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E:フエンタウン

・タカマルのターン

「ずっと研究室に閉じこもるような女に、こんな情熱的なアプローチをされたら……そりゃ堕ちますって」
冷静な分析を披露しながら、しかし顔は真っ赤に火照らせたまま、マユミはベッドの中で俺に抱きついている。
「姉が夢中になってしまったのも、身をもって理解できましたよ……どうです? 姉妹を堕とした気分は」
最高の気分さ。君達のような魅力的な姉妹と心身を通わせる事が出来るなんてね。まさに奇跡かな。
「またそういう……本当にずるい人ですね。すぐにまた出て行ってしまう癖に……」
それを言われると辛いな。でも、すぐにまた会いに来るよ
「その言葉を、ずっと信じて待ってしまうんでしょうね私……でもそれさえ、姉を見ていると幸せそうだから……困るわ」
そういえば、アズサは元気そうだった?
「あら? 私の前で他の女の話ですか?」
うっ、そういうつもりじゃ……
「くすくす、冗談ですよ。ええ、元気そうに……あなたに気をつけろって再三言ってましたよ」
今度アズサに会ったとき、なんて言われるかなぁ……
「それは私も楽しみですね。でもたぶん、姉は予感してたと思いますよ。こうなることを」
そう言って、マユミは俺の頬にキスをした。
「……もうすこし、あなたの温もりを残していってください。研究室で凍えてしまわないように」
リクエストに応えるため、俺は情熱的な彼女の唇に自分の唇を押し当てた。

しかしなんだ……その昔、大航海時代の船乗りは、港ごとに女がいたというけれど……
「それを陸地でやることもないですよねぇ」
まあなんだココドラ……そうは言っても、昔の船乗りだって節操がなかったという話だよ
「とうとう自分で認めちゃったわ……」
……そんなこんなで、再び煙突山の頂上だ。
マグマ団の連中もいなくなり、観光客やせんべい売りも戻ってきた。
ここからデコボコ山道を下って行けばフエンタウンだ。
色々遠回りしてきたが、ようやっとジム戦……ん? あそこにいるのは……マグマ団?
まだうろついている奴がいたのか……おい、お前……
「なっ、なんだよ! ここには何もねぇからな!」
……それはあからさまに、ここに何かがあると言っているようなものだが……逃げたか
ここに何があるんだ? 見たところ……特に変わった様子はないが……
「なぁんか不自然な感じはするんだけど……うーん……」
ココドラも何か感じてはいるようだが……仕方ない、ここは一旦諦めて町へ行こう
どうせまたあいつらとはかち合うだろう。その時になってからでも遅くはない……と、思うんだがなぁ……うーむ

