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E:ムロタウンジム戦~石の洞窟

・タカマルのターン

「ああ、君がタカマル君か。君のことはシバから聞いてるよ」
ハルカと共に訪れたムロタウン。この町のジムリーダー、トウキと会った際に発せられた第一声がこれだ。
シバ?……ああ、カントー四天王のシバか。あのむさいオッサンと知り合いなのか。
「彼とは一緒に修行する事もあるんだ。君がこちらへ来たことも彼から聞いて、楽しみにしていたよ」
なるほど……そのご期待に添えられると良いんだがね
さてと……早速ジム戦といいたいが、どうする? 二人で来ておいてなんだが、連戦は難しいだろ?
「いや、問題ない。ポケモンが傷ついてもセンターはすぐそこだし、後は気合いと根性で」
ああ、アンタがシバの知り合いだって今ので尚更納得いったわ
「アハハハハ……さて、ではどちらから?」
「私からで良い? タカマル」
かまわんよ。二人のお手並み拝見させて貰いましょう。
「ありがと。じゃあ行くよ、スバメ!」
ハルカはスバメを繰り出した。なるほど、相手の格闘タイプに合わせて飛行タイプで潰す気か
作戦としては問題ないが……相手はジムリーダー、一筋縄ではいかないか。
「ワンリキー、ビルドアーップ!」
トウキはまず攻撃力と防御力を一段ずつ上げてから仕掛ける戦法のようだ。
一撃を耐えたワンリキーの攻撃はかなりのものになるはずだ……が
「翼で打つ!」
素早いスバメは相手に攻撃される前にとどめを刺してしまった。
このパターンは結局最後まで続き、ハルカはなんなく勝利を収めた。
「やったぁ!」
ふむ……弱点を押さえればどうということはないが、もしまともにぶつかっていると……ちと怖いな。
「良いところを見せずじまいか……さて、ではタカマル君始めようか」
さて俺は……そーいや飛行タイプはまだ連れてきても捕まえてもいなかったな。
となれば……
「ラルトス、出番だ」
「はぁい」
格闘タイプもう一つの弱点、エスパータイプをぶつけるのが順当か。
トウキの作戦もハルカと時と変わらない。ラルトスはスバメほど素早くないが、特攻が強い。
加えて相手は防御力こそ高いが特防はさして高くないのか……ビルドアップされる前にまずは一勝。
次の相手は……アサナン。これが厄介だ。
こいつは格闘タイプであると同時に、エスパータイプでもある。こちらの攻撃は弱点にならない。
となると、流石に先ほどのように一撃で相手を沈めるとは行かず……しかもこちらのスピードが相手より遅い。
ビルドアップを完了させたアサナンの一撃が決まった。これはキツイな
「大丈夫大丈夫、まだまだ行けますよぉ」
脳天気ゆえの発言なのか、それとも強がっているだけなのか……いずれにせよ、彼女の言葉を信じて続投。
次の攻撃でアサナンを退け、最後のマクノシタ。
相手がビルドアップしている間に体力を回復させ……今度はこちらの方が素早く動けた為、技は食らったが勝利できた。
正直……これは相手の作戦ミスだな。
こちらが弱点を突く攻撃をしてくるのが判っているんだから、短期決戦に持ち込まないと不利だ。
ビルドアップは長期専用の技。最初にそれを使ってくれたからこそ、こちらも余裕が出来た面もある。
「あはは、手厳しいね」
まあ……これはジム専用のバトルなんだろう。彼の本気とも思えない。
あえて判りやすい攻撃を繰り返すことで、弱点のつき方や短期決戦のやり方なんかを挑戦者に身につけさせようという
ジム本来の意味があるバトルってとこか。
そうでないと、シバに申し訳立たないもんな
「んー、そこまで見抜かれると気恥ずかしいね。流石は彼を打ち破ったチャンピオンだけはある」
そーいわれると、俺も気恥ずかしいんだがな
まぁなんだ……出来るなら、次は本気でやりたいもんだ。
「ええ、その日が来るのを楽しみにしてますよ」
さてジム戦も終わって……次は手紙を届けに行かないとな。
ハルカ、俺は野暮用があってまだこの町にいるから、ハギさんにカイナシティまで先に送ってもらえよ
「いいの? じゃあそうさせてもらうね。次に会ったとき、また勝負よ!」
おうよ、次は手の内読まれないようにな
「うっ……今度は勝つモン!」
そう言い残して、ハルカは一足先にカイナシティへ向かっていった。
さてと……それじゃあお使いをすませちまうか

