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C:ラルガタワー~エンディング

ここまであからさまに怪しげな、成金趣味なタワーが今まであっただろうか?
色んな物に金が使われた入り口。回るウソッキーの像まで金で輝いている……何故ウソッキー?
「なんか……悪趣味ですね」
一応表向き、娯楽施設っぽい装いを出そうとしているようだが……入り口に黒服がいる段階で「いかにも」って感じだなぁ
メインは屋上にあるコロシアムのようだが……そこがシャドーの本拠地なのだろうか?
とりあえずタワーに近づいてみたが……止められる様子はない。
むしろ「お待ちしておりました」と歓迎の言葉。
ま、向こうからしてみれば、俺達が来るのは判っていたってことか。
中は小部屋同士が長い移動床で繋がっているという、シンプルだがよく考えると無駄の多い設計。
まっすぐ行けばメインのタワーにたどり着けるようだが……そう簡単にはいかないらしい。
途中、老人に化けていた戦闘員とバトルになったが、難なく撃破。
戦闘員の話では、簡単にはタワーに近づけない仕組みになっているというが……なるほど、タワーに続く扉に鍵がかけられていた。
鍵は4つ。どうやら他の部屋にあるらしい……そこで待っていたのは
「ヘーイ、この前はよくもやってくれたねぇ」
幹部のアフロか……なるほど、そーいや幹部の人数も4人だったな。
ボスを倒すには四天王を倒さなきゃって? ったく、どこのRPGだ。
……そーいやさ、他の幹部は伝説のポケモンを持っていたが、お前だけ普通にウソッキーだったな。
幹部って割に、実は信頼されてないんだろ
「うるさい! いいか、ウソッキーはこのタワーのシンボル。それを託されていたんだから、ボクはそれだけ評価されてたんだよ!」
どーだか……まあいい。なんにしても結果は同じだ。
行くぞ、ライコウ、スイクン!
「ガッテン! さあ、とっととやっちまいやしょうぜ」
「サンバを踊る余裕なんか、あたえませんわよ?」
スイクンの言葉通り、ルンパッパ軍団の雨乞いをむしろこちらが活かす戦いで先手を取りアッサリと勝利。
ま、再生怪人は弱いってのは定番だからな
さてと……どうせ鍵かなんか持ってんだろ。よこせ
「ボクたちの偉大なボス、ジャキラ様からのプレゼントだよ」
けっ、わざとらしい台詞がなお再生怪人らしいな
後三人か……ま、さして問題はなさそうだな。

予想通り、残り三人も難なく撃破。
既にあちらの手の内は読めているし、奴らが頼りにしていた伝説のポケモン達は、今は俺の奴隷だからな。
むしろ奴隷達にとっては、これまでの復讐を果たすって意味の方が強かったかもしれない。
惜しむらくは……またヴィー
「ご主人様、早く次に行きましょう!」
そう怒るなって……さて、これでタワー内に入ることが出来るようになった。
中では当たり前のようにシャドーの連中が待ち伏せていたが、奴隷達の敵ではない。
ただ最後に予想外の相手が……
「ぐわーっはっは! 久しぶりだな、タカマル!」
スナッチ団のボス、ヘルゴンザが待ちかまえていた。
「えっ?! なんでスナッチ団がこんな所に……」
……そういうことか。つまり、スナッチ団はシャドーの下部組織だったと。
シャドーに流れていたポケモン達はみんな、スナッチ団が捕らえて横流ししたものだな?
潜入していた時には気付かなかったが……くそっ、胸くそ悪い。
「それはこっちの台詞だ。お前が裏切り、アジトを爆破しなければ……」
残念だが、俺は裏切ってはないぜ。初めから仲間でもなんでもなかったんだからな
「……ご主人様の台詞も、どこかで聞いたような……」
うるさいよ……まあいい。お前を倒して、俺の仕事をキッチリ片付けてやる
「貴様が何者だったのか知らんが……ここでけりを付けてくれる!」
流石は盗賊団を束ねてる奴だけあって、それなりに強いが……奴隷達ほどではない。
問題なく、ヘルゴンザを倒し、連れていたダークポケモン、エアームドもスナッチ出来た。
「お前にそのスナッチマシンを奪われさえしなければな……」
何言ってやがる。所詮は使われる下っ端だろお前らは。
なんにしても、お前らは終わりだ。スナッチ団も、シャドーもな

