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FR:チャンピオンロード~ポケモンリーグ

四天王が待つポケモンリーグはセキエイ高原で行われる。
その高原にたどり着くためには、チャンピオンロードと呼ばれている洞窟を通らなければならない。
まずはそのチャンピオンロードを目指す俺達の前に……
「なんだ、バッチ8個集まったのかよ」
またお前か……シゲル。
どうやらコイツ、俺より先にトキワジムでサカキに勝ちバッチを8個集め終えていたようで……
つまりサカキは俺より先にシゲルにも負けてたのかよ。
まあ、ジム戦はある種のハンデ戦ではあるが……にしてもなぁ。
でまあ、シゲルはシゲルでアッサリ返り討ちにしたわけだが……
「俺が先にチャンピオンになるんだ!」
小悪党のように去っていった。なんなんだ毎回毎回……
マサラタウンにいるときから、何かにつけて突っかかってきては俺の方が凄いだ偉いだ言ってたが……
「あの……ご主人様、あの方に何か恨まれるようなことでも」
恨み? 覚えないぞ。常に一方的な言いがかりを付けられていたからなぁ
家族的にも問題ないぞ。そもそもアイツの爺さんがオーキド博士で、彼から俺に図鑑のことを頼んできたわけだし。
アイツの姉であるナナミなんかは特に、俺とはそりゃあ深い間柄なわけで……
「お姉さん……ですか? あの、もしかしてその方とは……」
ああ、もちろん男と女の仲な。
ナナミは昔、俺が半ば無理矢理頼み込んでやらせて貰って……それからはむしろ向こうが俺にベタ惚れでなぁ……
そーいや全然戻ってないから、アイツ寂しがってるかな?
「もしかして……いえ間違いなく、それが原因なのでは?」
ん?……ああ、そうかそういうことか。そーいやそんなことも言ってたっけ。忘れてたわ
「ご主人様って……」
いいじゃねぇかよ、そんなこと……それよりチャンピオンロードだ
ここはポケモンリーグに挑戦するだけの実力を持ったトレーナー達が、
トレーニングもかねリーグへ向かう挑戦者を待ちかまえている。
その数多数。当然ながら連れているポケモン達も相当な実力。
この連戦はかなりキツク、所持していた回復アイテムをどんどん消費していった。
それでもどうにか突破し、セキエイ高原にたどり着いたのだが……
「ご主人様、やはりここはもう一度私達を鍛え直していただけると……」
自身がないわけではないのだろうが、慎重なリザードンが申し出、他の参謀も同意する。
俺も同じ事を考えていた。どうせ挑戦するなら、何度も挑戦するよりは一度で突破したいしな。
というわけで、俺は一度ナナシマの1の島へ渡り、
温泉近くにたむろしている格闘家トレーナー達を相手に奴隷達のトレーニングを積むことにした。
対戦しては温泉で回復し、を繰り返しながら奴隷達を鍛え直す。
今回リーグに挑戦する六人だけでなく、他のレギュラー陣もトレーニングに参加していたのだが……
「んー、なぁんか、こう……んー」
ゴルバットの様子が、妙だ。
「こうね、ドーンって大人っぽく慣れそうなんだけどね、んー、なんかならないの」
どうやら、進化しそうなのにしない、ということらしい。
確かにゴルバットはクロバットへと進化できるはず。
しかし理由はわからないが、カントー地方で野生のクロバットは見かけない。ナナシマでも同様だったはず
まあ……出来ないのなら仕方ない。
本人はずっと違和感を感じているようだが、いずれ解決するかもしれないからな、気長に待つしかないだろう。
ゴルバットの問題はさておいて、一通りトレーニングを積み実力は付けた。
正直、まだ不十分なところもあるような気はするが……
この手のトレーニングは、納得できるところまで続けるというのはなかなかに難しい。
時間があればあるだけやり続けてしまいそうだしな。ここらで一度切り上げた方が良さそうだと俺は判断した。
多少の不安は抱きつつ、いよいよポケモンリーグだ。

ポケモンリーグ四天王、一人目は氷タイプの使い手、カンナ
眼鏡をかけ、知的な印象のある大人の女性だ……こーいう女は是非ベッドの上で相手をしたかったな。
「話には聞いていたけど……変態トレーナーがいるって。あなたのことのようね」
色々目立つ事してきたから有名になっていたらしい。正直、あまり嬉しくはないな。
「ふふ……でも実力も認められているって証拠よ。けど……私に勝てるかしら?」
上等。頼むぜライチュウ!
