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E:トウカの森~カナズミシティ

・タカマルのターン

「こっ、こんなこと……んっ! するなっ、あっ! はっ、はずかし……んあぁ!」
「えへへ……ご主人様ぁ。そこ……んっ!」
早速、新たな奴隷二人に調教を施しつつ……
「きつ……ごっ、ご主じ……んあっ!」
「こんなの……みっ、見られながらなん……でも、あぁあ!」
ちょっと口の過ぎた二人にはちゃんと「お仕置き」をしてやったり。
新たな土地でも、順調に調教は進んでいる。
平行して、バトルのトレーニングも進めてはいるが……
こちらは思う通りとはちょっと行かない。
なにせ連れている奴隷達が10人。
全員に行き届いたトレーニングを施すのは難しい。
とりあえず、次の街「カナズミシティ」のジムリーダーは岩タイプを好むらしいので
岩の弱点を突けるミズゴロウ,キモリ,タッツーを中心にトレーニングを進めていくか。
とりあえず俺達はカナズミシティへ向かうために104番道路へ歩を進めようとした……ところ、
「やあ、君もポケモントレーナーかい?」
サングラスをした小太りの男が気さくに声を掛けてきた。
「私は才能あるトレーナーを探して旅をしているんだ」
ん? それで俺に……いや、どうもこの男、俺が誰かは判っていないようだな。
「呼び止めてすまなかったね。君は……ふむ、また会うこともありそうだ。それじゃ!」
……いっちゃったよ。なんなんだあの男は。名乗りもしなければ聞きもしないで……
「一方的に話していただけでしたね……寂しい人?」
どうだかな……ただお前が言うとなんかリアルだな、キモリ。

カナズミシティへ向かう途中にあるトウカの森では、
野生も待ちかまえているトレーナーのポケモンも虫タイプが多いので
今鍛えている3人だとあまり有利には戦えないが……まあ、そういう状況での闘いに慣れることも重要か。
それにそう強い相手もまだいないようだしな……おっ、また次のトレーナーか?
「ねえ君君、このあたりでキノココってポケモン見なかった?」
ん?なんだ普通に通りすがりの者か……にしても、さっきのグラサン男といい気さくな人が多いな。
で……キノココか。そういや俺はまだ見かけていないな。
「そうか……おじさん、あのポケモン好きなのよね」
などと、俺達は軽い世間話を初めてしまった。
まあ、こういう交流も悪くはない……が、
「待ち伏せしていたのに、何時までもこんな森をうろうろしやがって! 待ちくたびれたからこっちから来てやったぞ!」
なんだ? 青いバンダナを巻いた男が理不尽な文句を付けながらこちらへやって来た。
「やい、デボンの研究員! その書類をこっちによこしやがれ!」
研究員?書類?何が何だか判らんが……
「ひぁあ!君トレーナーだよね?おじさんを助けてよぉ」
まあ……この状況ではもう知らん顔もできんからな
「なんだお前、そいつをかばうのか? アクア団の邪魔をする奴は容赦しないぜ!」
アクア団? そうかコイツがアズサの言っていた……ちっ、早速巻き込まれたか。
アクア団を名乗る男は、ポチエナを出してきたか……よし、キモリ出番だ
「はい、いきます」
トレーナーとバトルすることを前提にしていなかったのか、
強奪を働こうって割にはこのポチエナはあまり訓練されていなかったようで……アッサリと撃退。
「ちくしょう……覚えてやがれ!」
うわ、いかにも三下な……ま、ともかく追い払えたな。
「ふぅ、危ないところだった。大事な書類を奪われずにすんだ」
つかオッサン、あんたも大事な物抱えてんならこんなとこうろうろしてんなよ
「あはは、いやぁおじさんキノココに目が無くて……」
それはいいから、大事な書類なんだろ? またあんなのが来る前にとっとと会社に戻れよ
「そっ、そうだね。じゃあね、助けてくれてありがとー」
……ったく、なんなんだここの連中は
にしても……アクア団か。
ロケット団やシャドーの連中もそうだったが……また間抜けな連中ばっかりなのか?
「そうだったら……楽でいいね」
そうだなぁ……だが、やることは強奪だからな……
これまでの連中は極秘裏に動くタイプだったが、さっきのアクア団はこうも堂々と強奪してきたからな
もしかしたら、これまでより厄介な連中になるかもしれないぞ……。

