2ntブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

-件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

BF:エッチになるリラ……

このシーンはリラ視点で書かれています。
また話自体は「BF:バトルタワー」に続くシーンということになります
コゴミ同様、キャラが原作とはかなりかけ離れてしまっています。
そのような点で、「リラは俺の嫁」という方はむしろ読むと不快になるかもしれませんので
ご理解いただいた上でお読みください。


生意気だと、よく言われていた。
僕はただ、ポケモンバトルを楽しみたかっただけなのに。
勝つ度に言われた。生意気だって。
子供の頃の話だけど……今でも、あの頃と少しも変わっていない。
大人は口にしないだけ。その違いだけ……その違いだけ。
ポケモンバトルは好き。でも、好きなポケモンバトルの為に何か特別なことをしたことはない。
楽しいバトルがしたかった。だから普通にバトルを楽しんで……普通に、勝ち続けていた。
それが生意気だって……子供の頃の僕には意味が判らなかった。
今は少し、彼らの言いたかったことも判る……けれど、理不尽な事に代わりはないと思う。
いつ頃からか、僕は「天才」って呼ばれるようになっていた。
そしてたぶんその頃から……他人に、興味が持てなくなっていた。
僕は人と違う。同じようにポケモンバトルを楽しみたいだけなのに。
今でもポケモンバトルは好き。でも……楽しめることは少ない。
ポケモンリーグにも挑戦した事もあった。
だけど……ジムリーダーとの闘いは、僕を楽しませてはくれなかった。
彼らは一つの属性にこだわるから……どうしても勝ちが見えてしまう。
そんなバトルは、僕にとって魅力的なところは一つもなく、
結局途中で挑戦を止めてしまった。
ジムリーダーの人達を、弱いだなんて思ったことはない。
彼らは彼らで、本当に素晴らしいポケモントレーナーだと思う。
だけど……僕にとっては、興味を惹くトレーナーにはなりえなかった。
彼らのこだわりと、僕の関心に接点がなかっただけ。
勝ちが見えるバトルは楽しくない。
勝つ事への執着心が無く、それでも勝ててしまう僕にとって
ポケモンリーグは残念ながら僕の期待に応えてはくれなかった。
僕は……ポケモンバトルを楽しみたい。けれど居場所がない。
ポケモンリーグにも居場所を見出せなかった僕は、どうすればバトルを楽しめるのだろうか……
悩んでいた僕に、ニシエダさんが言った。
君の居場所になれるか判らないけど、試してみないか……って。
そこがバトルタワーだった。
どんな相手が来るか判らない、連戦を強いられる過酷なバトルロード。
確かにここなら、僕が求める相手が来るかも知れない。
僕は期待していた……けれど、期待通りの相手には巡り会えない。
何度か負けたこともある。けれど、僕を負かす相手だからといって、僕が楽しめたかどうかは別。
ここも、僕の居場所じゃなかったのかな……
そんな事を思い始めた頃だった。コゴミさんが僕を誘ってきた。
面白いバトル大会が開かれるから見に行こう、と。
ニシエダさんが主催するそのバトル大会は、
カントーとホウエンでチャンピオンになった男への祝賀会を兼ねたもの。
カントーとホウエンのジムリーダーや四天王がバトルする、前代未聞の大バトル大会。
僕は会場で……彼らのバトルに魅入っていた。
コレがポケモンバトル……僕の求めていた、楽しいポケモンバトルだ。
ジムリーダーの人達があんな楽しそうにバトルするなんて……僕がリーグに挑戦していたときとはまるで違う。
これが彼らの本気……なんて、なんて凄い、そして楽しいバトルなんだ。
僕は……すぐあの場に飛びこみたかった。
僕もバトルさせて欲しい。彼らの中で、バトルがしたい……
そんな彼らの中で、ひときわ心惹かれたのが……この大会の主役。
二冠制覇のチャンピオン、タカマル。
彼と彼のポケモン達の、生き生きとしたバトル。あんなに楽しそうなバトルは他にない。
あんなに楽しめるバトル……僕も体験したい。是非彼とバトルがしたい!
その願いは……叶う。コゴミが教えてくれた。
彼がバトルフロンティアに挑戦するのだということを。
僕がバトルタワーを居場所と決めて待ちわびていた……その成果が、ようやく報われる。

