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LG:セキチクシティ~ヤマブキシティ

噂千里を走るとは言うけれど……走らせる物じゃないと思うんだ
「なんですか? それ」
なんでもないわ……ところでエリカ、ちょっとくっつき過ぎじゃないかなぁ
「あら、よろしいじゃありませんか。折角、二人きりでのお買い物なのですから」
いやだからね……女が二人で腕組みとかね、世間の目とか……
「お姉様ぁ」
……もういいわ、諦めた。
まあこんな感じで、タマムシシティにいる間はずっとエリカに付きまとわれてしまったわ
別にイヤじゃないのよ。素直で良い娘だから可愛いしね。
私も、なにせ奴隷の身だから変態に見られるのはむしろ歓迎というか……まあその、構わないのよ。
だけどエリカはジムリーダーで、まだ若いんだからあれこれと噂されるのは……ねぇ?
「私は気にしておりませんから」
お姉さんは心配なんだけどな……まあ、本人がここまで言うなら仕方ないけど。
そんなこんなで……次の街セキチクシティへ向かうため、私達はエリカが名残惜しそうに見送ってくれる中タマムシシティを後にした。
小うるさい暴走族どもを蹴散らしながらサイクリングロードを一気に南下して、セキチクシティに。
さて……ここにはジムの他に、サファリゾーンもあるのよね。
ここでは確か……まだご主人様が図鑑に載せていないカイロスをゲットできたはず。
ならまず、ジム戦の前にサファリゾーンでチャチャッとカイロスをゲットしちゃいますか。
「えーっと……そろそろ3時間くらい経ちそうなんだけど、リーフ。チャチャッと終わらせるんじゃなかったの?」
うっさいわねぇウインディ……出てきてくれないんだからしょうがないでしょ!
それから更に1時間経過して……ようやくゲットできたわ……
途中、パラスやパラセクトを何度もゲットしたから、おかげでキノコがどっさり収穫できて……これで良しとしないとやってられないわ

さて、いよいよジム戦ね。ここのジムリーダーであるキョウは、確か毒タイプの使い手だったわね。
となると……エスパータイプが有利。スリーパー、お願いよ
「まかせて!」
頑張り屋の彼女は、この日のために特訓も重ねてきたし……行けるでしょう。
と、思っていたんだけど……ジムリーダーにたどり着くまでが大変だったわ
ジムリーダーは毒タイプ使いなのに、ジム生達はエスパータイプのポケモンを使ってくるのよ。
エスパータイプにはゴーストタイプや悪タイプが効果的だけど……私の仲間にゴーストタイプも悪タイプもいない
ウインディが「かみ砕く」を使えるのが唯一の救いで、彼女に頼り切りだったわ。
こんなところでこんな苦戦を強いられると、ナツメとの対戦が思いやられるわ……
でも今はキョウね。やっとたどり着いたわ。
「よく来たな。貴様の師は出来る男だったが……さて、お前はどうかな?」
一番弟子の腕、見せてあげるわよ。お願い、スリーパー!
「ええ、頑張るわよ!」
私とスリーパーで挑むジム戦。タイプの相性はバッチリで、なんの問題もない……と、思ってたのに……
「ごめんなさい……」
こっちこそ、ごめんスリーパー……まさかここまで、技が決まらないなんて……
スリーパーは真っ先に毒を浴びて徐々に体力を奪われていく中、相手のベトベトンは小さくなるを連発し、回避率をアップ。
相性が良くても当たらなければ意味が無く……回復か攻撃か、その決断を誤ったためにスリーパーは毒によってダウン。
他の仲間達で応戦するも、回避率を上げきったベトベトンに誰も攻撃を当てられない。
もうちょっとでなんとかなりそう……と思ったところで回復されたりで、私は……ギブアップを余儀なくされたわ
「これが毒の恐ろしさ、戦術の差だ。また出直して参れ」
初めての、そして屈辱的な完敗……トレーナーとしての腕が、まだ未熟だって思い知らされたわ。
「運もなかったのよ。次に挑戦したときは、きっと勝てるわ」
「そうですよ、お姉様。私もっと頑張りますから!」
ありがとう、サンダース、スリーパー。でも……やっぱり私の判断ミスだわ。
相性の良さばかり気にして、攻撃の一点張りだったものね。
毒の回復もそうだけど、もっと根本的な戦術をきちんと練るべきだったのよ。
戦術か……ここはやはり、スリーパー本来の得意技で勝負を賭けた方が良いかな
「私の得意技……ですか?」
そう。ズバリ、催眠術よ。この技で相手を眠らせてしまえば、小さくなることも出来ないわ。
あまり成功率の高い技じゃないから、今までは懸念してたんだけど……試してみる価値はあると思うの。
もし最初に眠らせられなかったら、いつも通りの作戦に立て直せばいい。
「だったら……お姉様、私「夢喰い」を覚えたいです」
ああ、なるほど……どうせ眠らせることを前提にするなら、それは使えるわね。
確かトキワシティにその技を教えてくれる人がいたわね。早速行ってみましょう

「来たか……ふむ、敗戦の後遺症はなさそうだな」
当然よ。いつまでもうじうじしてられないわ。さぁリベンジよ、スリーパー
「はい、行きます!」
早速、催眠術!……よし、決まった! 続いて夢喰い!
外すこともある催眠術を、スリーパーは次々と決めてくれたわ。そして夢喰いで大ダメージ。四人の相手に対して、なんと今回はパーフェクト!
「むむ……まあ強運も味方したが、それも実力じゃな。よかろう、そら、ピンクバッチじゃ」
やったぁ! くぅ……こんなに嬉しい勝利は久しぶりね。良かったわぁ
「やりましたね、お姉様!」
ええ、あなたの頑張りのおかげよ、スリーパー。
さぁて、次はナツメね。ヤマブキシティに行くわよ!