この町にいるはずのダイゴという青年は、石の洞窟内部にいるらしい。
中は暗く、光源がないと先に進むのは困難だ
そこで俺は、この町へ来る前に奴隷にしたエネコにフラッシュを覚えさせ、その技で洞窟内を照らした。
「これで安心。さぁ、矢でも鉄砲でもCome On!!」
いや、流石に飛び道具は……初めて先頭を任されたからか、なんかエネコ張り切ってるな
うーむ、見た目はキュートなくせに「勇敢」な性格だからかな……なんかここ最近奴隷にしてきた彼女達は
見た目と性格にギャップがある奴が多いな……まあ、それはそれだけで魅力的だから俺は好きだが。
「ふふ~ん、ご主人様も私にメロメロ?」
ぬかせ……いずれお前が俺にメロメロになってるさ
石の洞窟はポケモン達が生息している以外、特に変わったところのない普通の洞窟だ。
強いて言うなら……奥の方でちょっと珍しい鉱石が見つかるらしいが、珍しいだけで価値はほとんど無い。
あるとすれば、その手のマニア向け……ダイゴはそのマニアって訳だ。
まあ、道中で新たな奴隷を確保できればいいか……と思っていたんだが
♂ばっかりだな……って、そうだよな、メロメロボディ持ちのエネコが先頭だからな
それでも時折♀とも出会え、なんとかココドラを捕獲。
「えぇ!奴隷って……なに、変態?」
ぐっ……正論だが正面から言われると軽くむかつくな。どうもコイツ、「図太い」性格のようだ。
そーいう奴には……くくっ、ハードな調教をしてやろうじゃないか。
身体は「頑丈」なようだから、激しくても平気だろ。
「……やっぱり変態だわ」
言ってろ。いずれ叩かれるのが気持ち良くなる変態にしてやるからよ
さて……それより肝心のダイゴだ。彼は洞窟の奥で採掘をしているところだった
「君は? えっ、手紙?」
俺はデボン社の社長から預かった手紙を手渡した。
「ありがとう。普段から洞窟の奥にいることが多くて実家に帰らない物だから……助かったよ」
まあこっちは頼まれついでなんでね
「君はトレーナーのようだが……ふむ、ポケモン達を見る限りなかなか良い感じに育ててるね」
ほう……一目で判るかい? 当てずっぽうでなければたいしたもんだが……
って、それじゃ遠回しに自画自賛してるだけか
「あはははは。いや、ボクの見立てが間違いでなければ、自画自賛したって構わない実力者だと思うけどね」
そりゃどうも。ついでに言えば、それを見抜くアンタも相当な腕だと思うが?
「ふふ、面白いことを言うね……ぞうだな、折角だからバトルを……と言いたいところだけど、ちょっと今は都合が悪いな」
そりゃ残念だ。ま、アンタとはまたどこかで会いそうだな……その時にでも頼むよ
「そうだね、ボクも君とはいずれ会うような気がするよ。そうだ、その為にもポケナビに登録しても良いかい?」
OK……よし、登録完了。
「それでは、ボクはこれで」
ダイゴは先を急ぐようそそくさと去っていった
おそらく手紙に何か書いてあったのだろうが……まあ、そこを詮索するのは野暮か。
さてと、俺もとっととここを出てハルカの後を追わないと

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