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BF:バトルチューブ

バトルファクトリーをどうにか征したが……さて、次は何処にするかな。
「面倒なものからという意味でしたら……ここはどうですか?」
ふむ……バトルチューブね。運の要素が左右する施設か。
運ねぇ……まあ正直、ここまで俺も強運だけで来られたような所は多いが
それを求められるってのは……自信があるとは言い難いな。
確かに不確定要素が多いだけに、先に片付けた方が良さそうだ。
よし、ここにするか。
さて、そうなるとメンバーか……
「この施設では、途中で強制的に状態以上にさせられることもあるみたいですね」
らしいな……となれば、状態に強い特性を持つ奴隷を三人選んだ方が無難か。
ならば……まずは自然回復の特性を持つ奴が良いな。
チルタリス、ロゼリア。まずお前達頼むぞ
「おっけー! オーレ以来の公式戦だぁ! 頑張ろうねロゼリア!」
「はい……精一杯勤めさせていただきます」
二人は同じチームとして参加するのは初めてか……まあ心配なさそうだが。
ふむ……折角だから、オーレとホウエンの二人がいるんだからカントーから一人選ぶか。
特性を考えれば、脱皮を持つアーボックなんだが……彼女は夜の調教は完璧だが、バトルの訓練は全くしていないからなぁ。
「ロケット団時代から私の仲間だったアーボック(♂)は、脱皮ではなく威嚇をもってますしねぇ」
こればかりは仕方ないな。さて残っている面子からだと……そうだな、やる気で眠らされないオコリザルが適任か。
頼むぞオコリザル。
「判りました。ご主人様のために頑張ります!」
これでメンバーは決まったな。
後はオコリザルにはラムの実、チルタリスにはクラボの実、ロゼリアにはナナシの実を持たせ準備完了。
本当は全員にラムの実を持たせたいんだが……ルールによって同じ物を持たせられないからな。
後は……施設の方針通り運に任せるしかないか。
まあ俺の奴隷達なら、運なんかに頼らなくても乗り越えていけるだろうがな。

バトルチューブは三つの部屋から一つを選んで進んでいき、7つの部屋を通り抜ければ一周。
そして二周ごとにチューブクイーンを名乗るフロンティアブレーンとの勝負になる。
バトルの回数などから考えれば一番楽な施設だとも言われているらしいが
ちょっとした不運が重なれば、とたんにクリアが難しくなる施設でもある。
部屋を選ぶ際も、入り口前にいるメイドからヒントを貰えたりもするが
これもヒントによっては心理を揺さぶられる事もあるし……イベントとしては面白いな。
やってる方としては、腹の立つこともあるが。
客観的に見て楽しめるバトル……ニシエダらしい施設だな。
客観的にといえば……なんだろう、ここの内装は。
ヒントをくれる女性がメイドの格好をしていたように、
内装はピンクと赤を基調とした、華やかなデザインで統一されている。
だが、施設の外装は真逆で、入り口はハブネークを模したデザインだったぞ?
なんだこの差は……ニシエダの趣味なのかここのフロンティアブレーンの趣味なのか……
別にどちらも悪い趣味だとは思わない……むしろ面白みのあるデザインだと思うんだが
外装と内装の落差があまりにも大きいので、気になってしまう……これも心理作戦なのか?
まあいい……とりあえず俺はヒントを頼りに、出来る限り戦闘を避けたり回復させたり、
時には勘が外れてバトルになったり状態異常にさせられたりと
そんなことを繰り返しながら一周目を突破。二周目も今ラストの部屋直前まで来た。
最後の相手は当然変わらないが、ここでは選んだ部屋によって回復の有無があるそうだ。
俺が選んだ部屋は……回復無しか。運がなかったな……だが、万全ではないがこの程度なら問題ないだろう。
「あたしはアザミ……ここの主、チューブクイーン……」
ふむ、なんか静か……というよりは、なんつーかレディース? ちょっと怖い感じの女性だな。
衣装はハブネークのコスプレといった感じなのがその雰囲気をいっそうもり立てているが……
内装が内装だからなぁ……少なくとも、この女性は外装のイメージなんだがな。
とりあえずなんだ……こう、俺好みの女じゃないか!