「なるほどね……だったらもう、そっちの心配は要らないようだな」
僕にポケモンバトルの本当の楽しさを教えてくれた人……タカマルが僕に語りかける。
「楽しませてくれるのを待つなよ。自分から楽しめ。お前だってガキの頃はそうだったんだろ? そして楽しかっただろ」
「はい……みんなから生意気だなんて言われるまでは……何も考えずに楽しめていたと思います」
強いとか天才とか……そんなこと関係なかった。
結局は、僕が殻を作って閉じこもっていたんだ。
楽しめないって。
今思えば……ジムリーダー達に対してもそうだ。僕が勝手に、彼らを誤解していただけ。
あのバトル大会を見れはそれが判る。勝手な評価をしていたのは僕の方だと。
勝手に相手を決めつけて楽しめないなんて……僕のことを生意気だと言っていた彼らと同じじゃないか。
「今の立場じゃリーグに挑戦ってのは出来ねぇだろうが……「あっちの」秘密基地にでも来いよ。直接あいつらとバトル出来るはずだから」
「ありがとう……」
彼は元々アクア団が利用していた秘密基地を改装し、
彼の「奴隷達」やジムリーダーが思い切りバトル出来る会場にして活用している。
そこに行けば……バトルを楽しめる。それが約束されている。
こんなに嬉しいことはない……彼に出会えたことに、僕は感謝した。
もちろんポケモンバトルのことだけでなく……僕が「女性」であることに気付かせてくれたことにも。
「で……まぁそっちは良いとして」
頭を掻きながら、少し困った顔をする彼。
今までの、威厳あるチャンピオンの顔じゃない。これが彼の「素」なのかな。
そう思うと……そんな彼の顔を見られたことが、なんだか嬉しい。
「いいんだな? 本当に」
なにが……と問うのは、もう野暮だろう。
僕も彼も、既に裸になっているのだから。
ここは彼のもう一つの秘密基地……元々マグマ団のアジトだった場所。
彼が彼の奴隷達と一夜を過ごすための場所。
そこに招待された……奴隷になるわけではないけれど、つまりはそういうことをするためで……
こんな状況で最終確認をするのも本当は野暮だと思うけど……そこは彼の優しさなのだと、そう思うことにした。
「あなたのことをずっと……あの大会から、見てきました」
あんな楽しくバトルをする彼はどんな人なのだろうか? 他の人達ともあのようなバトルをするのだろうか?
バトルフロンティアで試合は、全て見ていた。どのバトルも素晴らしかった。
そんなバトルを見続けていたら……僕はいつの間にか、トレーナーとしての彼ではなく、一人の男性を目で追っていた。
その事に気付いたとき、僕は自分が女性だった事にも気付かされた。
他人に興味が持てなくて……異性とか恋愛とか、そんなことにまで興味を失っていた。
その反動……なのだと、彼は言う。
今まで興味を持たなかったのに急に異性を意識したから、こんな気持ちになるのだと。
そうかもしれない。でも、それでも良い。そう思わせるだけ……彼は魅力的だから。
「これからも、見ていたい……バトルだけではなく、あなたを……大好きなあなたを」
好きという言葉の重みを、僕は知らない。
けれど、偽りはない。
これが恋なのかどうか、そんなことを問いただす必要なんか無い。
殻を作って自分を決めつけることは、もうしたくない。
胸の高鳴り……この鼓動を、僕は素直に受け入れたい。
そう思わせてくれた、彼の腕に抱かれながら。
「ったく、しらねぇぞ。ポケモンバトルよりも夢中になっちまうぞ?」
「もう、そうなってる……」
僕はベッドに座る彼の太股の上に座らされながら、ギュッと彼に抱きついた。
こうしているだけで、こんなに胸がドキドキするなんて……こんなに幸せになれるなんて。
これ以上のドキドキが、僕を待っているだなんて……
「仕方ないな。なら、恋のイロハから教えてやる」
そう言って、彼は僕を抱きながら……唇を重ねる。
これがキス……唇を重ねるだけで、こんなにも気持ちが高ぶるなんて……
それなのに、この先があるなんて……僕は知らなかった。
突然、僕の唇を割って入る……彼の舌。
キスって、唇を重ねるだけじゃなかったの? これって、こんなの……これ、すごい……
彼が僕の中へ入ってきた。そんな感覚……これだけでも、胸が跳ね上がる。
それなのに、彼は僕の口内で舌を動かしながら、僕の舌に絡みついてくる。
僕はどうして良いのか判らない……けれど、自然と僕も彼の舌に自分の舌を絡ませていた。
積極的になってる。こんな事初めてなのに……僕は夢中になってる。
