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C:シーン補足(カントー組合流)

「色々大変でしたね……お疲れ様です、ご主人様」
労いの言葉をかけてくれたのは、俺の奴隷であるリーフ。
今俺は、TV電話でようやくカントーと連絡を付けたところだ。
それは良いんだが……画面に映っているリーフの顔。笑顔ではあるが、引きつってるな。
「ところでご主人様……そちらの方は?」
そちらの方は、俺が動けないのを良いことに、しっかり腕に抱きついているミレイ。
「いや、こっちで奴隷にした……」
「ご主人様に愛されてる、ミレイでーす」
またそういう挑発的なことを……
「……それでご主人様。何時戻られるんですか?」
「いや、実はまだ見つけていないダークポケモンが何人かいるんで、もうちょっとこっちに……」
「ご主人様はずっとミレイと、ここでラブラブするんですよねぇ?」
そんなことを言った覚えはねーぞ、コラ
「……判りました。では私もすぐにそちらへ向かいますので。もちろん、構いませんよね?」
笑顔が怖いよ……俺は無言で頷くしかなかった。
むろん、電話を切った後ミレイを叱ったが……
「だってあたし、聞いてないもん。ご主人様、ずっとここにいてくれるでしょ?」
まったく……奴隷のわがままを許してしまっては示しがつかないな。
とはいえ、ミレイがいないとダークポケモンを発見できないし……
いや、ここで甘い顔をしてはいかんな。ここはハッキリと……
ミレイ、お前解雇。奴隷の資格無し。
「そんな、ヒドイご主人様……あたしのこと捨てるんですか!」
勝手にお前がついてきただけだろ。俺はお前の王子様じゃないって言ったろ?
「あたしの事あんなに愛してくれたのに……何でそんなことを言うんですか」
奴隷が奴隷としてわきまえないなら捨てるだけだ。
「……そんなに、あのリーフって人の方が良いんですか?」
どちらが良いとかの問題じゃない。同じ奴隷に優劣は付けないからな。
ただ、お前が奴隷として他の奴隷と問題を起こすようなら、排除するしかない。それだけだ。
「……判りました。ごめんなさい……」
判れば良い。とりあえず罰として……リーフがこちらに来るまで、お前への調教は無し。判ったな?
「……はい」
まだ不服そうな顔をしているが……まあ仕方ないか。
つか、俺もまだ甘いなぁ……奴隷になるまでの調教は厳しい癖に、
奴隷になって心を開いた相手に対して、俺は甘くなりすぎるな。
たぶん、リーフもミレイと似たような反応を示すだろうが……ともかく、一度二人を対面させて、納得させるしかないなぁ。

リーフがオーレ地方に着いたのは、二日後だった。
「ご主人様!」
久しぶりの対面に、リーフは俺に飛びつきボロボロと涙をこぼしている。
色々心配かけたな……留守、ご苦労だった。
「はい……はい……」
うーむ……即修羅場って展開にならなく良かったが、正直この展開は予想外。
アピールのための芝居……でもなさそうだし。まあ長期間会えないままだったからなぁ……。
「あの、ご主人様……」
おずおずと、ミレイが声をかけてきた。ああ、ちゃんと挨拶はさせないとな。
「初めまして、ミレイです。あの、この前は……」
「リーフよ。ねえミレイさん、ちょっと二人きりで話をしない?」
うっ、一転してこの流れ。いきなり二人きりは……
「ご主人様……たぶん、大丈夫ですよ」
そう声をかけてきたのは、リザードン。
「ずっと悩んでいたみたいですけど、なにか吹っ切ったようでもありますし」
そうか……まあミレイも、あれから随分反省はしたようだからな。
ここは奴隷達を信じるのが良いか。判った。それじゃあ二人で落ち着いて話をしてこい。
「はい。ミレイさん、どこか落ち着ける場所は?」
「あの、でしたら……一度アゲトビレッジにでも。静かな田舎町ですが……」
ああ、確かにあそこなら落ち着けるな。騒動になると厄介だが……その手の心配はないと信じてるぞ。
「あの……ご主人様。出来ましたら、私達からもお願いが」
おずおずと、リザードンが申し出てきた。ん、今度はなんだ?
「こちらでご主人様が奴隷にした仲間達と、面通しをしたいのですが」
ああ……そうだな。それもしないとな。
それはアゲトビレッジでやるには手狭だなぁ……
「私達なら心配いりませんよ」
「ええ、あたし達なら大丈夫です」
まだ笑顔が硬い二人だが……かといって、信用出来ないとも言えんな。
判った。なら俺達はフェナスシティのトレーニングセンターでも借りて、そこで対面でもするか。
二手に分かれるのは正直まだ不安だが……とりあえず、俺は二人の奴隷を見送った。