森を抜け、橋を渡り……ようやくカナズミシティに到着した。
さっきのオッサンは無事会社にたどり着いただろうか?
デボンの研究員だったか……デボン社といえば、ここホウエン地方では一流企業として名が通った会社だったか……
カントーにおけるシルフカンパニーのような感じか。事業内容もほぼ同じだったかな。
そんな一流企業の研究員が何をしてんだか……まあ、何事もなくて良かったか。
さてと……人の心配はさておき、早速ジム戦に挑むか。
こっちに来てからは初めてのジム戦だ。さて、どんなジムリーダーが相手か楽しみだな。
「私カナズミポケモンジム、リーダーのツツジと申します」
ほお……なかなかに可愛らしいお嬢さんだな。しかもその若さでジムリーダーか……凄いね君は。
「ありがとうございます。しかし私はただ、トレーナーズスクールで学んだことを勝負に活かしたくて、ジムリーダーになっただけですから……そうたいそうなものではないのですよ」
いやいや、スクールの卒業生なら尚更、在学生達への良い手本となるだろうし、
それだけでリーダーとして充分の働きをしていると思うよ。
何より、君みたいな可愛らしいお嬢さんがジムリーダーだと、それだけでジム生も挑戦者も、心が洗われるだろうさ。
「あっ、ありがとうございます……」
ふふ、顔を赤らめて恥ずかしがるなんて……本当に可愛らしいな。
「あの、そんな、からかわないで……ください」
からかってなんかないよ。それに……君のような優等生なら、褒められ慣れていると思ったんだけどな
「そんなこと……ないです」
そう? そうなら、ちょっと周りの大人は見る目がないなぁ……
こんなに可愛らしくて素敵な女性、しかもジムリーダーを務める実力があるなら、ほっとかないと思うんだけどねぇ
「……そろそろ、勝負しませんか?」
おっと、そうだね。それじゃ遠慮無く勝負させて貰うよ
「はい、お願いします」
さて……あちらは岩タイプのポケモンを中心にチーム構成をしてくる。
こちらはそれに対し有利な水タイプのポケモン、ミズゴロウで勝負
結果は……圧勝。交代することなくミズゴロウが一方的に押し勝った。
「っ……お見事です」
いやいや、ツツジさんも流石ジムリーダー、たいした腕だ。
正直ジム戦は挑戦者に有利なバトル。こちらは勝って当然だからね。
そんな中で、あなたのポケモン達はよく耐えたよ。随分と愛情を込めて鍛えているのが伝わってきたよ
「そんな……ありがとうございます」
君ならもっと立派なジムリーダーになれるだろうね……ところで、今日はこの後暇かな?
「え?」
折角だから食事でもどうですか?君とはもっと、ポケモンのこととか語り合いたいな……
「うわぁ、なるほど褒め殺しって事ですかご主人様……」
「流石はカントーのジム殺し、あっちの女性ジムリーダーはほとんど口説き落としましたからねぇご主人様」
……こそこそうるさいよ、タッツー、ジグザグマ
いいか、俺はただ正直な気持ちを口にしているだけだぞ?
うわべだけで褒めているわけではないからな……それはお前らだって見ていて判ったろ?
「それはそうだけど……ねぇ?」
「うん。実はポケモンハーレムだけじゃなくてジムリーダーハーレムも目指してるでしょ?」
……お前ら、そんなにお仕置きして欲しかったのか?
「「……ちょっとね」」
……ああ、後でお望み通りたっぷりとな
おっと、それより……
「えっと……すっ、少しの間でしたら……私も、あなたとお話を、その……してみたい、です」
照れた顔が本当に可愛いな、この娘は。
俺はツツジを連れてジムを出た。さて、食事をとは言ったが、この街は来たばかりだからな……
ツツジさん、どこかゆっくり出来るお店はご存じないですか?
「そうですね、それでしたら……」
「その荷物を返してぇぇぇぇぇぇ!」
ん? あれは……森にいたオッサンか! おい、まさかひったくられたか?
「ああ、君は! そうなんだ、荷物をいきなりアクア団に! お願い、取り返してきて!」
ったくこんな時に……ええい、仕方ない。ツツジさん、すまないが食事はまた後で
「あっ、はい……」
ジグザグマ、一足先に奴を追え!
「OKご主人様」
アイツは「俊足」を生まれ持っている。とりあえずジグザグマに追わせれば、見失うことはないだろう。
アクア団は街を出て、右に折れた……俺も懸命に後を追う。
行き着いた場所は、山の麓。洞窟らしき入り口が見えるが……ん、そこに老人が一人倒れている。
じいさん、大丈夫か?
「イタタタタ……ワシは良い、それよりピーコちゃん、ピーコちゃんが!」
ピーコちゃん?
「ワシの可愛いキャモメのピーコちゃんじゃ! 若いの、すまんがワシのピーコちゃんを取り戻してくれ!」
取り戻せって……もしかして、青いバンダナの男に奪われた?
「おおそうじゃ、アイツはアクア団じゃ、頼む、ピーコちゃんを、ピーコちゃんを!」
次から次へと……どうせそいつを追いかけてた所だ、そこで待ってろじいさん
俺は急ぎ洞窟の中へ。白い靄が掛かった洞窟内は、人の手が加えられた形跡があるが……ここはトンネルなのか?
おっ、ジグザグマがアクア団を追い詰めている。どうやらまだこのトンネルは開通していなかったようだ。
「いい所に逃げ込めたと思ったのに、このトンネル行き止まりじゃねーか!」
逃走経路を確認してなかったのかよ……森でもそうだったが、行き当たりばったりじゃ何事も上手くいかねぇもんだ
「お前……そうか、森であったトレーナー! くそっ、折角じいさんから奪ったコイツも何の役にもたたねぇし!」
「やぁ、助けて!」
けっ、ポケモンさらっといてその台詞か。クズだなてめぇ
「うるせぇ! こうならやけだ!」
三下が……森と同じポチエナを出してきた。ピーコちゃんを人質にされるかと心配したが……そこまで気が回らなかったようだ。
ジグザグマ、蹴散らしてやれ!
「りょうかぁ~い」
まだそんなにトレーニングを積んでいないジグザグマだったが、俊足を活かしポチエナを圧倒。何の問題もなく撃退した。
さぁて……大人しくお縄に付け悪党。
「ちくしょう……」