そんな自分に驚きながら、でも僕は彼の行為に心を溶かされ酔いしれ、気持ちと身体を求めるままにまかせてみた。
こんな時、普通の女の子なら緊張して動けなくなるのかな……そんなイメージは少しあったけど
僕は何故か、もっと彼を求めていた。
気付いたら、彼の頭に手を回して、ぐっと引き寄せるようにしがみついていた。
何で? 僕はこんなに積極的なんだろう。
僕は……エッチな娘だったの?
それって……恥ずかしいことだよね。
でも……嫌じゃない。何故か、これが彼の前では当たり前のような気もした。
そういえば……僕が彼のこと……彼が「奴隷」を囲っていることを初めて聞いたときも
僕の反応が普通ではなかったらしい……そう彼が言っていた。
ただ僕は……嫌悪感を示さなかっただけ。そう言うものなんだって、聞き入れただけなんだけど。
それが普通じゃないんだって……たぶんそれだけ、僕には「その手の知識」が無いからだと思う。
だから自然と、こんなに積極的になってるのかな……
本能が彼を求めているのかな。
だとすれば……僕は女性として、男性の彼を本能が求めているの?
それって……すごくエッチだ。
そして、すごく……素敵な気がする。
「ん、クチュ……ふあ、んん……あっ、はふ……ん?」
不意に、彼が僕から舌を引き抜き、唇を離す。
もっと続けて欲しかったのに……だらしなく舌を出しながら、僕は彼の唇を目で追った。
その唇はまた僕に近づき……今度はもっと下、僕の乳首に近づいていった。
「そこ、ひぁっ! ん、ちく、ん、ああ……ん、いや、んあ、んん!」
僕が男の子に間違われる原因……女性らしくない、膨れの無い胸。
特に気にもしていなかった胸だけど……彼とこうして触れ合うことになると思ったとき、とたんに気になった胸。
男性はもっと、ふくよかな胸を好むと聞いていた。そう言うものだと思っていたけど、僕は特に興味を持てなかった。
男性が僕をどう見ているかなんて、どうでも良かったから。
でも彼には……女性としての僕を見て欲しい。そう意識した瞬間から、僕はこの胸を気にしていた。
「気持ちいいだろ?」
「あっ、うん……なんか、これ、ふぁっ! く、くすぐった、い、ような、なんか、うまく、言葉にならな……んぁあ!」
自分で触ったことはもちろんあるけど、こんな感じになんてならなかった……
僕の身体はどうなっちゃったの?
これが……抱かれるって事?
「感度の良い乳首だな……いいよ、もっと声出して」
「い、これ、いい、の? ぜんぜんない、胸、全然無いけど……ひぁ! ん、あぁあ……これ、いいの? 僕の胸、いい……はん!」
「ああ、これだけ感じる胸なら上質だ。リラの胸はエッチで、とても良いよ」
「えっ、エッチ……んっ!」
やっぱりエッチなんだ……エッチで、それでいいんだ。
彼は私の乳首をまるでソフトクリームのように舌で舐め、味わうように先で突き、溶けこぼれを啜るように唇を這わせ吸い付く。
その度に私は声を上げ、その声を彼が楽しんだ。
でも彼の楽しみはこれで終わるはずもなく……彼の腕に支えられながら横たわる私に、彼はもっと私をエッチにしていく。
「ん、そこ! や、そこは、ん!」
「もう湿ってるね……本当にリラはエッチだ」
気付けば、私のそこ……彼が今指で触れている場所……大切な場所がぐっしょりと濡れていた。
お漏らしした……わけじゃないのは判る。
初めてだけど、少しくらいなら……知識はあるから。
でも話に聞いたのと実際自分の身体で起きるとでは……印象が違いすぎる。
こんなになるの? これが普通?
……ううん、もう普通とかどうでもいい。
僕はとてもエッチなんだ……それを彼が喜んでくれるなら、その方が良い。
「ここ、自分で弄ったことはある?」
「そん……あ、あるけど、でも、こんなに、これ、こんな……ふぁ! ん、や、そんなに、指、いじ、いじらない……あぁあ!」
一人でエッチなことをしたことは……ちょっとある。
興味本位というか、なんとなくで……
でも、本当にちょっと。数えられるくらい……だけど、その数も忘れてしまうくらい、本当に僅かだけ。
なんとなく気持ち良かったのは覚えている。でも……こういう事にも、なんか興味が持てなくて。
でもこれからは……なんども、自分で弄っちゃうのかな
僕はエッチな娘だから……こんなに気持ちいいなんて知らなかったから、これからは我慢できなくなるかも。
なんだか……僕は彼に、どんどんエッチを刷り込まれていくみたい。
それに僅かな背徳感を感じながら、もっともっとと求めている自分にも気付く。
僕は彼によってエッチな娘にさせられるんだ。
彼の「女」になるんだ、僕……