フエンタウンは火山の麓にある町らしく、温泉で知られた町だ。
ポケモンセンターの裏には誰でも入浴できる温泉があり、砂風呂を楽しめる場所まである。
まあ……年寄りが多いのは難点ではあるが、しかし俺はこーいった風情の町は結構好きだ
「へぇ、ご主人様にしては珍しいね」
若い娘がいないのはつまらない、とか言い出すと思ったか?
まあ、いないよりいた方が良いのは確かだが、それとこれとはまた別だ。
それに、俺にはお前達がいるから目の保養なんか今更する必要もないだろ? ココドラ
「……もう、そーいうの唐突に言わないでよぉ」
くくっ、赤くなりやがって……ココドラも随分としおらしくなってきたな
さてと……ようやくジム戦だ。ヌマクロー、頼むぞ。
「まっかせて!」
気合い充分だな。よし、ジムに乗り込むか。
「ようこそ……じゃなくて、よくぞここまで来たものだな!」
んー、威勢の良いお嬢さんなんだが……なぁんか無理をしてるっぽいな
それはさておき……ふむ、なかなか良いスタイルをしているな。
へそを出しているのがセクシーでいいじゃないか。
「私はここのジムリーダーを務めさせていただく……じゃなくて、ジムリーダーを任されたアスナだ!」
俺がいやらしい視線で見つめているのにはたぶん気付いてないな。
なんかいっぱいいっぱいだなぁ……大丈夫か?
「くう……ジムリーダーに成り立てだからって、油断などしないことだ!」
なるほどね……気負いすぎている理由がわかった。若いジムリーダーだとは思ったが、そーいう事か。
「おじいちゃん譲りの才能と、この土地で磨き上げたホットな技、あなたに見せてやる!」
なんかこう……調子狂うな。まあ、だからといって手を抜くわけでもないしな。
彼女が言うように、油断は厳禁だ。全力で行くぞヌマクロー
「任せて!」
相手は炎タイプのポケモンを繰り出すジムリーダー。ヌマクローにとって相性が非常に良い相手だ。
なにせ炎は水と地面、ヌマクローの属性がどちらも弱点になる。
前回のジム戦に引き続き、ヌマクロー一人でも……とは、そう上手くはいかない。
「バクーダ、日本晴れ!」
ドンメル、マグマッグと一撃で倒してきたが、三人目のバクーダはこちらの攻撃に耐え、日本晴れを放ってきた。
まるで屋外に出たかのように眩しい……むろん実際に外に出たわけではないが、それほどの光量が放たれている
これで水タイプの効力が弱まり、炎タイプの威力が増したわけだが……
とりあえずこちらとしては、地面タイプのマッドショットで攻撃していたから影響はないか。
だが……
「コータス、オーバーヒート!」
くっ……バクーダを倒し、次に登場したコータスが強力な技を出してきた。
水タイプで効果がイマイチとはいえ、日本晴れの効果もあってこれかかなりのダメージ……
「きくぅ……」
よし、ヌマクローは耐えたな。だが……くっ、相手は白いハーブを持たせていたか。
オーバーヒートで本来能力が下がるはずだが、白いハーブの効果でそれを防ぎやがった。
次にまたオーバーヒートが来たらまずいな……ここは我慢せずに体力を回復させよう
予想通り、次もオーバーヒート。再び耐えたヌマクローに対し、相手は……白いハーブの効果はもう得られないため能力ががくっと落ちた。
よし、これでもう一度回復させれば余裕だな。
「くう……」
コータスを倒し、ヌマクローの勝利に終わった。
「肩に力はいっちゃって……ちょっと無理してたのかな……」
まあ確かに、妙な力が入っていたのは事実だな。だが、実力があったのも事実だろう。
「はは……でも、あなたのポケモン一人も倒せなかったなぁ」
そこは、俺とヌマクローの実力だ
「そっか……ふぅ、凄くホットな試合でし……だったぞ!」
んー、まだ無理してないか?
「……」
まあ……色々考えがあってしていることなら、俺が口を挟む事じゃないが
ただな、君が無理をすることで、君のパートナー達まで戸惑ったり無理がたたったりすることもあるんだからな
……って、挑戦者がジムリーダーに言うこじゃないな
「あっ、そんな……ありがとうございます」
ま、ゆっくり考えな
「はい……」
なんか思い詰めてるなぁ……うーむ、ここは下手に言葉をかけるべきではないかな
俺はバッチを受け取り、ジムを後にした。
「……手を出せなかったね」
だから言ってるだろ、ヌマクロー。俺は無節操じゃないの……あんな状況で手を出せるか。
まあ、気にはなるがな色々……
「それより、温泉温泉!」
「ご主人様、早く行こうよぉ」
まてまて、タッツー、アブソル……ま、気にしても仕方ないな。俺達は俺達で、温泉にでも入って疲れを取りますか

