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E:海底洞窟~ルネシティ~空の柱

ダイゴの助言に従い一度ルネシティに立ち寄ってから、俺達は海底洞窟へ急いだ。
酸素ボンベを咥えながらハルカのホエルオーに掴まり、海の底にある入り口にたどり着いた。
洞窟の中を一度浮上すると、中には空洞があり、そこからは歩いていけるようだ。
そしてその入り口には……
「あれ、カイナの潜水艇ですよね……」
間違いないな。アクア団の連中はここに来て……まだ潜水艇があるということは、奴らはまだいるって事だ。
「それって……間に合ったって事ですか!」
だな。だが油断は出来ない。急ごう、ハルカ
「ええ、ご主人様」
最深部へと向かう俺達に、まぁ予想通りだが下っ端どもが邪魔をする。
こいつらはまだどうにかなったが……
「オーッホッホ! 潜水艇もないのに、よくここまで追いかけてきたわね」
幹部のイズミか……ちっ、コイツは下っ端ほど簡単にはあしらえないか。面倒だな
「それはこっちの台詞よ。これ以上邪魔されると面倒なのよね」
けっ、てめぇはキッチリ捕らえて「お仕置き」してやりたいところだがな……
「ご主人様、ここは私に任せて先を急いでください!」
ハルカ……だな。よし、頼むぞ
「ちょっと、逃げる気?」
逃げねーよ。お前の相手は俺の可愛い奴隷が勤めてくれるさ
「どっ、奴隷?!」
「ふふ……私に負けたら、いずれあなたもそうなるのよ?」
ハルカ……ナイス! 捕獲も頼むぞー
「任せてー!」
「……ぜぇぇぇったいに負けられない!」
まさかハルカからあんなことを言い出すとはね……流石は進んで奴隷になる変態なだけはある!
ここはハルカに諸々任せて、俺は先を急いだ。
最深部には……あれがまさか……
「そう、カイオーガだ」
アオギリ……堂々と潜水艇を盗んでいった割に、随分手間取ったみたいだな
「だが、こうしてカイオーガを発見できた。これで我らの悲願も達成できる」
させるかよ。行け、マイナン!
「いっくぞぉ!」
水ポケモンの他にもクロバットなどを好むアクア団には、マイナンやプラスルの電気タイプが活躍してくれる
そして当然、マイナンは俺の期待に応えてくれた。さぁアオギリ、お前はこれで終いだ。
「バカな……だがまだだ。まだ私にはこの珠が……なっ、なんだ!?」
なっ! 奴の持つ紅色の珠が独りでに輝き始めた……まさかこれは!
「おっ……おお、カイオーガが……」
くそっ、阻止できたと思ったのに……目覚めてしまったか……
「これで我がアクア団の……んっ、まてカイオーガ、何処へ行く!」
やはりか……グラードンの時と同じく、カイオーガまでもが行方をくらませるとは……
「グラードンもだと? それはどういう……」
「お前も、俺と同じ過ちを犯したということだ」
……マツブサ。お前らまで来るとはな
「どういう事だ。お前達マグマ団もグラードンを取り逃がしたというのか」
「そうだ。そして今ホウエンは……ん? 部下からの通信か」
「こちらも……どうした……大雨が降っている? おお、それこそ我々が待ち望んだ……なんだと? 量が尋常ではない?」
「ふむ……このままでは我々も危険だと? 判った。すぐに脱出する」
どうやらどちらの部下も、同じような報告をしているようだな。
……ハルカ、聞こえるか?
『はい……ええ、こちらでも下っ端達が慌ててるんで……ええ、急いで脱出しましょう』
チクショウ、間に合ったと思ったんだが……とにかくここにいても仕方ない。脱出するか。

最悪だ……これはまさに、天変地異か?
大雨と日照りが激しく入れ替わり、海は大荒れ……風もないのに嵐のようだ……
アオギリ、マツブサ。これがお前らの望んだ結果か?
海を増やすだ、陸を増やすだなどと……これではその前に、人もポケモンも死滅するぞ!
「違う、我々が望んだのはこんな事ではなく……」
「同じ事だ。アオギリ、私にお前を責める権利はないが……我々は浅はかだったんだよ」
今更……さんざん俺が警告しただろうに。これだからカルトはよぉ……
「ご主人様……どうしましょう……」
どうするもなにも……そうだ、ルネ! ダイゴが言っていたな。万が一の時はルネで何か起こるかも、と。
「そうですね! とにかく言ってみましょう」
ダイゴの進言通り、一度立ち寄って良かった……俺達はエアームドとオオスバメに掴まり、空からルネシティへ急いだ