彼が僕の殻を打ち破ってくれた……そして殻の中からむき出しになった心に、エッチな気持ちと彼への思いを刻み込まれる。
その彼は、そっと僕をベッドに寝かせる。
そして彼は、僕の両足を掴みながらベッドに乗る。
いよいよ……僕は息を弾ませながら、彼が来るのを待っていた。
「凄く痛いだろうけど……我慢してくれ」
「うん……いいよ、僕をあなたの……タカマルの「女」にして……」
彼の……僕の中に来るそれは、ものすごく大きくて、ビクビクと脈打ってて……不安と恐怖と、そして期待と幸福感とが僕の心臓をバクバクと突き動かす。
「……ん、くっ、あ……んぐっ! ひ……あ、くっ……」
想像していたよりも激しい痛みが、僕の内側から全身へと広がっていく。
声にならない、したくない悲鳴が口から漏れる……シーツをギュッと握りしめながら、それでも僕は耐えた。
「大丈夫か?」
優しい声が僕へ届けられた頃には、痛みがほんの僅かだけど引いていた。
「ん……うん、だいじょう……ぶ……」
まだ痛い。とても痛いけど……その痛みを、幸福感が和らげてくれた。
僕は彼の、タカマルの女になったんだ……彼に初めてを捧げられたその幸福。
その代償がこの痛みなら……とても安い。
「少し動かすぞ」
「うん……ん、くっ……」
彼のが、私の中から引いていく……それだけでもやはり激しい痛みが……
そしてまた私の中へゆっくりと押し戻される彼の……その嬉しさと痛さに、私はシーツを引き寄せながら涙を流していた。
「……今日はこれくらいにしようか」
「そ……いや、いやだ……ぼく、まだ……」
処女は捧げられた。でも彼を……僕は彼を満足させられない。
そんなの嫌だ。僕は激しく首を振り彼の意見を否定する。
僕はエッチな娘じゃなかったの? エッチなら、もっと気持ち良くなれるんじゃないの?
嫌だ、こんなのって……こんなのって……
「焦るなよ。ゆっくり……な。今夜だけで終わりじゃないんだ。それとも、リラはもう俺とこうするの嫌か?」
僕はもっと激しく首を振る。もう、もう僕は彼の女……彼のことばかりが、僕の心を覆い尽くしているのに。
「だったら……焦るな。大丈夫、リラはエッチな娘だ。すぐ気持ち良くなれるさ」
「……本当に?」
彼はニッコリと微笑んでくれた。
その笑顔に、僕はようやく落ち着きを取り戻せた。
僕がこんなに取り乱すなんてことあるんだ。僕は自分に驚いている。
感情が無い、なんて揶揄(やゆ)されたことも多い僕が……
それだけ、彼は僕のにってとても大切な人……
出会ったのは今日が初めて。彼を意識し始めたのも、そう何日も経っていない。
なのに、彼は僕の大切な人になった……僕に輝かしい未来を見せてくれた、大切な人に。
「お願いがあるの……」
痛がる私を気遣いながら、ゆっくりと彼のが私から抜かれていく。
それに耐えきった僕は、彼に甘えていた。
「このまま……抱きしめて欲しい。そしてそのまま、あなたと寝たい……」
両親以外の人に、甘えるなんて初めて……彼は僕の初めてを、次々と奪っていく。
それがとても嬉しい……なのに、彼は口元をつり上げて私の願いを断った。
「これだけで終わりのはずないだろ?」
そう言って、彼は僕の唇にまた唇を重ね……舌を入れてきた。
ピクリと、反応する僕の身体。彼とのキスを覚えた僕の身体と心が、直ぐさまトロトロに溶け始めた。
「もっとエッチにしてやるよ」
「うん……嬉しい」
もう、全てが彼に奪われる。身体も心も、みんな彼のもの。
唇も舌も、彼が奪った。乳首も、首筋も、おへそも、太股も、お尻も……体中、彼の舌と指で嬲られ、奪われていく。
全身がエッチになる。エッチにさせられる。彼によって。
「ひあ、ん、こ、なんか、なんか、く、くる、ひあ、ん、ふぁあ!」
心の奥底から湧き上がる、感情。
なにこれ……戸惑いながら、でもその感情は溢れてきて……止められない。
「逝くのか? リラ……エッチなリラは愛撫で初めて逝くんだな?」
「い、いく? これ、これが、ん、ふあ、んぁあ! い、いく、いくん、だ……ぼっ、ぼく、いく、いくんだね、いく、いく、ん、ああ、タカ、タカマル、い、いく、いく、ぼく、ぼく、ぼく! ん、ふあ、んぁあああ!」
ぐったりと、全身を包む脱力感……それ以上に心暖める幸福感。
これが逝く……初めて僕、逝かされた……。
「ここで逝けるようになったら……こんなんじゃすまないぞ?」
クチュっと、湿った音が鳴る……彼が僕の、あそこを軽く撫でた。
それだけで僕はピクリと身体を震わせてしまう……あの痛みが無くなったら……僕はその日が来るのが待ちきれない。