ヘルゴンザが降りてきたエレベータで上へ上がると、そこはコロシアムになっていた。
しかも……席はほぼ満席。観客がいる……どういうことだ?
「ようこそ、タカマル。待っていたよ」
アイツは……フェナスシティで会った……そうか、アイツがボスのジャキラか
また会うような気がするとは思ったが……なるほどね
そしてこの状況……公開処刑のつもりか?
まあ……それもあるが、これは「宣伝」も兼ねているのだろう。
ようするに、こけら落としだ。この観客達が全員シャドーの関係者とはちょっと考えづらい。
おそらく、新しいコロシアムをアピールするために集められた人達だろう。
そしてこのコロシアムが上手く軌道に乗れば、シャドーの新たな収入源になるし
パイラタウンやアンダーのコロシアムのように、
自分達が牛耳ることでダークポケモンなどの流出やバトルそのものの管理……八百長なんかも思いのままってわけか。
けっ、むしろ好都合だな。シャドーの無様な姿を観客にさらしてやるぜ
「では、観客の皆さんが喜ぶような素晴らしいバトルをしてくれよ」
素晴らしい、ね……さて、どんな汚い手を使ってくるんだか……
「ご主人様、いました。ダークポケモンです」
最初の相手から、一般の人手は見分けがつかないダークポケモンを加えていた。
これを助けたいが……観客の前でスナッチを堂々として良いものか……
なーんて、悩んでも仕方ない。堂々とスナッチ!
「大丈夫……なんですか?」
問題ない。堂々とやっていれば「そーいうルール」って、勝手に思うもんだ。
それにあっちだって堂々と不正を仕掛けてくるだろうし……
ほらな。こっちに休む暇もあたえず次の対戦者が来たよ。
連戦で疲れさせて倒そうって腹づもりか? だが、そう簡単にはいかないな。
実力が違うんだよ。俺の奴隷達は、そんな柔じゃないんでね。
連戦は4人まで続いたが、全てを退けた。
皮肉なことに、この連戦は大いに観客達を盛り上げた。
「よくやった……と褒めてやると思ったか? 今からバトルで叩きのめし、惨めな姿を大観衆の前に晒してやろう!」
いよいよボスの出番か。連戦はキツイが、勝手にアピールして時間を稼いでくれたおかげで、こっちの回復はなんとか間に合ったな。
さぁて、悪党の親玉、その実力はどんなもんかね……
「なんの、我らの前に敵などございません!」
「ええ。私達の実力も、主としての器も、小悪党と比べるまでもございませんわ」
ほう、ボスを前に小悪党とはね。よし、エンテイ、スイクン。大観衆の前で小悪党の醜態をさらしてやれ!
「みんな、頑張って……」
ミレイが見守る中での決闘は……見事我らの勝利で終わった。
ダークポケモンだったメタグロスのスナッチに多少手間取ったくらいで、順当なバトルだったな。
さぁて、これで全て終わった……って訳にはいかないようだな。
ジャキラの後ろから、また誰かやって来たようだ。登場エレベータから現れたのは……
「えっ?! 市長さん?」
フェナスシティの市長、バックレーだ。そうか……そういうことか。
「無様な姿をさらしてくれたな、ジャキラ」
「申し訳ありません、ワルダック様……」
「えっ、どーいうこと?」
つまり、あのバックレーが真のボスってことだ。
思い出してみろ。お前がさらわれたのはパイラタウンでだったな。
そのお前を俺が助けたのはフェナスシティだった。
お前をさらったのはミラーボの部下だったわけだが……
なんでわざわざ、ミラーボのいるパイラタウンからフェナスシティまで連れてきたんだ?
俺はそれがずっと気に掛かって、あの街を出てから近づかないようにしていたんだが……正解だったようだな。
そもそも、あのジャキラと出会ったのも、アイツが市長の家から出てきたときだ。
おそらく、お前はあの市長の下に連れてこられる途中だったんだろう。
「察しが良いですね。いかにも、私こそがフェナスシティの市長バックレー、しかしその実体は、シャドーのボス、ワルダックだったのです!」
