奴隷ハーレム妄想でエロポケモン

ようやく訪れた３番道路。
ここでは多くのトレーナーが、まるで待ち伏せていたかのように数多く点在し、俺に挑んできた。
当然、全て返り討ちにしたが。
とはいえ、楽勝とは言い難い。
捕らえ奴隷にしたばかりのピカチュウのトレーニングも兼ねているためだ。
まずピカチュウをバトルの場に出し、すぐに他の奴隷と交代させる。
これだけでピカチュウのトレーニングになるのだから……見取り稽古というものなのだろうか？
ともかく、多少面倒でもこれでピカチュウが強くなってくれるならありがたい。
問題はむしろ、他にあった。
「私絶対、レギュラーから降りないわよ」
図々しくも自らレギュラーの座に居続けると宣言したのは、ポッポ。
「オニスズメ」を新たな奴隷として捕獲した直後のことだった。
彼女が加わることで、奴隷メンバーは７人。
基本的にトレーナーは「手持ち」として６人までしか連れ回せない。
つまりこの時点で、誰かをメンバーから外さなければならないのだが
同じ鳥ポケモンであるポッポはオニスズメの加入によって外されることを嫌い、
真っ先に拒絶の姿勢を示したわけだ。
ポッポは先日の失敗……まあ、あれは俺の指示ミスでもあるが……それがあるため
尚更自分が外されると危機感を持ったのだろう。
奴隷間の争いは好ましくないが、しかし競争心を煽るのは調教時には有効だ。
「俺はかわいげのある奴隷が好きだな」
つまり、奴隷として俺を満足させられる方がバトルでもレギュラーだと、そう宣言した。
どう勝つかより、どんな奴隷を連れ回すのか。俺にはその方が重要だ。
おかげで調教に積極的でなかったポッポの調教がしやすくなった。
オニスズメも、種としては落ち着きのないポケモンなのだが
俺のオニスズメは性格が冷静な為か、自分の立場をちゃんと理解しているだけ調教はやりやすい。
それが更にポッポの中で火を付けているのだろう。最近のポッポは積極的だ。
「ね、んっ……私の方が、気持ちいい、でしょ？」
ただ人の気持ちをくみ取れない、図太い性格の彼女をキチンと奴隷らしく振る舞わせるのには
まだ時間が掛かりそうだが……
オニスズメも冷静に立場をわきまえているが、素直になったわけではないので
これからの調教次第ってところか……これからどう育つか楽しみだ。

レギュラー問題はこの二人だけではない。
俺はこの道路で他に、「ニドラン♂」「プリン」「マンキー」を捕獲している。
ニドラン♂は図鑑のために捕獲しただけなので当然レギュラーとは無関係。
プリンは♀を捕獲したが、ロリすぎて俺の趣味ではない。調教はするがレギュラーからは外す。
マンキーは格闘タイプのポケモンということでバトルで重宝するだろう。
性格も……こいつも種としては暴れる性質のはずだが、素直な為に調教しやすい。
つまりレギュラー候補というわけだ。
そして更に……
５００円でコイキングを買わないか、と俺に話しかけてきた男がいた。
♀か、と尋ねたら♀だと言う。
俺は即答で買った。
「あのご主人様……コイキングを５００円というのはあまりにも……」
「即戦力にはなりませんし、そもそも釣り竿があればいつでも……」
連れ回しているリザードとピカチュウが俺に意見する。
慎重な二人が言うことも判るし、自分達のレギュラー落ちを危惧しているわけでもないのは判る。
しかし、しかしだ。♀なのだよ。それだけで買うに充分値する。
それにまだ俺は釣り竿を手に入れていない。
コイキングは即戦力にはならないが、尚のこと育てるなら早い方が良い。
というわけで、コイキングを奴隷商人（？）より買い取った。
「調教？ んー……よく判らないけど横になっていればいいのかな？」
脳天気な性格のこいつは、まさにまな板の上の鯉。調教のしがいがない。
しかしまあ、これを調教しエロエロにしてしまうのが醍醐味ではないか。

そんなこんなで、現在のレギュラー（手持ち）は
コイキング，ピカチュウ，リザード，ポッポ，スピアー，コラッタ
オニスズメとマンキーは控え。トレーニングのために入れ替えをたまに行う方針。
「私は夜、ご主人様のお役に立てれば……」
すっかりいい女に成長したバタフリーは、夜の蝶になることを選んだ。
穏やかで争いを好まないのも、理由の一つだろう。
彼女の持つ痺れ粉などは調教時に役立つこともあり、調教補佐としても役立ちそうだ。
「その代わり……沢山、可愛がってください」
幼虫時からは考えられないほど妖艶になったな。うむ、主人として満足だ。