「はい、一番手行きます! ご主人様がただの変態でないところ、ちゃんと証明して見せますから!」
お前までピジョットみたいな事を言わなくて良いから……
まあしかし、彼女は有言実行してくれた。
相手のルージュラはリザードンと交代するなどしたが、ほぼ一人で勝ち抜けた。
「少しはやるようね……でも真のポケモンリーグはこんなもんじゃないわよ」
だろうな、まだ一人目だし。まあとにかく一人目を無事突破し、次は格闘タイプのポケモン使い、シバだ。
「人もポケモンも戦い鍛えればどこまでも強くなる! 俺はそんなきたえぬかれた格闘ポケモンたちと共に生きてきた!」
かなり熱い男だな。だが直前まで他の格闘家トレーナーを相手にしてきたばかり、こちらの有利は否めない。
格闘ポケモン使いとはいえ、五人中二人はイワーク。そのイワークはギャラドスに任せ、
残りの格闘ポケモンはピジョットで撃破。勝利を手に出来た。
だが……楽勝とは言い切れない。流石に一撃で倒せるほど相手のポケモン達も弱くはなく、
倒し損ねたところを反撃され、何度かピンチも経験した。やはりポケモンリーグは伊達ではない。
三人目は……
「オーキドのジジイに可愛がられてるトレーナーだね。ジジイも昔は強くていい男だった! 今じゃ見る影もないがね!」
そーいうアンタも、昔はさぞ素敵な女性だったろうな……毒タイプ使いのキクコ
「なんだい、私は誘わないのかい?」
くそっ、アンタがせめて後40は若ければ!!
「誘うんだ……」
突っ込むなピジョット。俺の目に狂いがなければ、この女絶対いい女だった! なんか悔しい!
「……始めてもいいかい?」
すまん、取り乱した……。
このキクコ、毒使いを自称しているが、ゴーストやゲンガーなども出してくる。
確かに毒ポケモンだが、こいつらの場合ゴーストポケモンとしての方が特徴がある。
まあなんにしても、毒タイプもゴーストタイプもエスパータイプにめっぽう弱く、ここはコリンダを中心に勝ち抜けた。
心配していたコリンダの体力は、相手を一撃で沈めることでどうにか回避したという感じ。
ピジョットらと交代しながらでなければ難しかっただろう。
問題はここから、最後となる四人目が、俺が一番警戒していた相手。
「俺は四天王の大将! ドラゴン使いのワタルだ!」
そう、ドラゴンタイプのポケモン。これがもっともやっかいな相手。
弱点が少ない上に体力も耐久力があり、倒すのに苦労する。
当然攻撃面も優れており、こちらがどんなポケモンだろうと構うことなくダメージを与えてくる。
今まで、この手のポケモンを相手にしてきた経験が、俺も奴隷達もほとんど無い。
そもそもドラゴンタイプは野生で見かけることが少なく、所持しているトレーナーも少なかった。
それにこちらは弱点を突くような頭脳プレイを駆使して「やられるより先にやる」を繰り返してきた。
それだけに、耐久戦は俺達がもっとも苦手とするやり方……
ドラゴン相手は、どうしてもその苦手な局面へと強引に持って行かれる。
二人いたハクリューはどうにかなり、相手のギャラドスやプテラも弱点を突けるおかげでどうにかなったのだが
始めて対峙することになったカイリューの強さはハンパなかった。
弱点である氷でダメージを与えようにも、コリンダの体力では冷凍パンチを当てる前にやられてしまう。
補佐役のシャワーズでどうにかダメージを与えても微々たるもの。他の奴隷達ではダメージそのものを期待できない。
何度も「元気の欠片」などの回復アイテムを使うことで耐久戦を耐えていく。
「リザードン……すまないが、倒れるまで粘ってくれ」
辛い命令だった。リザードンを投入し、彼女が粘っている間にコリンダやシャワーズを回復させ、隙を見つけ入れ替わりダメージを与える。
だがこの入れ替わりに時間を取られては、素早い相手より先に攻撃を与えることが出来ない。
そこでリザードンが戦闘不能になって強制的に別の奴隷を投入する、このタイミングを狙うしかなかった。
苦しめ、と俺は命令しているも同然だった。調教とは訳が違う。これは本当に苦しいだけだ。
それでも……こうするしか手がない。
「大丈夫です、ご主人様……私、辛くないですから。ご主人様のためなら、なんだって……」
オーキドから受け取った頃は俺の調教に怯えていたヒトカゲが、こんな事をいってくれるまでになったか……主人冥利に尽きるとはまさにこのこと。
お前のその愛情と忠誠は絶対に無駄にはしないぞ!