セキチクシティから、今度はサイクリングロードとは反対の道路を回ってヤマブキシティへ。
ご主人様が通ったときにはカビゴンが邪魔だったらしいけど……今は平気ね。
さて、ヤマブキシティは……ロケット団もいなくなってこちらも平和ね。
ここのジムリーダーはナツメ。ご主人様とは「深い仲」なので、カスミと同様に私とも顔見知り。
「だからって、手加減はしませんよ」
もちろんよ、ナツメ。ここはウインディ、お願いね
「いよいよナツメとかぁ……楽しみにしてたわ」
悪タイプの技を使えるウインディでナツメに挑み、結果は……ストレート勝ち。キョウと比べたらかなり楽だったわ。
でもナツメの実力はこんな物じゃない。ご主人様とのバトルを何度か目にしていたから良く知っている。
カスミもそうだけど、本気のナツメは本当に強い……ジム戦用のポケモンだから私でもどうにか勝てたようなものだわ。
「強くなったわ……ええ、本当に。あなたたちの絆、エスパーの力なんか使わなくても、よく見えるもの」
ありがとうナツメ……あなたにそういって貰えると本当に嬉しいわ
「はい、ゴールドバッチ。これで6個目?」
ええ、ご主人様と同じルートを辿っているから……次はグレン島ね
「その前に……シルフカンパニーの方が、是非立ち寄って欲しいって……伝言を頼まれてたわ」
あら? なにかな……ご主人様じゃなくて、私に用があるなんて……

「いやぁ、あなたの師匠には随分とお世話になりましてね……」
社の研究員が私に握手を求めながら話しかけてきた。
以前この会社はロケット団に乗っ取られかけていたところをご主人様に助けられた経緯があって
さらにはわざわざオーレにまでご主人様を出向かせたりもして……そりゃあもう、ご主人様には頭が上がらない訳よ。
そんなシルフカンパニーが、ご主人様の関係者とはいえ私になんのようだろう?
「実はタカマルさんから、あなたがここを訪れたら渡して欲しいと頼まれたものがありまして……」
ご主人様から!?
話によると……以前ご主人様はこちらでラプラスを預かった事があるんだけど
そのラプラスはご主人様の手に渡ったもののなかなか「相手」をしてあげられる機会が無くて
結局は先日、こちらにお返ししたらしい。
「こちらから押しつけたようなものだったのに……あんなに申し訳ないと何度も頭を下げられてしまって……」
ご主人様らしいな……でもそのご主人様が、なんだろう?
「この娘を、是非あなたへと……」
えっ、ラプラス? でも……あれ? この娘はご主人様の手に渡っていたラプラスじゃない?
「ええ……あのラプラスの娘になりますね」
そうなんだ……でもどうして?
「あなたなら、幸せにしてくれるだろうとタカマルさんが……」
そうなんだ……付け加えるなら、これからの私に必要になるパートナーだとも言っていたみたい。
確かに……そろそろ氷ポケモンを仲間に欲しかったところだけど……
ホウエン地方に旅立たれる前に、こんな気遣いを……ありがとうございます、ご主人様
「あなたとは初めてお会いしましたが……あなたならこの娘を預けても大丈夫そうですね。よろしくお願いします」
いえ、こちらこそすみません……よろしくね、ラプラス
「はぁい! よろしくですぅ!」
なんか随分と「陽気」な娘ね。お母さんは真面目な人だったと思ったけど……お母さんは元気?
「うん。ママがね、ご主人様はとっても良い人だったから、あなたも幸せになれるわよって……そう言ってた」
そうなんだ……手放したから恨んでるかと思ってたけど……良かった。ご主人様、これ聞いたら喜ぶだろうな。

ラプラスを仲間に加えて、いざグレン島へ……の前に、しばらくこの辺りでもうちょっと特訓した方が良いかな。
最近ウインディに頼り切りだったから、他の仲間達のトレーニングがちょっとおろそかになってるかも。
「でしたら……格闘道場に立ち寄ってみては?」
ナツメのジムのすぐ隣にある道場ね……腕試しに言ってみるか。たのもー!
「む、道場破りか!」
どっ……いやまあ、ちょっとトレーニングの相手に……
「問答無用、チェストー!」
ちょっ! スリーパー、やっちゃって!
「いえっさぁ!」
有無を言わさず繰り出されるポケモンは、やはり格闘系のポケモンで……あー、一方的にボッコボコだわ……あっちがね
「看板は勘弁してくれ……エビワラーかサワムラー、どちらかやるから……」
あー、そういえばご主人様もこんなことあったらしいわね……ええっと、確かご主人様はエビワラーを貰ったんだったわね。じゃあサワムラーを貰うわ
このサワムラー、♂しかいない種族だから……
「きたねぇ……チンポ分補給」
「だからあなたたちは……」
良かったわね、ニーノ。ちょっとは楽になれるわよ
「マジ助かるぜぇ……新入り、このパーティはキツイぜぇ……天国が拝めるくらいな」
「どっ……どんな状況っすか……」
ま、「うっかり」私達の仲間になっちゃった自分を恨んでね……うふふふふふ

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Author:S-BOW

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