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E:トクサネジム~宇宙センター

※ハルカが奴隷になったため、注釈がない限りは以後ずっとタカマルのターン

「夕べはお楽しみでしたか?」
ニシエダ……そーいう親父ギャグはどうよ?
「ハハハハ……いや失礼。あまりに幸せそうなのでつい」
まあ……ハルカの様子を見てればなぁ
「んふふ……」
俺に腕にしがみつくハルカは、朝から上機嫌だ。
奴隷の態度としてはちょっと行き過ぎかもしれないが、まあしばらくはハルカの気持ちに水を差すつもりはない
ただ……その「しばらく」という期限は、かなり短い。というか、もう終わってしまうだろう。
「そういえば……聞きましたよ。なにか大変な事件になっているようですね」
ニシエダが言っているのは、当然ここ一連のマグマ団,アクア団の騒動だ。
ただ……ニシエダの様子から、彼や世間は、まだこの事件の重要性には気付いていないようで、のんびりしたもんだ。
まあ……こんな時に「夕べはお楽しみ」していた俺が言うのも何だが
これでもセーブしたんだぜ? 勢い的には三日三晩は続けてそうなほどハルカのテンションは凄かったからなぁ……
リーフやミレイと違って、ハルカは元々俺と同じ性癖を持つ者同士だったからってのもあるんだろうし
なにより……間違いなくハルカは元から淫乱だしな。
ピロートークで聞いた限りじゃ、どうも淫乱がこうじてポケモンに手を出してしまったという経緯があるらしく
驚いたのだが……彼女は「人間処女」だった、つまり人間相手は俺が初めてだったんだと。
そんな彼女が、今日という日に供えてちゃんと睡眠を取っただけましと言える。
ま……正直あまり寝られていないけどな
「私としては、あなたにはもっとポケモンバトルの方で活躍して欲しいんですがね」
俺だっていちいちああいう連中に関わりたくはないが……だからってほっとくことも出来ないだろ
つくづく、そんな性格だと思うよ。
「そこがご……タカマルの良い所じゃない」
どーかね。ただ貧乏くじを引きやすいだけだと思うんだが
まあいい……今はとにかくトクサネシティへ急ごう
「トクサネシティですか。あそこのジムリーダーはちょっと変わってましてね……でもあなたなら大丈夫でしょう」
変わってる?
「会えば判りますよ。では私はこれで」
ニシエダは言葉に含みを残して去っていったが……
「双子なのよ、ジムリーダーが」
ハルカがアッサリ通れに答えを教えてくれた。なんつーか、ニシエダの……まあいいけどさ
にしても双子ね……とりあえず対策は後にして、トクサネシティへ急ごう
「うん、ご主人様」
ハルカにとって貴重だった「しばらく」の期間は終わり、俺達はトクサネシティを目指した

俺達はそれぞれ、進化したばかりのラグラージに乗って海を渡る。
その際、俺達はトクサネジムでのジム戦に向けた対策を話し合いつつ、一つ約束を取り交わした。
それはハルカの仲間達のことについて。
俺としては、ハルカの仲間を奴隷として迎え入れることに何ら支障はない。
しかしだからといって、これまで築いてきたハルカと彼らの関係をご破算にするのはあまりにむごい。
基本的に俺は、人間でもポケモンでも奴隷達は皆同じように接してきている。
となると、ハルカとハルカの仲間の立場を同等にしなければならないが、それではトレーナーとしての威厳が損なわれる。
まあハルカは彼らを「仲間」として接してきたから、それでも問題はないんだが……
一応、俺としては「それはそれ」とした区切りをキチンと付けた方が良いと提案した。
俺からの提案は、ハルカの仲間達は今後もハルカの管轄でトレーニングやバトルを行うこと。
ただし基本的には俺を「主人」と仰ぎ、夜の調教等は俺に従う、という事を。
「ご主人様が言うことに異論なんてないよ。というか、「命令」してくれた方が奴隷っぽくて良いカモ」
……とことん変態に堕ちたいようだなハルカ。なら命令だ。俺の言うことを聞け
「はい、ご主人様♪」
本当に嬉しそうだな
「うん。命令されるのもなんか病み付きになりそうだけど……ちゃんと、私達のことを思ってくれてるのが嬉しいカモ」
当然だろ? 主人が奴隷を思うのは
「うん……えへへ」
……ホント可愛いなハルカは。こんな奴隷を手に入れられて嬉しいが……今はこの幸せをゆっくり噛みしめている場合じゃないからな。
「見えてきた、あそこがトクサネシティよ……ですよ」
ああそうだ。奴隷だからって言葉遣いを普段から気にすることはないぞ。
ただし、調教時は別だからな。つか、その「プレイ」の為には、普段とのギャップがあった方が萌えるし
「流石ご主人様。私が見込んだだけの変態だね」
……褒めてんのか?

