した気分。
バトルが楽しくて仕方なかった、あの頃。いつの間にかキャプテンになって……この気持ちをどこかに忘れて来ちゃった。
それを思い出させてくれた彼……そんな彼を見る目が、自分でも変わったと自覚せずにはいられなかった。
「コゴミ、あの手紙なんだが……」
だからバトルが終わった後、彼が手紙のことを持ち出した時……頬を真っ赤にして俯いてしまった。
嫌だからじゃない。書いたときとは違う感情が芽生えていて……だから。
「……うん、ちゃんと……守るよ」
守ると言うよりは、そうして欲しいと、思った。
「いや、無理しなくて良いんだぞ? さすがにこれは……」
「ダメ! あっ、アタシは……もっと、ちゃんと、大人に……なりたいの」
手紙の通り、アタシを……抱いて欲しかった。
アタシは、この人に自分を変えて欲しかった。
この人なら……アタシを「大人」にしてくれると、思ったから……。
我が儘かな。もしこれが我が儘なら……こんな我が儘を言う子供なアタシを、大人にして欲しい……。

自分から望んだことだけど、でもやっぱり……恥ずかしい。
「ほぉ……着やせするタイプなんだな」
ベッドに腰掛けながら、彼は裸になったアタシを上から下から……何度も何度も見つめている。
「ダメダメ隠しちゃ……折角なんだから、良く見せて」
恥ずかしさのあまり胸を手で隠すと、彼に怒られてしまった。
おずおずと腕を下ろし、アタシは起立の姿勢でじっとしていた。
恥ずかしさと緊張で身体が震えてる。頬も熱いけど、身体全体が真っ赤になって火照っているのが自分でもよく判る。
「自分でも鍛えてるんだってね……引き締まっていて良いプロポーションだ。うん、素敵だよ」
普段はピッタリしたスウェットスーツの上に道着を着ているから、ボディラインはよく見えないと思う。
だから……というわけではなく、私の身長もあって、身体のラインを褒められた事なんて無かった。
そもそもアタシは……「女の子」として褒められたことはあっても、
「女性」として見られた見られたり褒められたり、そんなこと今まで無かったから……こんな事言われたらとても気恥ずかしい。
だから余計に、見られ続けるのが耐えきれなくて、アタシは目をつぶってそれに耐えていた。
耐えながら、でもなんか……見てくれているのが、どこか……心地好いような……変な気分。
「おいで」
見られ続けることからようやく解放され、アタシは彼の近くへと駆け寄った。
そして彼に勧められるまま、彼の横に腰掛ける。
「それじゃ、まずはキスから教えてあげよう」
彼の手がアタシの顎を引き、そしてゆっくりと、彼の顔が近づいてくる。
またあたしは思わず目を閉じてしまう。
そして唇に感触……彼の唇が触れている。それを直感し、全身になんかこう……痺れに近い、妙な感覚と感情が駆けめぐった。
ただ唇同士を触れ合うだけ。それだけなのに……心がぽかぽかと暖かくなる。
そして彼がギュッと抱きしめてくれる……それがとても、心地好かった。
「んっ!」
不意に、唇をこじ開けるようにして何かがアタシの口へと入ってきた。
舌だ。彼の舌が、アタシの舌に絡まってきた……これもキス? これが……大人のキス……。
「ん、はふ、んっ……」
何をどうして良いのか、判らない。でも彼の舌は容赦なくアタシの口の中で蠢き、色々なところを刺激する。
こそばゆく、でも痺れるような……快感? これ、気持ち良いって事なのかな……
頭では判らないけれど、アタシはいつの間にか自分の舌も彼の舌のように動かしていた。
舌同士でじゃれるような、そんな感じ……唇を押しつけ合って、アタシは夢中で舌を動かす。
コレが大人のキスなんだ……アタシはされるままに舌を受け入れ、戸惑いながら舌を動かし、全てを彼にゆだねていた。
どれくらいキスをしていたのか……ふと、彼の唇が、舌が、アタシから離れていく。
