2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

FR:タマムシシティ~タムムシジム戦~ロケット団アジト~ポケモンタワー(2度目)

奴隷達のおかげでとりあえず気持ちを新たに、次の街を目指すことが出来た。
しかしヤマブキシティに向かうゲートは警備員に通行止めをくらう。
他のゲートでもそうだったが……ヤマブキシティに何か起きたのだろうか?
気にはなるが入れないのでは仕方ない。
幸い、地下通路を通りタマムシシティには行くことが出来た。
そのタマムシシティはずいぶんと大きな街で、デパートやゲームコーナーがある。
デパートは良いが、問題はこのゲームコーナー。
「うわ、ひねりもなーんもない名前」
ピジョンが言う通り、「ロケットゲームコーナー」という名前はひねりがなさ過ぎる。
案の定、あのロケット団が経営している施設らしい。
名前はこんなだが、ロケット団運営はあくまで噂の領域ということになっている。
遊びたい奴が「あくまで噂」ということにでもしたいのだろうか。
チラッと中を見てみたが、繁盛しているようだ。
胸くそ悪い。景品にしているポケモンをどうやってかき集めたのかを考えると
とてもではないがこんなところで遊ぶ気にはなれない。
「とりあえず、ジムの方へ行ってみますか?」
気を利かせてか、リザードが俺をジムへと誘った。
誘われるまま、ジムに行ってみると……なんと女性ばかりのジム。
「……これだけですぐ機嫌が良くなるのはどうなんだろう、人として」
「気が晴れてくれたのは嬉しいですけど、ご主人様の奴隷としては……複雑です」
ピジョンとリザードがなにか言っているが気にしない。
とりあえず、頭の中でハナダジムでの事を過ぎらせつつ、誰をバトルに参加されるかの作戦を練る。
相手は草タイプのポケモン使い。となれば、炎タイプのリザードと飛行タイプのピジョンとオニドリル
この3人がいれば余裕だろう。
「先発私ね。ま、私一人で充分だろうけど」
自ら先発を志願してくるあたり、まだ図々しさが抜けてないようだが
「異論はありません。私ではまともな飛行技が「突く」しかありませんし」
冷静に自己分析をするオニドリルの意見もあり、先発はピジョンに決まった。
そして結局本人が言うとおり、ほぼ彼女一人でジムリーダーエリカのポケモン達を倒してしまった。
最後のラフレシア戦で彼女が痺れた際にリザードと交代させたが、させなくても勝てただろう
まあ無理をさせる必要もないし、どう勝とうが結果は同じだ。
ただ、残念なのは……
「脈がまるっきり無かったねぇ」
「というか、それが普通だと思うのですが……」
カスミの時のような展開には、流石にならなかったことか。
相手はお嬢様で生け花教室までジム内で行うような、おしとやかな女性。
そーいう女をたらし込め……まあともかく、調教師の俺とはあまりにも接点がない。
そもそもカスミの時だって、こっちがその気だったわけではなくあっちの自爆に近かったしなぁ。
……そのカスミも、今では俺がハナダシティに行けば向こうから尋ねてくるくらいにまで発展したし。
この前も水着を着たままで……まあ、そんな事を思い出している時じゃないな。

「ねーねー、折角だからさ、デパート行こうよデパート」
ワンリキーが子供のようにはしゃいでいる。
まあゲームコーナーを除けば結構な繁華街だし、ジム戦も終わったことだからとあちこちを散策して回った。
その道中、デパートの一室で置き去りにされたモンスターボールを発見した。
よく見れば、なにかポケモンが入っている。なのに誰のIDも登録されていない。
近くにいた男に尋ねてみたが、知らないとのこと。
もしかしてロケット団の? その可能性は捨てきれないが、なんにしてもこのまま放置は出来ない。
幸か不幸か、誰も登録していない状態であったので、そのまま俺のIDを登録し中のポケモンを出してみた。
「あっ……」
こちらを「慎重」に見つめているのは、中から出てきた「イーブイ」。それも♀だ。
本人に事情を聞いてみたら、やはりロケット団の仕業だったらしい。
どういう経緯か不明だが、貴重なイーブイのボールだけがここに置き去りにされたらしい。
ここにロケット団が来ていたような形跡はないのだが……
まあなんにしても、このまま俺様の奴隷にしてやるのが筋だろう。
「えっ、どっ、奴隷って……」
まあ、普通の反応だな。悪人どもから逃れられたと思ったら、次に捕まったのが調教師ではな。
しかしそれでも、最終的には俺の奴隷になれたことを誇りに思えるくらいにはしてやるさ。
そうやって幸せになって貰わなければ。そう感じさせられないようでは主人失格だからな。