「おじいちゃぁん!」
「おお、ピーコちゃん!」
まずは入り口にいた老人にさらわれたキャモメを返してやった。
「ありがとう、若いの。世話になった」
いや、正直次いでだから。例には及ばないよ
「いやいや、アンタが来てくれなければ今頃どうなっていたか……ワシはハギ。近くの浜辺にある小屋に住んどる。良かったら後で立ち寄ってくれ」
老人は何度も俺に頭を下げ、家へと帰って行った。
そして街に戻ると、ツツジが心配そうに俺を待っていてくれた。
すまなかったね。俺からデートに誘ったくせにほったらかしたりして
「いえそんな……私こそ、何も出来なくて」
はは、女性を危険なことに巻き込むわけにはいかないからね
「でも、私はジムリーダーなのに……街の為に何も出来なかったなんて……」
いや、ジムリーダーってのはあくまでポケモンのジムをまかなうリーダーであって
街の治安は本来警察が担うべきだからな。君が無理矢理危険なところへ飛び込む必要はない。
「でも……」
適材適所ってことさ。俺はどうも、こーいう事に慣れちまってるからな。
君はこんな危ない目にいつも合う訳じゃないだろう? すぐ対処しろって方が無理な話さ
「……」
うーむ……優等生だからこそ、なのかな。目の前で起きたことに対して何も出来なかった自分が許せないようだ。
折角の可愛らしい顔を下に向けちゃもったいないよなぁ……
「……えっ、え?」
なんとなく、俺は彼女の顎に手を添えて顔を上げ、唇を近づけてみる
「あっ、あの……」
……ね。こんな事経験もないでしょ? いきなり訳のわからないことをされると、人は固まってしまうものさ。
だからさっきのことは気にすること無いの。君がそうやって落ち込むのは似合わないな。
「あの……はっ、はい……」
戸惑いながらも、彼女は返事を返した。とはいえ、まだ完全に納得したわけではなさそうだけど。
なら……
「んっ!」
ちょんと、触れる程度のキス。
これはジムリーダーに代わって事件を解決した俺への、君からのご褒美。
これで、君は君の役割を果たした……って事に、しないか?
「……」
しばらく俺を見つめていた彼女は、頬を赤らめ黙って頷いた。
あっと……もしかしてファーストキスだったかな……あー、だったらちょっと申し訳なかったかなぁ
とりあえず……この荷物、デボン社に届けてくるから。デートはまた今度ね。
「はい……あの、後でまた……立ち寄ってくださいね」
彼女は深々とお辞儀をすると、走ってジムに戻ってしまった。
「……さすがご主人様! 私達に出来ない口説きを平然とやってのけるッ。そこにシビれる! あこがれるゥ!」
……言いたいことはそれだけか? ミズゴロウ。というか、お前もお仕置きして欲しかったのか?
「いやそれは……なんというか、誰かツッコまないといけないかなぁって……」
余計な気を回さなくて良い。
ふぅ……さて、とりあえず荷物を届けに行くか