ふぅ……あれだな、温泉に入って溜息出してるようじゃ、俺も年かな。
今日の調教を終え、俺は夜の露天風呂を一人で満喫していた。
混浴なんだけどね、ここ……まあ、いてもばあさんばかりじゃ意味ないし
奴隷達を連れて来ちゃうと、たぶん風呂どころじゃなくなるし……
たまには一人でのんびりするのもいいよな。
さて……一人になると、色々考える事が多くなる。
マユミとの一夜とか、マグマ団やアクア団の事や……カントーに置いてきた奴隷達や恋人達の事とか。
バッチもやっと半分か……そうだ、半分になったから約束通りまた数人奴隷達をこちらに呼べるんだっけ。
誰を呼び出そうかな……悪党連中の対策になるよう、既に鍛えている奴隷達を呼ぶか?
いや、それも大事だが……ここはやはり、当初の予定通りジム戦経験のない奴隷達にしよう
オーレから連れてきた娘達なら、既にある程度トレーニングを積んでいるから悪党連中の相手も出来るだろうし。
俺は色々、呼びつける奴隷を誰にするか悩んでいたら……
「……あっ」
ん? 誰か来たのか……おろ、アスナじゃないか
ほお……やはり良い身体してるな。鍛えているからか、細い体つきだが……しかし、その割には胸がある。
いいねぇ、なかなか魅力的だ……なんて見つめていたが、俺のそんな視線を気にする余裕がなさそうだな。
さて……混浴とはいえここに長居してはアスナも困るだろう。
俺はもう上がるところだから、ゆっくりしていってくれ
「あっ、待って……」
ん?
「あの……ちょっと話、聞いて貰って良いですか?」
口調が柔らかいな……これが彼女本来の話し方なのだろう。俺は立ち上がりかけた腰を再び下ろした。
「あの、あなたは……カントーチャンピオンのタカマルさんなんですか?」
ああ、そのタカマルだよ
「そうですか、どうりで……」
まあ、君には悪いけど実力で言えば俺の方が上だな。だから今日の敗戦はさほど気にすることもないと思うぞ?
「いえ……タカマルさんが言ってくれたように、無理をしていたのは事実なので……」
まあな……まだ悩んでる?
「あたし……ジムリーダーに成り立てで、こう、おじいちゃんみたいに威厳がなくて……」
それであんな無理した態度を取っていたのか。
威厳なんてのは、口調や態度で変えられる物じゃないからな。
こればかりは経験だ。色々経験を積んで……ポケモンバトルだけじゃない経験も積んで、齢を重ねてようやく出る物だからな
そもそも、威厳なんか無くったって、君にはジムリーダーになったという実力がある。
君のパートナー達だってジム生だって、そんな君の実力は認めているさ。
もっと自分らしくいた方が、むしろ頼れるジムリーダーっていう威厳を出せるようになると思うぞ?
「自分らしく……ですか。そうですよね、そうじゃないと、みんな戸惑っちゃいますもんね」
そーいうこと。ま、君の場合威厳なんか無くったって、充分人を引きつけられるから心配ない
「え?」
女性として魅力的だからね、君は。そんな君に惹かれてるジム生も多かったみたいだけど?
「そっ、そんな事は……やだ、そんなに見ないで……」
俺も君に惹き付けられそうだよ……と言いながら、俺はアスナの肩を掴み引き寄せる
「ちょっ、タカマルさん止めてください……」
ダメだよ、肩の力を抜いて……あるがままを受け入れるんだろ?
「これはそれとは、あの……あたしそんなつもりで……」
これも人生の経験。悪いようにはしないよ。
「あの、やだ、ダメ……んっ!」
戸惑うアスナから強引に唇を奪う。抵抗はしているが、逃がさない。ぎゅっと抱きしめて、長い長いキスを楽しむ。
次第にアスナは抵抗するのを止め、落ち着いたところで俺は唇を離した。
どう? 良い経験だっただろ?
「……」
温泉のせいか、それとも……アスナの頬が真っ赤に高揚している。
それじゃあレッスン2。もっと大人のキスを楽しもうか
「え? やっ、タカマ……ん……」
再び重なる唇。今度はゆっくり舌を入れ始め……クチュクチュと唇同士が湿った音を奏で始めた。
星空の下、アスナが大人の女性へと変貌し始めていく。

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Author:S-BOW

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