「ご主人様なら言うと思いました」
「また……怒られますよ?」
いいんだよ、チルタリス、ロゼリア。俺は開き直った!
「……そっちのおしゃべりは済んだ?」
あ、すまん。待たせたな。
「……おしゃべりは好きじゃないからね。さっさと掛かってきな」
あらら、嫌われた? ま、ここで格好良いとこ魅せて惚れさせてみようか?
「……あなたの運、ここで尽きなきゃいいけどね」
なに、女運だけには自信があるんだよ。頼むぞチルタリス!
「了解!」
アザミのポケモンは……見た目通りハブネークか。
チルタリスと特に相性の良い相手ではないが、彼女の実力なら何の問題もないだろう。
次に登場したミロカロスも、問題なかった。
問題があったのは……最後に出てきたツボツボだ。
こいつは防御力が異様に高い上に、自己再生までする厄介な相手。
しかもこちらを毒状態にして長期戦を狙ういやらしい戦術でくる。
ふむ……見た目の割にはチキンだな、あんた。
「なんだと……」
聞こえなかったかい? 臆病なお嬢ちゃん。
「……」
凄い勢いで睨みつけてきたな……おっと、挑発もいいけどちゃんとバトルもしないとな。
相手が長期戦に出るなら、それに乗っかるまで。こちらもロゼリアが相手を毒状態にし
こちらが毒になったら交代して回復を繰り返した。
つまり、長期戦になると不利なのはむしろ相手。
自己再生だって限度がある。こっちは三人とも残っているから……時間は掛かったが余裕勝ちだな。
「……フロンティアパスをよこしな……」
シンボルを刻んでくれるのは良いけどさ、この施設……っていうか、あんたとのバトルは、このままじゃつまらないな。
「ご主人様、いくらなんでもそこまで……」
いいから……なあどうだ? お嬢ちゃん。ここは「運」を試すバトルチューブだ。
俺とちょっとした賭をしないか?
「……言ってみろ」
次の勝負、俺が勝ったら一晩付き合って貰う。俺が負ける、あるいは俺が途中で失格になったらあんたの勝ち
そうなったら金でも何でも、あんたが望むことをしてやるぜ……どうだ?
「……くだらない」
あっそ。まぁチキンなお嬢さんには荷が重いか。
そりゃそうだよな、あんたには分が悪い賭だもんな。
この俺様相手にあんたが勝てる見込みなんて無いよ。
所詮チューブクイーンなんてたいそうな名前付けたって、この程度だったからなぁ。
「……いいだろう、掛けに乗ってやる。あたしが勝って、あんたの情け無い姿をフロンティア中に晒してやる」
OK、そうこなくっちゃな。
それじゃ、楽しみにしてるぜお嬢ちゃん。
「……さっさと消えな」
……よし、うまく乗ってきたな。
「……ご主人様、なにか悪巧みしてきたって感じですね」
おおリーフ。まぁちょっと……な。
「ふぅん……早速一人目をゲット、って算段ですか?」
流石リーフ、鋭いね
「判りますよ……ここのフロンティアブレーンって、確か女性でしたから。はぁ……まあ想定済みですけど」
あはははは……まあなんだ、ハーレムの主人ってのはこんなもんだ。
「開き直って……でも迎え入れるなら、ちゃんとお願いしますよ? ギスギスしたのはイヤですからね」
任せろ。勝算はある……まあ見てな。

「……あんたか」
四周目ラストも難なくたどり着いた。自分で言うのも何だが、女が絡むと運が向上するからな俺は!