「君の話は聞いたよ。いやぁ、危ないところをありがとう」
荷物を届けに来たところ、俺は社長室に通され社長直々に頭を下げられた。
まあ、偶然居合わせただけだからな……大したことじゃないんだが。
「いやいや、こちらが助けられたことに変わりはないよ。本当にありがとう」
ところで……差し支えがなければ教えて欲しいんだが……あのアクア団ってのに狙われたのってなんなんです?
「潜水艇を造るのに必要なパーツですよ。彼らがこれを狙っている理由は不明ですが……おおかた、自分達の潜水艇を手に入れたいのでしょう」
なるほどね……しかしデボンコーポレーションってのはデカイ企業だね。潜水艇まで造るのか。
「ワハハハ、我が社はポケモンボールから潜水艇まで、手広くやっておりますからな」
だったら、もうちょっと社員教育と警戒は怠らない方が良いぞ?
油断してると、会社ごと乗っ取られたりもするからな……
「うむ……肝に銘じておくよ。ところでその事で相談があるんだがな……」
ん?
「この荷物を、カイナシティの造船所まで届けてくれないかね? 知っての通り、我が社の者に行かせるのは心許ないのでな」
まあ……それこそ「乗りかかった船」だし、どうせ立ち寄る街だから構わねぇよ
「ありがとう。ついでといっては何だが……カイナシティに行く途中、この手紙をムロタウンにいるダイゴという男に届けてくれないか?」
手紙も? まあいいだろう……体よく使われてる感じは否めないがね。
「いやすまない。そうだ、例といっては何だが……これを君にあげよう」
なんだこれ?
「ポケモンナビゲーター、通称ポケナビと呼ばれておる我が社の商品じゃ」
話によると、ここホウエン地方では幅広く流通している通信端末らしい。
トレーナーの間では、お互いを登録して気軽にバトルの申し込みをしたりもするそうな。
まあ……普通に色んな人と連絡が取れるのは便利だな。
「ではよろしく頼むよ」
あいよ。まっ、こんな事で大企業の社長に恩を売っておくのも悪くないか
……ま、その為にまた遠い地方へ出稼ぎに行くようなことになることもあるがな
「でもそのおかげで、ボクはご主人様に会えたんですよ?」
そうだったな、プラルス。ま、こーいうことは何かの縁。トラブルもあれば出会いもあるもんだ

「あの……私、あれがその……ファースト、キス……だったんです」
頼まれた荷物を届ける前に、俺はもう一度ジムに立ち寄った
ジムではツツジが手料理を作って待っていてくれた。
デートの代わり……ということらしい。
俺は彼女の手料理に舌鼓を打ちつつ、たわいもない会話をしていたら……ちょっとした沈黙の後、こう切り出された。
あー、やっぱりそうだったか……いや、すまなかったね
「いえ、いいんです。というか、その……あなたで、良かった……って、いえ、あの、なんでもありません……から」
湯だったのかってほどに、顔を赤くして俯いてしまった……本当に可愛いなぁこの娘は。
テーブルを挟んで対面に座っていた俺は、そっと立ち上がって彼女の側まで近づいた。
俺で本当に良かった? そういって貰えて嬉しいよ。
良ければもう少し、その「良かった」を共有したいな……
「えっ!? あの……んっ……」
今度は長めの、キス。一度唇を離し、そしてもう一度
「ん……」
少し震えていた彼女は、徐々にその震えも止まり、抱擁してきた俺に対して腕を背に回してきた。
「あの……こんな事、私初めてだから……」
全部任せて。君の初めて、全部俺に。
「タカマルさん……んっ……」
何度もキスをして、重ねる度に少しずつ「大人」へ近づいて、舌も絡め始め……何時しか、「互い」を絡め始めていた。

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Author:S-BOW

このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
基本的に脳内妄想をあるがまま文章化しているため、読みづらい点が多々あることをご了承ください。
また始めて読まれる方は、下記カテゴリーの「はじめに」をクリックして注意事項を一読くださると幸いです。
またエロい妄想はしていますが、ストーリーをなぞった形になっているので、エロシーンは一部を除きかなり薄めであることもご了承ください。
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