もっと、していたい……アタシの舌がそう訴えているのか、名残惜しそうにアタシの口からだらりとはみ出している。
「どう?」
「ふぁ?……なんか、よくわかんない……」
判らないというか、なんて表現したら良いのかが判らなくて……
言えるのは、とても心地好かったこと。出来るなら……まだしていたい。
「そっか……コゴミは可愛いな」
彼はアタシの頭を撫でながら、微笑んでくれた。その笑顔がこそばゆくて気持ち良くて……嬉しかった。
「ん、ひゃっ!」
その笑顔が不意に下へ降りて、アタシの視界から消えた。
と思ったら、アタシの胸に湿った感触……彼がアタシの胸を舌で舐めている。
「そこ、そん……んっ!」
「いいから、全部任せて」
言われたとおり、アタシはされるままに身を任せてみる。
チュッと音を立ててアタシの胸にキスしたり、キャンディを舐めるみたいに乳首をペロペロしたり……される度に、アタシは小さく声を上げてしまう。
「いいよ、もっと声出して。可愛い声、もっと聞きたいな」
そう言いながら、彼は反対の胸を手で揉み出した。
指先で優しく揉んだり、掌で強く揉んだり、時には乳首をつまんだり、舌と手を入れ替えたり……
「ん、こんなの……あっ、ん!」
言われたからじゃない。むしろ恥ずかしいから出したく無いのに……声が出てしまう。
自分でもこんなに自分の胸を触ったことないし、それに胸がこんなに……
「気持ち良い?」
「え、ん……ひぁっ! よ、よく、わかんない……」
「ふふ、そう……」
わかんないっていうか、初めてだよこんなに……気持ち良いの。胸ってこんなに感じるものなの?
「ひあ、そこ、ダメ!」
さわさわと撫でられる太股。その時から予感してたけど……ゆっくり手は内側に近づいてきて、
彼の手は……アタシの、大切なところに届いていた。
「判るかい? ほら、濡れてるんだよ」
「わ、わかんない、わかんないよぉ……」
なんで濡れているのか、判らない。でも、濡れているという事がどんなことかっていうのは……判る。
初めてだけど、アタシにだってそういう知識は……ちょっとはある。
だから自分が……感じているんだって、彼に感じさせられているんだってのは、判る。
「足を開いて……大丈夫、恥ずかしくないよ」
「嘘、恥ずかしいよ……こんなの、ん、ひぁあ!」
ピッタリと足を閉じてしまうアタシ。でも彼は構わず太股の隙間に指を入れて、アタシの大事なところを撫でてくる。
指が動く度に、大事なところが擦れて……あの痺れに似た気持ち良い感じが、股から全身へと駆けめぐる。
「これがクリトリス……ここ、判る? 気持ちいいだろ?」
「やっ! ん、きもちい、とか、わかんない、けど、んっ!」
凄く敏感になってる、アタシの、その……クリトリス。
アタシがそこへ目を向けると……今彼が舐めている乳首みたいに、
アタシの大事なとこにあるそれが、ぷっくりと大きくなってるのが見えた。
「もっと気持ち良くしてあげるね」
「もっと……や、そんな、きたな、ひあ!」
乳首みたいになったそれを、彼は乳首みたいに舐め始める。
乳首もその……気持ち良かったけど、そこは……もうダメ、まともに考えが……
「そん、な、んっ、ひぐぅ! なめ、なめちゃ、だ、だめぇ……」
「なんで? 気持ち良くない?」
「きも、きもち、いい……です。でも、そこ、は……んっ!」
「気持ち良いなら、それで良いんだよ。大丈夫、気持ちいいって事だけ受け止めていれば」
いつの間にか、アタシは閉ざしていたはずの足を開いていた。それも大きく。
無意識に? ううん、彼が手で開いたんだと……思う。でもそれをまた閉じる気にはなれない。
気持ち良いことだけをなんて……無理。
気持ちいい事と、それをしてくれているのが……彼なんだって、その意識は絶対に無くならない。
彼が気持ち良くしてくれている。それが……良い。それがとても心地好くて嬉しくて……。
