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E:カントー組vsホウエン組 その1

「ご主人様ぁ!」
「会いたかったですぅ!」
はるばるカントーから、奴隷達がやってきてくれた。
リーフ、ミレイ、良く来てくれた。俺も会いたかったよ。
「「ご主人様ぁ」」
よしよし……留守中、よくやってくれたな。
リザードンも、ご苦労様。お前がいてくれて助かったよ。
「そんな……私一人では何も出来ませんでした。リーフさんやミレイさん、それにカスミさん達がいてくれたから」
そうだな。カスミ達もありがとな。
「んーん、むしろ私達の方が助かってたかもね」
「うちの子達とトレーニングしてくれたりとか、色々ね」
「うん……みんながいて、楽しかった」
カスミやカンナ、ナツメ達にはタイプのあう奴隷達を何人か預かって貰っていたが
おかげで俺が直接指導するよりも効率的なトレーニングが出来たようだ。
彼女達に預けなかった奴隷達も、見る限りだいぶ成長したみたいだな。
もうバトルは俺じゃなくてお前が指揮を執るか? ミュウツー
「戯れを……我は主の指導を真似ていたに過ぎん。所詮は代役よ」
いやいや、だとしても良くやってくれたよ。
他にも……って、言い出したらきりがないな。みんな、ありがとう。良く来てくれた。
奴隷達やゆかりのジムリーダーだけでなく、色々と団体でホウエンに乗り込んできてるからなぁ
「例えば、妹が襲われたと聞かされた、可哀想な姉とか?」
うっ、言うなよアズサ。マユミだって納得してるんだから……なぁ?
「そーやって私に振るのずるくない?」
ずるくはないだろ……つか、もうこのネタで揺するの止めてくれよな
「はいはい、確かにちょっとしつこかったわね」
「変態の毒牙にアッサリとかかってしまった自己責任ってことで」
まだ嫌味残ってるような気はするが……気にしたら負けだな。
「……この人がリーフお姉様の……なんか、お姉様には釣り合わないような……」
ははは……そういやリーフと色々あったみたいだねエリカ。
「気安く名前を呼ばないでください!」
随分嫌われてるなぁ……ま、それも仕方ないのか? リーフ
「あはは……あの、後でちゃんと話はしますから……」
うむ、まぁここでおおっぴらに出来そうな話じゃなさそうだしな。
「まったく……相変わらずの乱痴気騒ぎよの」
「こんな奴に負けたのかと思うと、情け無くなるな」
厳しいなぁ……ていうか、まさかこいつらと一緒に来るとは思わなかったよ、キョウ、シバ。
「少々事情があってな。自分の腕、今一度確かめたくての」
ああ、話は聞いたよ。四天王になるんだって? キョウ。
「左様。だがその前に、なるに相応しいか否か、自分を確かめたかった」
その為には良い機会だったか……まあ俺としてはっていうか、スポンサーのエニシダは喜んでるからいむしろ歓迎だよ。
ところで、ジムリーダーには娘さんがなるんだろ? 娘さんは……
「貴様、娘に手を出したらどうなるか……」
判った判った、「俺からは」手を出さないから、絶対。
「……含みを残す言い方をしよって……」
まあまあ……で、シバはトウキに会いに?
「それもあるが、こんな熱いバトルが出来るってのに黙ってられないだろ?」
はは、相変わらずだなシバは。
「……なんか改めて見回すと……すごいですねご主人様」
ん? ああ……まあこっちでもそうだったが、カントーでも色々あったからなぁ
妙に人脈だけは広がってる。面食らったか? ハルカ
「ちょっと……でも、納得出来ちゃうのがご主人様の凄いところカモ」
「そうですよね、ご主人様だとこれが自然な気がするんですよね……あっ、ごめんなさい突然。はじめまして、ミレイです」
「リーフよ。あなたがハルカさんね? お互いの自己紹介は……まずはバトルで!」
なんだよ、その「拳で語る」みたいなのは
「あら、だってそのつもりだったでしょ? ご主人様」
まあな……オーレ組との合流時もそうだったし、奴隷達の交流には手っ取り早いからな。
「バトルだけじゃないですけどね、私達の場合は」
「むしろ夜がメイン?」
……まあ、それはさておこう。さて、到着したばかりで疲れてるだろうけど
早速バトル会場に行こうか。ニシエダやこっちのジムリーダー達も待ってるし。