ようやくトクサネシティに到着し、さっそくジム戦を……と思ったのだが、なんか騒がしいな
「おや……タカマル君じゃないか」
おお、ダイゴ。こんなところで奇遇だな……なあ、街が妙に騒がしいが、なんかあったのか?
「ああ……宇宙センターに予告状が届いてね」
予告状? つか、宇宙センター?
「ここにはロケットの発射など宇宙関係の研究を行うセンターがあるんだが……そこに、マグマ団からの予告状が届いたんだ」
なっ! ……ったく、こんな時にあいつら……グラードンの一件だけで面倒だってのに
「どうやら、センターにあるロケット用の燃料を狙っているようだ」
そうか……しかしなんだってわざわざそんなことを予告してきたんだ?
「さあ……おそらくだが、彼らは自分達の行いを「正義」と思っている節があるからね。おおかた、予告することで自分達の「正当性」を主張したいのだろう」
アホか……何を言おうが盗みは罪。それを使って企むことも、どうせろくなもんじゃないだろうしな。
「ところで、君達はどうしてここへ?」
俺はこれまでの経緯をダイゴにかいつまんで話した。
「なるほど……なら、君達はまずジム戦をすませてしまった方が良い。マグマ団の対処はボクが取り計らうよ」
いつ来るかってのは、予告になかったのか?
「無かったようだね。だからこそ、ただ待ちかまえているよりはジムに挑戦した方が良いだろう」
そうだな……じゃあ悪いがそっちは頼む
「ああ、任せてくれたまえ……こちらこそ、こんな事に君達を巻き込んでしまってすまない」
ま、乗りかかったなんとやらってね。それじゃハルカ、急ごうか
「ええ」
アクア団のことを気にしつつも、俺達はまずジムへと急ぐ。
そこで待ちかまえていたジムリーダーは、聞いたとおり双子のリーダー、フウとランだった。
『ふふふ……ジムリーダーが二人もいるんで驚いた?』
いやごめん……驚きは二人いることより、本当に双子ってハモるんだなって方が……
「ベタだけどね」
……あ、落ち込んだ。
「でもボク達は何も言葉にしなくても」
「お互いの考えていることが」
「頭の中に浮かぶから」
「通じ合うことが出来るのヨ!」
……うん、凄い芸だけどさ
「聞き取りづらいカモ」
「……ぼっ、ボク達の真似をするなんて」
「もしかして、あなた達もエスパー!?」
いや、これくらいはまぁ……
「愛し合っていれば普通に、ねぇ?」
いやまて、愛し合って無くてもそれなりに出来ると思うが……
「えー、そこはそういう事にしましょうよぉ」
……つかな、ここで張り合わなくてもいいだろうよ
まぁそれはさておき……ここでのジム戦は特別ルールなんだって?
「そう、ここでのジム戦は」
「私達とのダブルバトルでの勝負です!」
それなんだが……こっちも二人で挑んで良いか?
むろんこっちが勝てば俺達二人に一つずつバッチを渡して欲しいんだが
「ある意味こっちのハンデ戦になるから良いでしょ? そっちは意思の疎通が凄いんだから」
ちょっと強引だが……時間短縮のためにはこの条件をのんで欲しい。こっちは……
「うん、知ってるよ」
「アクア団を追いかけているんでしょ?」
ああ……そんなわけなんだ、構わないか?
「もちろん構わないけど」
「これで私達に負けても、言い訳は無しだヨ?」
当然。それじゃいくぞハルカ
「ええ……お願い、ラグラージ!」
こっちはグラエナ、出番だ!
「はぁい」
「初のタッグ戦……うう、照れちゃうよりも先に緊張しちゃう……」
相手はエスパータイプの使い手だと聞いた。ならこちらはそのエスパー技が通じない悪タイプのグラエナで挑む。
だがハルカは……悪タイプのポケモンを仲間にしていなかった。そこでラグラージなのだが、これは……
「ラグラージ、守って!」
「えっ!」
「あっ……しまった」
こーいう作戦。悪タイプには攻撃しづらいだろうから、おそらくラグラージに集中して攻撃してくるのではと睨んでいた
そこで、守る。これで少なくとも、こちらは無傷のまま相手一人にダメージをあたえられる。
「次は波乗り!」
守るは連続でやると失敗しやすいから、合間に相手二人を攻撃できる波乗りを挟む。
そして次は当然
「連続して波乗り!」
守ると見せかけての波乗り。ま、こんな感じでお子様二人を翻弄してやったさ
「これが愛の力ってやつカモ?」
いやだから……ただの作戦勝ち。
「そんな作戦に引っかかるボク達はヒドイけど……」
「あなた達の連携は、私達以上ね」
まあな。意思の疎通も大事だけど、大切なのはどれだけ相手を信じられるかだ。
その点は、ポケモンだろうがパートナーだろうが変わらないって事さ
「私達の愛がいかに深いかってことよ」
……まあ否定はしないが、なんか今日はこだわるなハルカ
「ふふふ……ちょっとこーいうのに憧れていたからカモ」
まあいいか……さて、約束通りバッチは貰うぞ
「敗れたからには仕方がない」
「負けを認めてバッチをあげるヨ」
よし、これでダイビングが使える。これでアクア団を追いかけられるが……その前に、マグマ団か
「宇宙センターに急ぎましょう、ご主人様!」
「……ご主人様?」
「え、なにそれ……どういう意味?」
あー……急いでるから後でな!
慌ててジムを出ようと俺達は走り出したが……うーむ、ちょっとあの二人には刺激の強い言葉だったかな……
「……ごめんなさいご主人様。ちょっと浮かれてました」
いやまあ……仕方ないさ。それより急ごう。まだ奴らが来ていなければ良いが……

