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XD:ダークポケモンの秘密(設定考察)

※今回の話は、ダークポケモン、及びポケモンに関する設定考察および独自設定の話になっています
長い話な上にほとんどストーリーは進みませんので、読み飛ばしても差し障りないはずです
厨二病的設定考察が苦手な方はスルーしてください


ニケルダーク島に突入した俺達は襲いかかるシャドーの連中を全て退け
そして総統デスゴルドを打ち倒し、シャドー壊滅へと追い込んだ。
その後到着したヘッジ署長らによって、総統をはじめとしたシャドーの連中は
一部の例外を除きほぼ全員が逮捕されていった。
例外の内の一人はラブリナ。
彼女はシャドーの幹部だったが俺によって更生……まあ方法などはともかく世間的には更生したということになっているので
俺の保護監査付きという条件で執行猶予を与えられている。
そしてもう一人の例外は……アルドスだ。
奴め、島へ来た警官達の目を逃れ、まんまと島を脱出してやがった。
あれだけの執念を見せた男だ。このまま何もなく終わってくれると期待する方が難しいが……
しかしそう易々とシャドーを復活させられる要素も乏しいはず。
不安はあるが、今は気にとめない方が無難かもしれないな。
さて……不安といえば、まだ残っている問題がある。
ダーク・ルギアのリライブだ。
取り戻したダークポケモンのうち、俺の奴隷である娘達は
シャドーを壊滅させた夜からすぐに、ラブリナも交えてのリライブ……ぶっちゃけ「乱交」を行っていた。
いやぁ、とにかく人数多いからね……乱交する場所の確保が大変だった。
一度オーレ本土に戻ったんだけど、その事もあってまた島に行って、そこで乱交リライブを決行。
これまでもシャドーを追いながらミレイや他の奴隷達とも肌を合わせてきたけど
緊張感が完全に解かれての乱交だったから、そらもうみんなの乱れようったら……まあ俺もだが。
おかげでラッタ達、島で取り返した奴隷達のリライブはすぐに終わった。
俺の奴隷ではない他のダークポケモンはクレイン所長のリライブマシンで行うが
こちらも問題なくリライブできるだろう。
問題は……先にも言ったダーク・ルギア。
「絶対無理よ。だって私が調整した完璧なダークポケモンなんだから!」
……胸を張って自慢するような状況か? ラブリナ
「……ごめんなさい」
うーむ……しかしラブリナが自信を持つだけあってルギアのリライブは上手く行っていない。
俺のやり方でもリライブマシンでも、今のままでは無理そうだ。
このダークルギアの調整を行ったラブリナに、クレイン所長へダーク化までの研究過程を全て伝えさせたが
それでもやはり難しいらしい。
そもそも……ダーク化ってどうやって行ってるんだ?
「んー……簡単に言っちゃうと、ポケモンの制御機能を全部OFFにしちゃうの」
OFFにする?
「えっとね……ポケモンって、元々プログラムみたいな物なのよ」
は? おいおい、ことかいてプログラムはないだろう。
ポケモン達にだって心があってちゃんと生きているんだ。それは今のお前にだって理解しているだろう?
「わかってるけどぉ、だからなんて言えばいいのかなぁ……ええっと……」
「はっはっは。まあ確かに説明が難しいね。タカマル君。彼女の言うこと、実は間違いではないんだ」
……どういう事ですか? クレイン所長。
「そうだね……まずポケモンそのものの「謎」から順を踏まえて説明しようか」
クレイン所長は白衣を正しながら、ゆっくりと俺達に解説を始めた。
「ポケモンは直接人間を襲わない……というのは、正しい? 間違ってる?」
クイズ形式ですか? 答えは……間違いですね
確かにポケモンは直接人を襲わないとされてますけど、トレーナーの命令であれば襲うこともありますし
野生のポケモンでも、草むらに入ってくれば襲ってきますからね。
「うん、私カントーやホウエンに行ってそれを知ってビックリした。野生のポケモンって襲ってくるんだぁって……」
野生のポケモンがいない……ああ、今は「いなかった」か……そのオーレ出身であるミレイが体験談を語った。
「うん。確かに野生のポケモンでも人を襲う……では次。ポケモンが人を殺してしまうことはあり得る?」
え? 襲う以上はあり得るんじゃ……
「そこは間違い。ポケモンは襲ってきて相手に傷を負わせても、直接殺害にまで至るようなことはしないんだ。間接的に関わってしまうことはあってもね」
言われてみれば……ポケモンによる死者ってほとんど聞いたこと無いな
「実は人間だけじゃないんだ。他の動物たちも、ポケモンは殺したり出来ない……そう「制御」されているかのようにね」
制御? さっきラブリナも言っていたけど……
「言い換えるなら「本能」でも良い。ポケモンが生きている以上、本来そう言うべきなんだけど……制御と言う方がどうしてもしっくりきてしまうんだよね」
しっくりくる……その方が説明しやすいと?
「うん、そういうこと。そもそもポケモンというのは……生態系から外れている珍しい生命体なんだよ」
生態系から外れている?
「例えば、人間は生きるために食事をする。その材料は他の生き物だ。そしてその生き物も生きるために他の生き物を食べる……」
食物連鎖って奴ですね?