「判る? 奥から君の愛液がどんどん溢れてるの……」
「わかんない、わかんないよぉ……ん、ふぁあ!」
ピチャピチャと湿った音が耳まで届いてる。アタシが、凄くいやらしい娘になってるのは、判ってる。
判ってるけど……認めたくない。いやらしい娘だって、思われたくないから……
「とってもいやらしいねコゴミは。それがとっても可愛いよ」
え? いやらしいのが可愛いの? アタシ可愛いの? 彼は……それが良いの?
もう本当に判らない。何がどうなっているのか。
ただ……全てを彼に投げ出せば良いんだって、全部預けちゃえば良いんだって、それだけは……判る。
「もういいかな……コゴミ、君を貰うよ」
アタシを貰うって……それって……
彼がアタシの大事なところから唇を離して、ベッドの脇に立っている。
不安になりつつ彼を見ると、彼は大きな……彼の大切な物を握っている。
おっきい……あれがアタシに……無理、あんな大きなのは……。
拒絶する暇もなく、彼はアタシの両足を掴んで持ち上げる。
アタシはベッドに寝たまま、ベッドの外から彼に脚を広げられ腰を上げられ、そして……
「ゆっくり入れるよ……痛いけど、我慢してね」
「ふぁ、い……ん、ひっ、ぐぅ……んぁあ!」
痛い……思ってたより痛い……アタシは思わずベッドのシーツをギュッと掴んで、瞳も閉じて、痛みに耐えた。
こんなに痛いのに……痛いのに……アタシはとても嬉しかった。
「これでコゴミも……大人だね」
「い、ぐ……ん、おとな……に、なったんだ……」
大人になれた。大人にしてくれた……それが嬉しくて、痛みなんかよりも嬉しくて、アタシは……泣いていた。
「痛かったよね。ごめんねコゴミ」
「ちがうの、痛いけど……ううん、違うの」
嬉しいと、素直に言えなかった。ちゃんと彼に伝えられないもどかしさ……でも彼は、笑顔でアタシを見ている。
この人は……みんな、アタシのことを判ってる。そんな笑顔。
ダメ、もう駄目だアタシ……取られちゃった。
大人にして貰った代わりに、アタシはこの人に……心をみんな、取られちゃった。
「動くよ……大丈夫」
「うん、大丈夫……動いて、タカマルさんも気持ち良くなって……」
そう、アタシばかりで彼が全然気持ち良くなってない。
こういうのって、お互いが気持ち良くならないとダメなんだよね? それじゃあ彼も気持ち良くならないと。
「ひっ、ひぐ! ん、いっ、ん、んっ!」
やっぱり痛い。痛いけど……我慢しないと、彼が気持ち良くならない。
彼を気持ち良くしないと。アタシはそれを支えに、痛みに耐えている。
「コゴミ……気持ち良いよ。君とこうしていることが、気持ちいいんだ」
「あっ、あた、アタシも、きもち、いい、です、いっ、ぐっ! ん、いた、たいく、ない、です、から、んっ!」
ちょっと無理してる。でも、本音。アタシも彼とこうしてるのが気持ち良くて、幸せで……
それに、本当に痛みも……薄れてる。
その代わりに、アタシの中がなんだかとっても……これ、気持ち良いっていうあの痺れる感じ……それがする……。
「コゴミ……出すよ」
「だっ、出すって……ん、あっ、ああ! あ、あの、な、なか、なかで、して、だ、して、くだ、さ、んぐ! あ、なかに、だし、ひぐぅ!」
妊娠しちゃうかもとか、そんなことは考えない。中に欲しい。とっさにそう思った。
何でだろう? 妊娠したいのかな……ううん、それもたぶんあるけどそれだけじゃなくて……
彼が欲しい。たぶん、そんな漠然とした気持ち。
「コゴミ……コゴミ!」
「あ、こ、これ……ん、なか……出てる……出されてる……」
彼の腰が止まって、中に熱いなにか……これが男の人の……暖かくて、なんかとても……幸せな気分。
「あの……気持ち良かった、ですか?」
「もちろん、だからこうして出たんだよ……とても良かったよ、コゴミ」
彼は繋がったまま、アタシの頬にキスしてくれた。