ジムを出て宇宙センターへ急いだ俺達が見たのは……
「ご主人様、あいつら……」
間違いない、マグマ団だ。やつら、ちょうど宇宙センターに乗り込むところのようだ。
若干出遅れたが、センターの中にはダイゴがいる。この遅れが致命的になることはないだろう。
むしろ意図せずあいつらを挟み込むことが出来た。これはむしろ好機か。
ハルカ、俺は先行してダイゴと合流するから、群がる雑魚は任せた
「OK、ご主人様。下っ端なんか私一人で充分カモ」
一人頼れる奴隷兼トレーナーがいるだけで、戦略は随分変わるな。俺は雑魚をハルカに負かせ、センターの二階へ急いだ。
奥では……ダイゴがマグマ団リーダーのマツブサと幹部のホムラの二人と対峙している。
大丈夫か、ダイゴ
「タカマル君……間に合ってくれたようだね」
なんとかな。
「またしても貴様か……ことごとく我らの邪魔をしよって……」
そりゃこっちの台詞だ。グラードンに逃げられたお前らが、ロケットの燃料なんかを何に使うつもりだ?
「しれたこと。煙突山の火口に全て流し込んでやるのだ!」
なっ、火山を噴火させるつもりか!
「その通り。グラードンのいなくなったあの山になど、もう用はない。ならば噴火を起こし人工的に陸地を増やすまで!」
バカかお前ら。そんな事をして誰が喜ぶってんだよ。フエンタウンだけでなく、多くの人々を噴火に巻き込んでよ
「その通りだ。何故そうまでして愚行を働こうとする」
「うるさい! お前らに我らの崇高な目的など理解できまい!」
ちっ、イカレてるぜ……
「もう何を言っても無駄なようだ。タカマル君、力を貸してくれたまえ」
またダブルバトルか……面白い、ダイゴの実力も見極めさせて貰うかな
「出でよ、ボスゴドラ!」
ほう、またごっついポケモンを持ってるな。じゃあこっちは……キングドラ、頼むぞ
「よぉし、やっちゃうぞ!」
進化系最上級の二人を前にしては、マグマ団のリーダーと幹部なんてそれこそ下っ端同然。難なく返り討ちにしてやった。
まあ正直……俺がしゃしゃり出ることもなかったか。ダイゴのボスゴドラはかなりの実力。良い♀じゃないの。
「君のキングドラもたいした物だよ……さてマグマ団、観念したらどうだ?」
グラードンにも逃げられ、火山噴火も阻止された。もうお前らの理念なんざ、通用しないぜ?
「……我々が間違っていたというのか? 陸地を増やし、それによって人々が豊かになるという我々の理想が……」
アホか。人々を豊かにするって、その前にお前は噴火でどれだけの人々が苦しむのか考えたのか?
「本末転倒とはまさにこのことだな……」
「ではアクア団の連中はどうだ? あいつらが正しいとでも言うのか?!」
どアホ。あいつらもお前らとなんら変わんねぇよ。陸か海かって違いだけだ
「我らが間違っているというなら……私は他に確かめねばならぬ事がある……」
ふらりと、力なくマツブサは俺らに背を向け立ち去ろうとする。にゃろ、このまま見逃すとでも……
「待ってくれ、タカマル君」
ダイゴ、何故止める?
「彼らには、もう馬鹿な真似をするだけの力も気力もない。今彼は原点に立ち戻り悩んでいる。更生する機会を与えてやってくれ」
……随分とお優しいね、ダイゴは。ま……こっちはアクア団も追いかけなけりゃならないから、面倒をしないですむならそれでいい。
「すまないね……そうだ、アクア団を追いかけるならダイビングの技マシンが必要だろう。ボクの家にあるから、一緒に来てくれ」
カナズミまで戻るのか?
「いや、ボクの家はここトクサネにあるんだ」
ああ、だからこの予告状騒動にあんたが出張っていたのか。
早速、俺達は彼の家へと招待された