「……花も嵐も踏み越えてきたこのあたし……そうそう、同じ相手に負けてやる必要もないね」
なるほど、この前とは気合いの入り方が違うな流石に……くく、こうでないと面白くないよな。
「いいわ、やってやよ……おらっ!! かかっといでっ!!」
今までにない、大声を張り上げ気合いを入れるアザミ。いいねいいね、気合い入ったアザミはなかなかに美しいぞ
……って、俺どこの悪役?
「私に訊かれても……」
まあいい。気圧されるなよチルタリス!
「もちろん!」
アザミの戦術に違いが見える。相手を異常状態にして追い込む作戦ではなく、攻めまくる戦術に切り返してきた。
やるな……だが、それでへたれるチルタリスじゃない。
最初の相手、ハブネークは撃退した……が、チルタリスはかなり体力を減らした。
ここはロゼリアに交代だ。
「はい……いってきます」
「……ハガネール、出番だ」
ちっ、ハガネールか……まずいな。ロゼリアとは相性が悪い。
「どうした……毒でいやらしく攻めるんじゃないのか?」
けっ、言ってくれる……ハガネールには毒が効かないからな、ここは宿り木の種をまいて退却させるか
「……臆病なんだね、あんた」
ったく、根に持ってやがるな……まあ当然か
交代したオコリザルで押しまくり、どうにかハガネールを倒せる……って時に
「……大爆発」
そう来たか……大丈夫か、オコリザル。
「申し訳ありません……」
いい、良くやった。さてアザミの最後は……
「……ギャラドス、やっちまいな」
なるほどギャラドスか……水タイプだが飛行タイプどもあるギャラドスは、ロゼリアの草攻撃がさして効かないか。
だがここはやはり宿り木の種をまいて万全は整えておこうか。
2対1と、数では有利だが……難しいな。ここはさらに、毒も与えておくか。
「くっ……」
やられると嫌なモンだろ? ま、勝つためには手段を選んでられないからな。
「……眠れ」
そんな技も持ってたのか……しかもカゴの実も持ってすぐに起きやがった。
こりゃ、キツイ長期戦になるな……だがこの程度、俺の奴隷達なら乗り越えるさ。
「当然です! オーレでの苦しみに比べたらこんなものぉ!」
チルタリスも気合いが入ってきたな……よし、どうにか勝てたか……良くやったぞみんな。
「ちくしょおぉぉぉーーー!!」
悔しさを大音量で吐き出すアザミ……その気持ちも判るがね。かなりの接戦だったからなぁ。
だが勝負は勝負、俺の勝ち。アザミ……今夜、待ってるぞ?
「あんた……一生忘れないからね……」
ああ当然だ。今夜は忘れられない夜にしてやるよ

俺はバトルフロンティアを離れ、カイナシティの高級レストランにいる。
当然、アザミも一緒だ。
俺はアザミという女性が……見た目の通り「だけ」の女性ではないと、思っている。
外装と内装のギャップ……あれはアザミ自身だ。
アザミは意外に、女性らしい面、それもロマンチストな面も持っているのではないかと思っている。
内装が女性らしいのも、メイド達があのような姿なのも、そしてそんな彼女達が生き生きと働いているのも
全てが、アザミの内面が表れている。
俺の考えが正しければ……アザミを喜ばせるには、ロマンチックな一夜にするのが一番だろう。
そう思って選んだ店と、そして衣装だ。
紫色で大人っぽい、セクシーなドレス。胸を強調するデザインで背中は広く空いている。
だがまったく下品に見えないのは、アザミという女性にこのドレスを着こなせる素質があるからだろう。
「……どういうつもりだ」
どういうもなにも、店に合う服装に着替えて貰っただけだが?