もうダメだ。本当にみんなあげちゃった。アタシこの人じゃないとダメ。
「コゴミはまだ逝ってないよね?」
「あの、逝くってその……ん!」
尋ねながら、また彼の腰が動き始めた。
「まだ痛い?」
「いっ、痛みはそんなに、でも、その……ん、ふあ!」
アタシの中で、彼のがまた動いて、そして……大きくなってる。
内側から彼に擦られて、アタシの中が……ちょっと痛くて、そしてとっても……気持ち良い。
「こ、これ、ひ、ん! おっ、おっきいのが、あた、アタシの、なか、なかで、こすれ、て、ん、ひぅん!」
「擦れて、気持ち良い?」
「きも、は、はい、きも、きもち、いい、です、きもち、いい、ふあ、たか、タカマル、さん、きもち、いい、いい、ん、あっ、ふぁあ!」
腰を打ち付けられる度に、アタシは声を上げている。
その声を、彼は可愛いと言ってくれる。だからアタシはもっと声を出した。
「ひあ、きも、ち、い、あ、ん、あっ、あ! い、あっ、ん、んぁあ!」
「可愛いよ、コゴミ……コゴミ、好きだよコゴミ……」
「す、すき、あ、ん! あた、アタシも、すき、すき、すき、すきなの、すき、すき、ん、い、いあ! すっ、すき、すき、すき!」
好き、大好き! もうダメ、好きで好きでたまらなくて……もう、それしか考えられない!
「すき、すき、す……き、い、ん、あ、ふぁ! す、あっ! すき、すき、すきぃぃぃいいいいい!」
アタシは背を反らして、絶叫しながら身体を震わせていた。
「逝ったみたいだね、コゴミ」
これが逝ったって事? 気持ち良くて幸せで……最高の瞬間。まだ身体は震えてるけど、スゥーっと、痺れが引いていくのがまた心地好くて……でもそれがちょっと寂しくて。
「コレで本当に、大人の女だねコゴミも」
「大人……アタシ、大人になったんだ」
でももう、それはどうでも良い。大切なのは大人になった事じゃなくて……
「あの、アタシ……タカマルの女、ですか?」
卑猥だなって、自分でも思う。なんて事を聞いているんだって……
でも彼の噂を聞いていて、そして彼が気になって、そしてこんな関係になって……アタシにとって、これはとても重要なことになっていた。
「……判ってる? 俺がどんな男かって」
「うん……強くてたくましくて頼れる人で……いっぱい女の人がいて、アタシも、その一人になりたいの……ダメ?」
複数の女性を囲うのは、褒められた事じゃない……って、言われてる。
でもそれって……どうしてなんだろう? だってアタシは……そんな彼に惹かれて、その中に入りたいって思ってる。
それがいけないことだなんて……どうしても思えない。
だって……それってすごく幸せなことだよ?
「しらねぇぞ? 色々……苦労したり辛かったり……するぞ?」
「いいよ……アザミさんもいるし、大丈夫だって!」
アタシは身体を起こして彼に抱きついて、今度はアタシから彼にキスをする。
「……俺の女になるんなら、もっといやらしくならないとな」
「あっ、ん! また……ふあ、ん、あっ!」
また彼の腰が動き始めた。グチャグチャと凄い音がしてる……
よく見たら、あたし達の繋がってるところが凄いことになってるみたい。
白いのと……赤いのは、アタシの血か……アタシ、大人になったばかりなのに、もうこんなに……
でもそうだよね、アタシは彼の女になるんだから、もっといやらしくらないと!
「ふあ、ん! きもち、いい、ふふ、あた、あたし、いやらしい?」
「ああ、いやらしいよコゴミ……俺の女に相応しい、いやらしさだ」
「あ、んっ! ふふ、うれし、うれしい……タカマルぅ、ん、ふぁ、ん!」
幸せ。まさかこんな事になるなんて……手紙を書いたときには思ってもいなかった。
アタシは生まれ変わった。小生意気な子供からいやらしい大人へ……
彼のために、アタシはもっと変わっていく。変えられていく……それが幸せで、そして楽しみ。