夜の調教はさておき、このイーブイにはもう一つ重大な問題があった。
進化だ。
イーブイは「石」や条件によって様々な形に進化するが、当然一度進化すればもう元には戻れない。
ここカントー地方では、炎,雷,水の3タイプのどれかに進化させられるのだが……どのタイプが良いのだろうか?
「私達の現状を考えると、水タイプが無難かと」
「炎はリザードちゃん、雷は私がいますしね。
 水はギャラドスちゃんがいますけど、彼女は水タイプでも技がまだ水タイプのを覚えてませんし」
「でもそのような意味では、私も今シャワーズに進化しても水の技を覚えるのは先の話になりそうですよ?」
イーブイも含め、慎重な三人が新人の行く末を話し合っている。
最終的には「ご主人様のお好みで」と切り出されたが……俺としてはどんな女になっても一流の奴隷にしてやるつもりだしなぁ
結局は3人の意見で一番まとまりそうだった水タイプのシャワーズに進化して貰うことにした。
「うまく進化できました……あの、よろしくお願いします」
まだ奴隷という事に警戒をしているようだが、他の奴隷達の様子を見て不安はかなり薄らいでいるようだ。
慎重コンビが慎重トリオになり、作戦参謀達の議論もますます厚みを増しそうだ。

イーブイのことで俺が彼女につきっきりでいた間、自由にさせていた奴隷達がなにやらとんでもない噂を聞きつけてきた。
「あのゲームコーナーに、ロケット団のアジトがあるらしいです」
オニドリルが冷静に情報を収集した結果、
ゲームコーナーに貼られているポスターの裏にスイッチがあり、それを押せばアジトへの入り口が開くという噂が……
いや、いくらなんでもそんなおおっぴらなところにセキュリティのなってない隠し方で入り口とかそんな……
「ポスターの前で堂々と立ってますね、ロケット団」
確認のためにゲームコーナーに行ってみたが、いたよ。堂々と。
そんな中でも平然と一般客がゲームをしているというのもなんだかな……
どうもロケット団に対する温度差が、街々でかなり違うようだ。
シオンタウンでは皆ロケット団に対して怒りを感じていたが、ここタマムシシティでは街にとけ込んでしまっている様子。
端から見てそれはとても危険な状況なのだが……ああいう間抜けなところをずっと見ていれば
危険な集団だとは誰も思わなくなるのだろうな。これも奴らの作戦なのか?
「私達も全力でがんばりますから、乗り込んでしまいましょう!」
正直慎重なリザードから乗り込もうなどと提案されるとは思わなかった。
おそらく止めても無駄だと察したのだろうな……いや、それだけではなく
彼女達も彼らの悪行を聞き俺同様怒りをため込んでいたのかもしれない。
むしろ人間の俺よりポケモンである彼女達の方が、本来怒りの度合いは高いはずだ。
頼もしい彼女達を引き連れ、俺は門番……ポスター番? とにかく店内のロケット団をはったおし、入り口のスイッチを入れる。
それでも店内が騒ぎにならないのだから……まあ、これは好都合だと解釈しておこう。
一気に乗り込み、俺達は下っ端連中を片っ端から倒しながらアジト内を散策。
そしてついに、ロケット団のボス、サカキという男と対面した。
「ポケモンを道具として使って何が悪い? 貴様のようなトレーナーでは理解できないか」
道具としてしか見ていないお前では、ポケモンの良さは判るまい。
みんな良い女になるんだぜ?
……まあ、この良さは一般論ではないだろうが。
さておき、予測通り奴の放ってきたポケモンでは、俺の可愛い奴隷達の敵ではなかった。
道具にされ、俺達に倒された彼らに同情しながら、俺はサカキに詰め寄る。
しかし悪の親玉らしくというべきか……逃げやがった。
逃げる際も余裕があったな……侵入者の騒ぎは聞いていただろうから、逃げるつもりならとっくに逃げていただろうに……
試されたか? なんにしても胸くそ悪い。
「ご主人様、こんな物が落ちてました」
これは……シルフスコープ? 確かこれがあればあのポケモンタワーに現れた幽霊達の正体を見破れるはず
そんな話をシオンタウンで何度か聞いたな。
「よし、シオンタウンに戻るぞ」