「……別の店にしろ」
ダメだね。俺は君の、そんなドレス姿が見たかったんだ。
「こんな格好……」
そう言うなよ。似合ってるじゃないか。
「……え?」
似合ってる。予想通りだ。あのハブネークみたいなコスチュームも素敵だが、君はドレスもよく似合う。
「……からかうつもりか……」
まさか。本心だよ。それにからかうためだけに大金をつぎ込むような趣味は俺にない。
大金を使うだけの価値が、ここにあるってことさ。
「……」
まあ、気にするな。個室を取ったからマナーなんか気にしないで良い。
ゆっくりと景色を長めながら話でもしようじゃないか。
「……なんのつもりだ」
口説くつもりだ。
「こんなあたしをか?」
そんな君だからさ。
「……物好きだな」
そうかい? 俺は美しくも強い、「魅せる」トレーナーにしか興味がないだけでね……君がそんなトレーナーだっただけさ
「……」
最後のギャラドス、彼はとても強かった。
むろんハガネール達だってそうだが、君のギャラドスを見て、君が素晴らしいトレーナーだというのを実感したよ。
彼は攻撃技を恩返ししか覚えていなかった。だがその恩返しが強烈だった。そうとう君を信頼しているという証だ。
あれだけ気合いの入ったギャラドスはそうお目にかかれないだろうさ。
俺の所にも一人ギャラドスがいるんだが……今度はその二人でバトルさせてみたいな。
「……おしゃべりだな」
おっと、おしゃべりは苦手だったか。俺ばかり悪いね。
なら今度はゆっくりと、君のことを話して欲しいな。
「……苦手だと言っているだろ……」
だから、ゆっくりと。時間はたっぷりある。
「……」
黙ってしまうアザミを俺はずっと見つめながら、食事を続ける。
時折アザミを褒めながらね。
ゆっくり時間を掛けて、少しずつ「毒」のように……アザミの心に染みこませる。「俺」という存在を。
ゆったりとした食事が終わればホテルの一室。まだ時間はある。
こうして時間を掛けじっくりと……恋は煮込めば煮込むほど、深い味わいになるものでね……
「……で、そうなると……」
一晩開けてバトルフロンティアに戻ってきた頃には、アザミは俺の腕に抱きつくようになると。
「はぁ……私が言うのも何ですが、いいんですか? アザミさん」
「……こんなあたしを判ってくれる人……初めてだったから……」
最初に会った時とのギャップもあって、アザミの心はもうガッチリ掴んだ!
掴んだらコッチのもの。俺の周囲がハーレム状態な事まで納得させましたよ。
ホント、俺は運が良いね。女性関係だけは確実に。
「……鬼畜」
言うなよリーフ
「……そこはあたしもそう思う……けど、男はそれくらいでないと……」
アザミは判ってるねぇ……ホント、大好きだよ
「うん……」
頬を赤らめて可愛いなぁアザミは
「……はぁ、でも知りませんからね。アザミさんを裏切るようなことしたら、私達じゃ止められませんからね」
大丈夫、俺がそんな奴だと思うか? リーフ
「……思いません。だから尚更困るんですけどね……はあ、もういいわ。アザミさん、改めまして、リーフです」
「……アザミだ、よろしく」
「今度は私が挑戦しますから、その時は全力でお願いしますね」
「……ああ、楽しみにしてる」
なんだリーフ、お前も挑戦するのか?
「ミレイの手伝いもあるから全部は無理ですけど、アザミさんとはバトルしてみたいじゃないですか」
そうか……まあ俺の方は一人でも問題ないから、楽しんでこい。
「はい、そうします……ところでご主人様、次はどうするんですか?」
次なぁ……どこがいいかな
「……タカマル、残りの施設……フロンティアブレーンに注意しろ」
ん? もちろん気を抜くつもりはないが……そういやダツラも似たようなこと言っていたが、何かあるのか?
「……ニシエダはショーイズムを優先する。必ずしも平等なバトルにはならない……」
まあそれは……そーいうルールなのは承知してるさ。だけどその言い方だと他にもなにかあるよな?
「……すまない」
ま、いいよ。君もフロンティアブレーンなんだし、なにより……知らない方が面白そうだ。
残りは5つ……このショー、盛大に盛り上げてやるさ!

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このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
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