便利だから俺も「カントー組」「ホウエン組」といった言い方をするが
本来、こんな派閥っぽい呼び方は好ましくない。
奴隷は奴隷。先輩後輩というのはあってしかるべきだが、基本的にはみんな平等だ。
だが簡単に割り切れるものじゃないし、全員がすぐにうち解けられる訳じゃない。
そんな理由で、オーレでの一件後にカントー組と合流したときにやった、バトル大会。
それと同じ事を、今回もやるってわけだ。
ま、「拳で語る」方が、確かに早いからな。
特にあいつらは……
「モニター越しで見たときより、大人しくなったのではないか?」
「それはモニターが曇っていたのか、それとも貴公の目が曇っていたのか、どちらかであろうな」
ミュウツーとレックウザ……たぶん今回のメインバトルとなるだろうこのカードが、いきなり初戦だ。
二人とも待ちきれないらしい……というのもあるんだが、
ちょっとした別の事情もあって、観客を入れる前に行われている。
バトル会場はニシエダが用意してくれた、彼が主催する「バトルフロンティア」の広い会場。
超満員の客席にはホウエン中、あるいはカントーや他の地区からも沢山の人が詰めかけたらしい。
テレビカメラも入っているという……かなり大事になっている。
観客やカメラについては、場を提供してくれたニシエダの意向だから、そこは特に反対する理由なんて無い。
だけど流石に、伝説のポケモン同士のバトルは刺激が強すぎるだろう、というのが俺とニシエダ両名共通の意見。
正確にはミュウツーとレックウザが……というよりは、レックウザが公の場に姿を見せるのはどうだろうってこと。
ルネシティでの一件は、まだ記憶に新しいしなぁ……ってことで、先に二人のバトルをやることにした。
やらないって選択肢は、もう選べないしねぇ。
余談だが、カイオーガとグラードンは今回のバトル大会には不参加。理由はレックウザと同じだ。
さて、ミュウツーとレックウザのバトルはというと……
「サイコキネシス!」
「くっ……この程度の威力で我は倒れん! 破壊光線!」
「ふっ……威力が高くとも、当たらなければどうということはない」
「ちょこまかと……」
ミュウツーがレックウザよりも3倍の速さ……は大げさだが、素早い動きでレックウザを翻弄している。
「ならばこれはどうだ、神速!」
「この程度で落ちる我にあらず……自己再生」
「おのれ……こざかしい真似を」
大降りの攻撃ばかり狙うレックウザに対して、
ミュウツーは冷静に補助技や回復技を重ねて優位に立とうとしている。
隙を見ては自己再生をしたり、バトル開始直後には「ド忘れ」で特攻をあげたりもした。
二人ともトレーナー、つまり俺の指示は受けない、自己流でのバトルをしているが
ミュウツーの戦い方は……俺が指示を出すならこうするだろうという、俺なりのシミュレーションにかなり近い。
その為なのか……
「終わったな。流石に強い……が、主を受け入れているかどうかがこの差を生んだな」
「ぐっ……」
ミュウツーの勝利に終わった。いや、流石だよミュウツー。
「……かつての我を見ているようだった」
ん?
「人を信じず、孤高を貫くことで自分を支えていた……だが、他者を信じ絆を持つ事で、未来が産まれる」
「我に……それが無いと言うか」
「そうだ。お主とてもう気付いているだろう……主は、我らに絆をもたらし導いてくれるのだと」
「……そして、その先に未来があると……」
「……見たいだろう? 我らの未来を。共に、主の元で見てみようではないか」
……なんか、俺の奴隷とは思えないほどシリアスな展開になってきたぞおい……
「ふっ、このような時にこそおどけるのは、主の欠点だな……だが、「らしい」か」
悪かったな、ミュウツー。まあなんだ……ありがとよ、色々と。
「礼は……夜にでも。ふふ、我も久しぶりに「女」になれるのを楽しみにしていたのでな」
おう、俺も楽しみにしていたよ。お前を女にしてやれるのをな。
「レックウザ……こちらもこちらで、受け入れてしまえば色々面白いぞ」
「我らの未来は……変態になるということか?」
うは、それを言われると何ともなぁ
「……まあよかろう。ようやく吹っ切れたような気がする。主よ……我も「女」に……」
ああ、当然だ。お前が生涯仕えるっていうんならな。
「ああ……はい。このレックウザ、主に生涯仕えることを誓お……誓います」
ま、かしこまらなくていい。ちゃんと可愛がってやるからさ。
「……はい」
くく、やはりレックウザは「デレ」になると可愛いな。
「いやはや……凄かったねぇ」
おっ、ニシエダ。待たせたな、終わったぜ
「待っただなんて……良いバトルを見せて貰ったよ。客入れまでの時間もまだ余裕あるから問題ない」
そうかい。もうちょっと長引くかなと思ったんだが……まあ、二人とも本気じゃなかったろうし
「え? 本気じゃなかったって?」
本気じゃないって言うとちょっと語弊があるか……
二人ともトレーナーの指示無しでのバトルだったから、「力の加減」が判らなかったんだよ。特にレックウザは。
もし加減をしないで本能ままで闘ったら……吹っ飛んでるぞ、この会場。
「ひえぇ、そうならなくて良かった……と思う反面、それも見てみたかったなぁ」
はは、ちょっと俺も同感だが、ルネシティの再現をさせるわけにはいかないからな
「そうだねぇ……さて、それじゃあ客入れ始めるかな」
ああ、じゃあ俺も準備しないと……
そーいや、対戦カードは任せてくれって言ってたけど……どうなったんだ?
「ああ、他のみんなにはもう発表したけど、こんな感じだよ」
どれどれ……あー、やっぱりこんな感じにしたのか
ニシエダが組んだ対戦カードは、「カントーvsホウエン」って図式になっている。
つか、掲げている看板がそうなってるな、もう。
誰が来るかは事前にわかってたから、
カントー勢には到着する前に対戦相手の発表はしていたらしい。
むろん、ジムリーダーばかりでなく俺の奴隷達のバトルもやるわけだが……
まあ、こっちがそもそもカントーvsホウエンだから、ジムリーダーの方も必然的にそうなるか。
こりゃ、否応無く盛り上がるだろうな……さて、どんなバトルになるんだか。楽しみだな。

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Author:S-BOW

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