「言葉はいらぬ。拳で語るのみ!」
いきなり、エンテイがそう切り出した。
どこの格闘漫画だよその展開……。
「いいだろう。お前達が我らの主に相応しい奴隷だったか、見極めさせて貰う」
そしてミュウツーが受けて立った。
なあ、奴隷同士が拳で語り合うって、ありか?
「なら、ここで夜のバトルでもする?」
あー、この手のツッコミも懐かしいなピジョット。
まあ、その方がらしいと言えばらしいんだが……流石にトレーニングセンターの人らがいる前でやる事じゃないしな。
シャドーを壊滅させたタカマルが、ポケモン達を沢山連れてきたと、センター中に知れ渡って野次馬が多くなってる。
こーなると、まぁバトルの方が好ましいのは確かだけどね。
だが、指示出しはどうするんだ? 俺にどちらの指示も出せってのは無茶だぞ。
「主の命は常に心がけているもの。必要など無い」
「さよう。主殿は我らの戦い、しかと見届けてくださいませ」
ミュウツーとエンテイの意見が合う。言葉遣いもそーいや似てるな……まあ、本人達がそれで良いなら。
「一番手は私、エンテイが参る」
「ではこちらは我……」
「私が行きます」
ミュウツーが名乗りを上げようとしたところで、リザードンが割って入った。
「同じ炎ポケモンとして、お相手願います」
参謀として一歩下がる位置にいる事の多い彼女が、割って入ってまで積極的になるとは珍しいな……
奴隷長として、なにか思うところがあるのだろうな。
実力は……やはり伝説のポケモンが相手ではリザードンの苦戦は免れないか。
そう見ていたんだが……
「はぁあ!」
「ぐっ……」
実戦経験の違いか、リザードンが押している。
まず「龍の怒り」で攻撃力を高め、空中戦を主体にした戦法をとっている。
それでも身体的な能力はエンテイの方が高く、リザードンの猛攻に耐えている。
ここまで互角に渡り合えるとは……正直、驚いた。
「何もせぬまま、主の帰りを待っていたわけではない……という事だよ」
ミュウツーが腕組みしながら俺に語った。
なるほどな……いや、感心したよ。
結果としては……エンテイがかろうじて勝った。
しかしリザードンの健闘は誰もが認めるところで、奴隷長としての面目は充分に保てたと言えるだろう。
「よーし、次ダブルバトルでやろうぜ。こっちはあっしとスイクンで行くぞ!」
「なら、こちらは私とシャワーズさんでいきます」
ほう……伝説の三匹の二人、ライコウとスイクン。対するはカントー組三参謀の二人、ライチュウとシャワーズか。
こちらも……オーレ組の方が有利に見える。が、やはりカントーの二人も経験差で身体能力の差を縮めているな。
そうか、こうしてみると……主力の属性はどちらも同じだったんだな。
結果はやはりオーレ組の勝利。当然だがカントー組もオーレ組同様周囲に大喝采で称えられている。
「面白くなってきた! よーし、次私ね」
「鳥ポケモンNO.1の座は渡さないわ。私が行きます」
チルタリスとピジョットか……これも面白い組み合わせだな。
チルタリスが歌で寝かせようと試みていたが、うまくかわされピジョットの勝利か。これもなかなかの好カードだったな。
「さーて、真打ち登場と行くぜ。くー、もうまちきれねーよ」
「もうちょっとゆっくりと登場でも良かったんですけどねぇ」
「真打ちか……なら、我が出よう。カイリュー、進化し強くなったお前を主に見せてやれ」
「はーい、やっと出番だぁ!」
オーレでは俺が最初に奴隷にした二人、ブラッキーとエーフィ。
対するはミュウツーと……そうか、俺がいない間にカイリューに進化してたのか。
結果は言うまでもないな。実力だけならミュウツーだけでも勝てたかもしれないが
ブラッキーはエスパータイプのミュウツーが苦手とする悪タイプ。そこをカイリューがフォローしていた。
「くっそぉ……バトルじゃ負けたけど、夜の勝負なら負けないからな!」
「ほう……なら今夜を楽しみにしているぞ」
おいおい、一般人のいる前でそーいう事を言い出すなお前ら。
カントーでは俺の変態っぷりは周知の事実だが、ここオーレではまだ知らせてない……よね?
「えっと……すみません、噂は色々……」
見学に来ていたアンダーのスレッドが苦笑いを浮かべながら話してくれた。
そうか……まあ、常に奴隷達と腕組みして街を歩いてたから、そら目立つしなぁ
つか、これで君達のヒーローじゃないのがばれちゃったな。悪かったね、君達の夢を壊してしまって。
「とんでもない。シホ達はまだタカマルさんの……その、そーいう大人のことはよく判ってませんし
 それに、こんな凄いバトルが出来るポケモン達のトレーナーなんですから、やはりあなたは僕たちのヒーローですよ」
そっか……ま、せめてオーレでは大人しくしてるよ
「ところでタカマルさん。例のデータロム、全部ではないですが解析が進みました」
スレッドの話では、ダークポケモンは全部で48人あの研究所で生み出されていたことが確認できたそうだ。
今現在確保できたダークポケモンは42人。後6人か。
その6人を保護してからでないとカントーには帰れないなぁ……そーいや、あっちは大丈夫だろうか……
奴隷達のバトルを見ながら、しかし俺の意識はアゲトビレッジに飛んでいた。