「これがダイビングの技マシンだ。受け取ってくれ」
これでようやくアクア団を追いかけられるな……かなり時間をロスしたか……あいつらがカイオーガを探すのに手間取っててくれると良いんだが
「海底洞窟へ向かう前に、ルネシティへ立ち寄ると良い」
ルネシティに?
「急がば回れとも言う。ルネシティで一度君達のポケモンをセンターで休ませるべきだし、なにより君達はルネシティの位置を正確に知っておくべきだろう」
空を飛ぶでいつでも行けるようにか?
「その通り。何事もなければいいが、万が一に供えてね」
万が一には……ルネシティで何かあると?
「あそこには目覚めのほこらという場所があります。そこはポケモンの魂が蘇る場所と言われていまして……送り火山と関わりがあるとされています」
なるほど、送り火山にはグラードンとカイオーガを目覚めさせた二つの珠が安置されていたし……確かに万が一の時はって場所か。
「ええ。ですが……」
そんな危ないことになる前に、止めてみせるさ
「お願いします。ボクはエアームドに乗って周辺の見渡してみます。どうも所々で局地的な日照りが起きているらしいので……」
日照りだって?
「おそらくグラードンの仕業かと……日照りは一時的なものですぐに収まるようですが、またすぐに別の場所で日照りが起きるらしいんです」
……グラードンが彷徨ってるのか?
「かもしれません。なにぶんあまりに情報が乏しくて……」
判った。そっちは任せるよ。こっちは海底洞窟に急ぐ
「ええ、ご武運を」
そっちもな。さてと……ハルカ、準備は良いか?
「もちろん」
よし、じゃあ急ぐか……間に合ってくれれば良いんだが……

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