「タカマル君……見ての通りだよ」
既に来ていたダイゴに言われるまでもなく……否応なく俺の目にも飛び込んでくる光景。
グラードンとカイオーガが、ルネの海岸でいがみ合っている。
「この大雨を降らせている雲は、ここルネを中心に広がっている。間違いなく、彼らの衝突によって生じているようだ」
衝突……だが、激しくやり合っているわけではなさそうだな。にらみ合っているだけか……
「それでも、彼らのあまりあるパワーがぶつかり合っているんだよ。それがこの大雨になっているんだ」
なんてことだ……
「カイオーガ、これを見ろ! 紅色の珠だぞ! 大人しくなるんだ、カイオーガ!」
「グ、グラードン……頼むから、もう止めてくれ! このままではホウエン中がめちゃくちゃになってしまう!」
アオギリとマツブサが懸命に珠を振りかざしながら叫んでいるが……目覚めさせる力はあっても、あの珠に沈める力はないようだな。
くそっ、他に止める手だてはないのか?
「……この先に目覚めのほこらがある。中でミクリという男が君を待っている。会いに行ってくれないか?」
ミクリ? 確か現チャンピオンだったか
「ああ。そして彼は、ここルネのジムリーダーでもあった男だ。彼なら目覚めのほこらについて詳しい」
そうか……よし、とにかく会ってみるか。
俺はにらみ合うカイオーガとグラードンに後ろ髪引かれながら、その目覚めのほこらへ入り込んだ。
中ではほこらという場所には似つかわしくない、派手な衣装を身にまとった男が待っていた
「君がタカマルかい? 君の活躍は聞いているよ」
前置きは後だ。ミクリ、何か手だては思いついたか?
「……もう一人の超古代ポケモン、レックウザならば……」
レックウザ?
「伝承に寄れば……その昔、あの二人のポケモンが争った際に彼らを沈めたのも、レックウザだったと言われている」
なるほど……で、そのポケモンはどこに?
「それなんだが……ここ最近、レックウザと思われるポケモンを目撃したという話はチラホラ聞くんだが……」
「私……見たカモ」
本当か? ハルカ
「うん……ちょっと修行のためにキナギタウンを尋ねたことがあるの。その時にちらっと見た……カモ」
「キナギタウン? ハルカさん、それはもしかして、町から東の方角で見たのでは?」
「ええ……あっ! もしかして空の柱!」
……すまないが、カントー出身の俺にも判るよう話してくれないか?
「キナギタウンの東側に、空の柱と呼ばれている古い塔がある。あそこならばレックウザがいてもおかしくはない……」
そうか、なら行ってみるか。ハルカ、案内してくれ
「はい」
「これが塔の門を開ける鍵だ。私は町の様子が心配だからここに残るよ。見つかれば良いが……」
ダメ元でもかまわねーさ。他に手はないんだしな……ま、そこにいてくれるのが一番良いが……

天の柱は古い塔だけあって所々建材だったであろう岩が落ちていたが、特に危険なところはなくすんなりと頂上にたどり着けた。
そして行く道同様、そこにはすんなりと目当てのポケモンが……
「アレが……レックウザ……」
こうも簡単に見つかるとはね……だが良かった。さて、実在してくれていたのは良いがどうやってこのポケモンを……
「ご主人様……レックウザが……」
眠っていたレックウザは、俺達が近づくとゆっくりと目を覚ました。
そして何も言わず、レックウザはそのまま天高く飛び立ってしまった。
「レックウザ……見てご主人様!」
ああ……どうやら、まっすぐルネに向かっているようだ。伝承は本当だったようだな
よし、急いで戻るぞ!