満面の笑みを絶やさなかった顔が一変し、いかにも悪人面って感じに目をつり上げ睨みつけてきた。
おいおい、これだけの観衆がいる前で、そんな姿見せちゃって良いのかい?
「……ええい、お前を倒して全てをうやむやにしてやる!」
うわ、強引だが間抜けな……しかし、無理でもないぞ。
なにせこっちはスナッチマシンを使ってるところを見せちまってる。
観客を言いくるめれば、全ての罪を俺になすりつけることも可能だなぁ……
「そんな、それじゃ大変なことになるじゃないですか」
ま、ようは勝てば良いんだよ。簡単なことだ。
そうだろう? エンテイ、スイクン。
「仰せの通りで」
「まったく問題ありませんね」
心強いな。さぁ、お前らを苦しめてきたシャドーの親玉に、たっぷりとお灸を据えてやろうぜ
「そう簡単にはいきませんよ。こちらには、最強のダークポケモンがいるのですから」
そういってワルダックが出してきたのは……バンギラスか
確かに……攻撃力の高い地震を起こされると厄介な相手だ。
他のポケモン達も強く、バランスが取れているため相性の穴をつきづらい。
流石はボスと言ったところだが……なに、俺の奴隷達はその上をいくさ。
結果……観衆が沸きに沸いている。俺達の勝利を祝福しての歓声だ。
いつの間にか、パイラタウンの所長やギンザル達が駆けつけていた。シャドーの親玉を捕らえるために。
こいつら、危ないのは全部俺任せで美味しいとこだけもってこうってのかよ
「いや、そういう訳では……んん、ともかく、これでシャドーも終わりだ。観念するんだな」
化けの皮が剥がれたバックレーことワルダックが、周囲を取り囲まれている。しかし……
「ふはははは、このまま捕まってたまるか!」
上空からなにやら音が……無人のヘリコプターが近づいてくる。あれで逃げるつもりか?
周囲にこれだけの人がいる中で、あのヘリに乗り込むのは相当無理があると思うんだが……
しかし予想外の展開に、周囲は唖然としている。この好きに逃げるつもりか?
ワルダックが高笑いする中で、また何か音が……こんどはなんだ?
上空からきらりと光る何か。飛んできたのは……火の玉だ。
見事その火の玉はヘリに命中。一撃でヘリが落ちた。
「ごっ……タカマルさん、アレ!」
ミレイが指さした先には……あれはホウオウか。
滅多に人前に現れないと言われている、伝説のポケモン……それが大勢の観衆の前に姿を現している。
「きっと、タカマルくんの活躍をずっと見守っていたのだろう。最後になって手助けしてくれたんじゃよ」
そんなもんだろうか……ただ、ポケモンの一人として、この一連のダークポケモン騒動を見ていられなかったということはあるのかもしれない。
ホウオウは優雅に旋回し、バトル山の方へと飛び立っていった……
ま、なんにしても……これで本当に全て終わった。
スナッチ団の壊滅指示を受けて、まさかこんな大事になっていくとはね……
ま、結果として大勢のポケモン達を救い、奴隷に出来たことは予想外の収穫だったな。
「さっ、帰りましょう」
ミレイが促す。そうだな、とにかく帰ろう。
さてと……ようやく落ち着いてカントーに連絡が取れるな。
……シルフカンパニーの方は良いとして、残してきた奴隷達がなんて言うかなぁ……この状況。
大勢増えた奴隷達に、人間の奴隷まで一人加わったこの状況……
リザードン達はまだしも、リーフがなぁ……ミレイも、まだカントーのことを理解してないしなぁ
なんか、ボスとの戦いよりも気が重いんだが……そこは主人として、どうにか……出来ると信じたい。

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Author:S-BOW

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