再び訪れたポケモンタワー。シルフスコープのおかげで、幽霊の正体がハッキリした。
野生のゴースにゴースト、そしてカラカラだ。
どうやら殺されたガラガラの無念が彼らを突き動かし、祈祷師に取り憑いたり俺達を脅したりしてきたようだ。
シルフスコープでハッキリと正体を見破れたことで奴隷達も安心しバトルが出来るようになった。
「こんな時でも捕獲を忘れないんですね」
「さすがご主人様。ある意味外道だわ」
うるさいよお前ら。
彼女達が言うように、俺はここでゴースとカラカラを奴隷に迎えた。
俺に捕獲されたことで正気を取り戻した彼女達が、真相を語ってくれた。
やはり殺されたガラガラの無念が、他の野良ポケモン達と同調し暴走させているらしい。
「ね、ね、早く助けてあげて!」
「せっかち」なゴースが俺に懇願する。むろんそのつもりだ。
俺は「慎重」なカラカラの提案もあり、またここで正気を失わせないためにも二人をボールに戻し、先を急いだ。
以前どうしても通れなかった階段前には、やはり事件の当事者であるガラガラの怨霊がいた。
正気を失い襲いかかってきた彼女を、俺達はどうにか沈めることに成功。
無事、成仏させてやることが出来た。
階段を上るとそこには、行方不明になっていたポケモンハウスのフジ老人と、ロケット団の下っ端連中が。
有無を言わさず俺はロケット団を追い払い、フジ老人の救出に成功。
老人は俺同様、ガラガラの供養に訪れただけだったらしいが、そこでロケット団の連中に捕まったらしい。
そもそもこの老人、ロケット団のアジトに出向いて
彼らの悪行を止めるよう説得を続けていたらしく、それを疎ましく思われていたとの事。
ポケモンハウスを設立し自立できないポケモンを保護するなど、意欲的な活動をしているこの老人には好感が持てる。
とりあえず老人と一緒にポケモンハウスへ戻り、この一見は無事解決となった。
お礼にと「ポケモンの笛」を貰い、俺達は旅を続けることにした。
「とりあえず……他の奴隷達に憑依して調教とか、そーいうのが出来るようになればいい感じだな」
「えっ、調教ってなに……」
「もしかして、私達ってとんでもない人に捕まったんじゃ……」
新入り二人がなんか怯えているが、なーに、幽霊よりはずっといいぞ?

0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

ブログの説明

S-BOW

Author:S-BOW

このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
基本的に脳内妄想をあるがまま文章化しているため、読みづらい点が多々あることをご了承ください。
また始めて読まれる方は、下記カテゴリーの「はじめに」をクリックして注意事項を一読くださると幸いです。
またエロい妄想はしていますが、ストーリーをなぞった形になっているので、エロシーンは一部を除きかなり薄めであることもご了承ください。
※18禁ブログです。18歳未満の方は閲覧しないようお願いいたします

最近の記事

カレンダー

04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

メールフォーム

名前:
本文:

リターンメールが欲しい方は、本文にアドレスを記載してください

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索