「分かり合うには、肌を合わせるのが一番。ご主人様が教えてくれたことです」
夜、予想通りオーレ組カントー組入り乱れての酒池肉林が繰り広げられた。
場所はアンダー。主のいなくなったTV局を占拠して行っている。
バトルで意気投合できたポケモン達は、さらに奴隷らしい交流で仲を深めはじめた。
「エンテイさん……んっ、太い……」
「リザードン殿……くっ、なんて締め付け……」
「すご、い……んっ! ミュウ、ツーさ、んんっ!」
「ふっふっふっ……悪タイプがエスパータイプに攻められる気分はいかがかな? ブラッキー……くっ、不意打ちとは……エーフィ」
「ブラッキーばかりずるいぃ。私も混ぜてぇ」
フタナリ連中を中心に、まー凄い光景が繰り広げられてるな。
そしてそれは、ミレイとリーフも同じだ。
で……肌を合わせるのが良いって、お前ら、そんなことしてきたのか?
「リーフさんったら、いきなり襲ってきて……ビックリしました」
「ふふ、でもすごく感じてたね。誰もいないとはいえ、神聖な場所であんなに濡らしちゃって」
神聖なって……おいおい、聖なるほこらか。お前らなぁ……
「だって、ねぇ?」
「ええ、ご主人様の奴隷ですから」
……ま、結果仲を深めてくれて助かったけどさ
「さぁて、久しぶりにご主人様の……んっ、これ、この味……クチュ、美味しい……チュパ」
「じゃ、あたしはご主人様の後ろを……クチュ……ん、こっちも美味しいよぉ……ピチャ」
前後を奴隷達に舐めさせながら、俺は多くの奴隷達と共に幸せのただ中にいた。

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Author:S-BOW

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