「ね、ん、クチュ……お願いが、あるんだけど」
ベッドに腰掛けた彼を見上げながら、アタシはお強請りを始めた。
彼からいやらしい女になるための訓練……フェラチオの仕方を教わりながら。
「お兄ちゃん……って、呼んで良い?」
「な、お兄ちゃんだぁ?」
やっぱり……驚いた。そうかなぁとは思ったけど……
「ダメ?」
「ダメって言うか……なんで?」
嫌がっていると言うよりは戸惑ってる見たい。
なんか……可愛いなぁタカマルさん。やっぱりお兄ちゃんって呼びたくなっちゃう。
「うーん……そんな雰囲気だから!」
「雰囲気って……なんだかなぁ」
雰囲気っていうか、理由ちゃんとある。
アタシは彼の女になったけど、でもアタシは彼を「男」って見ることが出来ない。
彼はとても強くて……ポケモンバトルにおいて、全てが理想。
そして彼はアタシをちゃんと叱ってくれて……でも褒めてくれたり甘えさせてくれたり、支えてくれたり……
だから恋人とかそういうのよりは、お兄ちゃんってイメージが強くなってた。
そう呼びたくなるアタシは、まだ子供なのかな……でもそんなイメージが強すぎて、もうお兄ちゃんとしか呼びたくない。
「まあ……小生意気で我が儘な妹ってのも悪くないか」
「えー、「可愛い」が抜けてるよ? お兄ちゃん」
「ったく……さっきまでのしおらしさは何処へ行ったんだか」
そう良いながらも、お兄ちゃんはアタシの頭を撫でながら笑ってくれる。
うん、やっぱりお兄ちゃんだ。アタシの、大好きなお兄ちゃんだ。
「ほら、俺の妹ならもっといやらしくならないとな……先を軽くしごきながら、袋とその付け根を……そう、そこを舐めて」
「ん、ここだね……ふふ、気持ち良い? お兄ちゃん」
お兄ちゃんのがピクピクしてる。気持ちいいんだ……ふふ、なんか可愛い。そして……嬉しいよ、お兄ちゃん。
「コゴミ……可愛いよ、コゴミ」
「えへへ……ん、クチャ、チュ……」
いやらしくて可愛い妹。お兄ちゃんの女になったアタシが目指すところ。
そして……こんなお兄ちゃんを持ったことで周りから色々言われないように、キャプテンとしても頑張らなきゃ。
大丈夫、お兄ちゃんからはいやらしいことばかりを教わった訳じゃないから。
妹として恥じることのない、そんなキャプテンになってみせるから、お兄ちゃん。
もちろん、お兄ちゃんの女として、もっといやらしくもなるから……だからもっと可愛がってね、お兄ちゃん。

0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

ブログの説明

S-BOW

Author:S-BOW

このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
基本的に脳内妄想をあるがまま文章化しているため、読みづらい点が多々あることをご了承ください。
また始めて読まれる方は、下記カテゴリーの「はじめに」をクリックして注意事項を一読くださると幸いです。
またエロい妄想はしていますが、ストーリーをなぞった形になっているので、エロシーンは一部を除きかなり薄めであることもご了承ください。
※18禁ブログです。18歳未満の方は閲覧しないようお願いいたします

最近の記事

カレンダー

04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

メールフォーム

名前:
本文:

リターンメールが欲しい方は、本文にアドレスを記載してください

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索