「うっ……ご主人様……」
カイリューが放つ二度目の逆鱗をうけ、リザードンが倒れる。この技は二度連続で出された後疲れて行動できなくなる。
この隙、この好機! 逃してなるものか。
「コリンダ、冷凍パンチ!」
すぐさま入れ替わったコリンダの冷凍パンチが見事に決まり、大ダメージ。ようやく、カイリューを撃破できた。
「悔しいがきみのポケモンの腕は本物だ! これからはきみがポケモンリーグチャンピオンだ!……といいたいところだが実はもう一人戦わなくてはならない!」
まあ、予想はしていた。
チャンピオンは今まで空席だったため、四天王に勝てば即チャンピオンだったのだが、俺より先に四天王に打ち勝った奴がいるようだ。
そいつは……ま、ここまでくればアレしかいないな。
「お前もまた来たのかよ!」
それはこっちの台詞だ、シゲル。まったく……行く先々で何度も出てきやがって。
「俺はポケモンリーグの頂点にいる! この意味がわかるか? この俺様が! 世界で一番! 強いってことなんだよ!」
俺に負け続けた男が吼えるな。折角の頂点、悪いがすぐに退いて貰うぞ。
とはいえ……流石はチャンピオンになっただけはある。これまでのようにアッサリとは勝たせてくれない。
それなりに実力を付けてきたようだが……正直、ワタルのカイリューに比べればどうということはない。
「ばかな! ほんとに終わったのか! 全力をかけたのに負けた! もう俺様の天下は終わりかよ!……そりゃないぜ!」
現実ってのはこんなもんだ。俺の奴隷達は、お前の全力とやらを上回るのさ。
「ご主人様……やりました、やりましたね!」
「最初こんな変態トレーナーに捕まってどうなるかって思ってたけど……ご主人様の奴隷になれて、本当に良かった……」
「すごぉい! チャンピオンだよご主人様! 私達、殿堂入りだって!」
「ここまで来られたんですね……私達、勝ったんですね……」
「勝ったんだよ、ライチュウちゃん……私達、ぐす……ご主人様とここまで来られたんです……」
リザードン、ピジョット、ギャラドス、ライチュウ、シャワーズ……よくやった。お前達の愛情と忠誠、しっかりと見せて貰ったぞ
「これで後は、たっぷりご褒美……ですよね、ご主人様ぁ」
もちろんだ、コリンダ。最強の奴隷達へ、最強の主人がたっぷりと愛情を注いでやるからな。
「ポケモンリーグ制覇! 心からおめでとう!」
気付けば、オーキドが拍手をしながら近づいてきていた。
どうやら孫がチャンピオンになったと聞いてすぐに駆けつけたところ、
その孫が俺に負けるところを目撃することになったらしい。
流石に……それはちょっと悪いことをしたかとすこし気まずくなる。
「シゲルよ、なぜ負けたのか判るか? おまえがポケモンたちへの信頼と愛情を忘れとるからだ! それではどんなに頑張ってもトップにはたてんぞ!」
俺が気にすることはなく、オーキドは孫に厳しく当たっていた。まあ、これも愛情なのだろう。
信頼と愛情か……まあ、他のトレーナーと同じやり方ではないが、俺も奴隷達を信頼したっぷり愛情を注いできた。
変態と呼ばれながらも、俺のやり方は間違っていなかったと証明できたんだな……。
興味はなかったチャンピオンの座だが、それを証明できたことは誇りとなるだろう。
「ここは歴代のポケモンリーグトレーナーのもとで活躍したポケモンたちを、永遠に記録してたたえるフロアである!」
オーキドに連れられ、俺達は奥の部屋まで進み、一台の機械を目の当たりにしている。
「ポケモントレーナーはここに記録される喜びを殿堂入りとよんでいる!」
その殿堂入りを、俺は今果たした。
参戦した六人だけじゃない。オニドリルを始め参戦を自ら辞退しサポートに回った奴隷達や
夜の調教で俺に活力を与えてくれた奴隷達。多くの奴隷達に支えられ、今俺はここにいる。
最終目的であるポケモンハーレムはまだ先だろうが……ひとまず、俺は歴史に俺達の偉業を刻んだ。
「歴史に偉業をというよりも……黒歴史を刻んだとかって言われないですかね?」
……ピジョット、お前なぁ……。

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Author:S-BOW

このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
基本的に脳内妄想をあるがまま文章化しているため、読みづらい点が多々あることをご了承ください。
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またエロい妄想はしていますが、ストーリーをなぞった形になっているので、エロシーンは一部を除きかなり薄めであることもご了承ください。
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