やっぱり……僕はエッチだ。
「疲れただろ……さっきのお願い、聞いてやるからこのまま寝て良いぞ」
そっと彼は僕を優しく抱きしめながら、そう呟いた。
嬉しかった……けれど、このままで良いのかな?
「でも……あなたはその……いいの?」
彼はまだ……満足していないはず。それなのに……このままで良いはずはない。
「気にすんな」
それだけ言うと、彼は僕を抱きしめたまま目蓋を閉じた。
気にするなと言われても……彼のがまだ、その大きさで、僕に触れている。
やっぱりこのままじゃ……僕はそっと、彼のに手を触れた。
これって確か……こうやって……
「リラ……」
「だって……僕だけじゃなくて、あなたも……」
してもらうだけじゃなくて、してあげたい……彼にも気持ち良くなって欲しい。
でも彼は僕の手を掴んで、そっと彼のから離してしまう……。
「……ダメなの?」
僕では、満足できないのかな……悲しいよ、そんなの。
「このまま、足をギュッと閉じてて」
そう言うと、彼は突然僕の足の間……股の間に彼のをグイッと押し込んできた。
「これ……んっ! 僕のも擦れて……ふぁ!」
「いいだろ? 俺も気持ちいから……今度は一緒にな」
一緒に……僕、一緒に気持ち良くなれるんだ。
一緒……彼と一緒……僕と一緒……一緒……こんな嬉しいことはないよ……僕、気持ち良くって、幸せで……
「ん、こす、こすれる、の、きも、ち、い、ん、ふぁ、あっ、あぁあ!」
「いいぞ……俺も気持ちいいから……リラ、いいよ、いいよ……」
「きも、うん、ぼく、ぼくも、きもち、いい、うれし、うれしいよ、ふあ、ん、タカマル、タカマル!」
真っ白になっていく意識。でもその白は……全てが彼。白い彼が僕の意識と身体を包む。
「これ、ダメ! い、ぼく、またぼく、いっ、いっちゃ……んあ!」
「逝け、逝けよリラ……俺もそろそろ……」
「いく、いく、またぼく、いく、いく、また、また、んぁあ! タカマル、タカマル、タカマル、タカ……んぁあああ!」
仰け反りながらビクビクと身体を震わせる僕を、彼は立ち上がりながら肩を押して仰向けにする。
そして僕を跨いで……僕に向けて彼の白いものを……そのまま降り注ぐ。
これが男の人の……僕は白濁したそれを胸と顔で受け止めながら、笑っていた。
彼も気持ち良くなってくれた。それがとても嬉しくて。
顔に付いたその降りかかったものを、僕は指ですくい取って、それを口へと運んでみた……。
「……」
「……まずいだろ」
眉をひそめた僕に、彼が笑いながら尋ねてきた。僕は……何も言えなかった。
味は確かに……でも、なんか嬉しい……この嬉しさが味になるなら、間違いなく美味しくなるのに……。
「汚しちまったな。シャワー浴びてくるか?」
「……一緒に入ってくれるなら」
一緒に入れば……どうなるかを想像しながらお強請りする。
「随分可愛らしくなったもんだ」
僕の髪をくしゃくしゃとかき乱しながら、僕を浴室へと案内してくれる。
二人して、これからの事に期待しながら……
僕は本当に、エッチな娘だな……エッチな娘にしてもらえたんだな。
「ねえ……また気持ち良くしてあげるよ?」
「女になったばかりで、生意気なことを言うんじゃねぇよ」
苦笑いを浮かべながら、彼が僕を小突く。
生意気って言われて……僕が笑うなんて、初めてのことだ。

0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

ブログの説明

S-BOW

Author:S-BOW

このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
基本的に脳内妄想をあるがまま文章化しているため、読みづらい点が多々あることをご了承ください。
また始めて読まれる方は、下記カテゴリーの「はじめに」をクリックして注意事項を一読くださると幸いです。
またエロい妄想はしていますが、ストーリーをなぞった形になっているので、エロシーンは一部を除きかなり薄めであることもご了承ください。
※18禁ブログです。18歳未満の方は閲覧しないようお願いいたします

最近の記事

カレンダー

04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

メールフォーム

名前:
本文:

リターンメールが欲しい方は、本文にアドレスを記載してください

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索