「タカマル君! 見たまえ、レックウザが……」
俺達がたどり着いた時には、レックウザは二人のポケモンの仲裁に入っていた。
一声。レックウザがいななく……するとどうだ! 荒ぶる二人のポケモンは、まるで正気を取り戻したかのように大人しくなった。
そしてそのまま……ゆっくりと二人は身を引いて海へと消えていく……終わった、のか?
「ご主人様、雨が……」
ああ、いつの間にか止んでるな……ふぅ、どうにか危機は去ったようだな。
「はは、ははは……俺達のやろうとしたことは、あのポケモンから見れば、ちっぽけなことだったのか……」
「我々は必死になってあれこれ動き回ってきたが、あのポケモンの一働きで全部元通りという訳か……ふっ、ふははは……」
アオギリとマツブサが力なく笑ってやがる……ま、それに付き合わされた俺も、結局は何も出来なかったちっぽけな存在だったって訳か
「そんなことはないだろう……君が行かなければ、レックウザは目覚めなかったかもしれない」
それはどうかな、ミクリ。現に、レックウザは何人かに目撃されていた……つまり、もう目覚めていたって事だ。
「そうかもしれない。しかし君がこれまでの働きをしてくれなかったら、事態はもっと悪い方に転がっていた可能性だってあった」
……ま、それも可能性の話だがね、ダイゴ。
まぁなんにしても……終わりはあっけなかったな。壮大な怪獣映画のワンシーンが見られただけでも良かったとするか。
「さて……ボクはこれで。タカマル君、もう少し落ち着いたら是非バトルをお願いするよ」
ああ、いずれな、ダイゴ。
「では私も……タカマル、君が私の元まで来るのを楽しみに待っているよ」
それまでチャンピオンの座をしっかり暖めていてくれ。すぐに俺が座るんだからな
「はっはっはっ、たいした自信だ。だがその前に、まずはここのジム戦だろう。ここのジムリーダは手強いぞ、なにせ私の師匠がリーダーなのだからな」
ほう……チャンピオンの前哨戦にはちょうど良いな。つか……そうか、ここジムか。
「ご主人様……何を今更」
いやだってよ、正直余裕無かったからな。あいつらの相手をしてからこの騒ぎに……ん? アオギリもマツブサも消えたか。
……そーだ、ハルカ。アクア団の幹部、イズミはどうした?
「それが……ちゃんと勝てましたけど、あの騒動で……」
取り逃がしたか。まぁ仕方ないな……なんにしても、もうアクア団もマグマ団も終わりだろう。
つか、これで懲りないようなら……人として終わってるな
「どうなんでしょうね……とりあえず、しばらくは大人しくなるんじゃないですか?」
だろうなぁ流石に……うーむ、それはそれとして、あいつらの衣装、あの女の衣装は良かったなぁ
なんつーか、悪の女幹部って、それだけでこう、エロいよな?
「な? って同意を求められても……ちょっと興味はありますが……」
うむ、流石俺と波長の合う変態奴隷だ。よくぞ言った!
まぁそれもさておいて……ふぅ、やっと落ち着いてジム戦だな。
「ですね……これでやっと、本筋に戻れますね」
ホントだよ……だがジム戦の前に、今日は休もう。流石に疲れた……
「そうしましょう。今夜はゆっくり……させて貰えますかね?」
……無理だな。つか、これまで頑張ってくれた奴隷達にもちゃんと褒美をやらないとなぁ。
折角空を飛ぶも使えるようになったし、ここは一度ミシロタウンに戻って、折角用意してくれた俺の家で壮大にやるか。
ハルカの仲間達も交えるから、かなりの乱交になるし
「ですね……あの、ご主人様……」
もう濡らしたか?くくっ、本当に変態だなお前は
「もう……ね、みんなも我慢できないと思うし、はやく戻りましょうよ……」
ったく、こらえ性のない……ま、正直俺もかなり気分が高まっちまってるな……
この騒動で気が高ぶったせいもあるんだろうが、乱交を口にした段階でもうスイッチは言ったな
これじゃ休まる暇はねーか。それもまた、俺達らしいか

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Author:S-BOW

このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
基本的に脳内妄想をあるがまま文章化しているため、読みづらい点が多々あることをご了承ください。
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