「その通り。これはどんな生物でも必ずこの連鎖には組み込まれるはず……だけどポケモンはこの連鎖には入ってこないんだ」
……ポケモンだって種族によっては肉も食べますよね? それでも食物連鎖には組み込まれない?
「うん、そうなんだけど……例えば鳥が芋虫を食べるように、ポッポがキャタピーを食べる、ということはないだろう?」
言われてみれば……下手するとポッポがキャタピーにバトルで負けるって可能性だってあるにはありますし……
「またポケモンを食べるという他の野生生物の話も聞かないだろう? 人間だって、肉食獣の中に放り込まれれば食べられちゃうけど、ポケモンでそれはない……食物連鎖に組み込むなら、彼らはその頂点にいることになる」
そうですね……でも組み込まれない?
「色々とここの話をするとややこしいんだけど、ポケモンがちょっと特殊なのは判るよね?」
はい……
「さっき「他の動物も殺さない」って言ったけど、厳密に言うと「特定の動物以外」かな? 種族によって肉食もするポケモンもいるから……でもその食べる動物や昆虫も、種族によってシッカリ決まっていて、それ意外には絶対に手を出さないんだ」
例えば……コアラがユーカリの葉しか食べない、みたいな?
「うん、その例えは良いね。まあそのコアラの例を考えれば、ポケモンの食事も特におかしな点はないように思えるだろうけど……コアラとポケモンでは決定的に違う点があるんだ。それがさっき言った「制御」なんだ」
……話が難しくなってきたな。ミレイ、大丈夫か?
「なっ、なんとか……」
「はっはっは……まあ理解は大ざっぱでも構わないよ。肝心なのはここからなんだけど……コアラがユーカリの葉しか食べないのは何でだと思う?」
なんでって言われても難しいな……そういう生き物だから?
「うん、そういうことだよね。コアラはユーカリの葉しか食べない、そういう生き物……つまり、「本能」でコアラは自分がユーカリの葉しか食べない生き物だって理解しているんだよ。だけどポケモンの場合、そういう「本能」が無いんだ」
本能がない?
「あ、いや、ポケモンにも本能はあるよ。だけど今言ったような食事制限に関するようなことが本能に組み込まれていないんだ。その代わり、食事の制限やその他ポケモンの行動を抑制する機能が別にあるんだ」
それって……人間にもありますよね?
「うん。人間にもあるね。人間の場合は「理性」って言うのが正しいかな……それに近い物が、ポケモンにもある。だけど理性っていうのは知識を備えながら徐々に作られていくものだけど、ポケモンの場合は生まれたときから備わっているんだ。それこそ「本能」のようにね」
最初からある理性……か
「そしてここからがラブリナくんの言う「プログラム」があながち間違いではないと言うところに続くんだけど……このポケモンの理性、かなり単純なんだ」
というと?
「さっきラブリナくんは「OFF」って表現を使ったけど、ポケモンの理性はまるでスイッチのようにONとOFFの二択しかない。二択というか……「コレはしちゃダメ」っていうスイッチが何個も並んでるって感じかな?」
スイッチ……
「もちろん実際にはそんな単純なものじゃないよ。だけど人間のそれと比べるとスイッチみたいに単純だってだけね……判るかな?」
なんとなく……
「いや実際……ポケモンというのは様々な機能が全て単純……デジタル的なんだよ」
デジタル的?
「あまり詳しく言うとややこしいんだけど……例えばモンスターボールに入っちゃうとか、技マシンで技を覚えるとか……全て、ポケモンの構造がデジタル的に単純だから出来ること……っていうとイメージつかめるかな?」
……はい
「はは、あまり納得できてないようだね……判るよ、その気持ちは。ポケモンだって人間と同じく感情を持っているし、それをデジタル的だって言われるのはね……だけどそれも含めてポケモンというのは謎の多い生命体なんだ。あくまで今の話は、話を判りやすくするための例え話だから」
でも……そのデジタル的っていうのがキーなんですね?
「うん、そうなんだ……ここでラブリナくんの話に戻るけど、今言っていた理性に似た抑制本能……ここを我々科学者は「制御機能」って呼ぶことが多いんだ」
……確かにその方が判りやすいですね
「あまり褒められる用語ではないと思うけどね……それで、この制御機能がダーク化を行う上で重要な場所になる」
クレイン所長の解説を黙って聞いていたラブリナが、ここで出番だとばかりに解説を加えてくる。
「さっきも言ったけど、ここをOFFにしちゃうの。そうすると、「人間を襲っちゃダメ」っていうのがOFFになるから、ダークポケモンを兵器に出来る……っていう計画だったの。私は途中からこの計画に参加してたからよく知らないんだけど、ダーク技とかそのあたりは、あくまでこの制御機能をいじった「副産物」だったの」
……もしかして、ダーク化からリライブした際に本来覚えない技を覚えていたり、元の性格から変わっていたりしているのも……
「制御機能をいじった影響だろうね」
なんとなくイメージは判った……その制御機能ってのを直接いじれるなら、OFFをONにするのがリライブなのか?
「単純に言ってしまうならね……ただOFFにするときのように直接はいじれないんだ」
「それはシャドーにとっては好都合だったけどね」
「だから以前までのシャドー研究データだけではリライブマシンを作るのが難しかった……」
それをクレイン所長やリリアさんが完成させたと
「とはいっても、結局大切なのは自発的な心の解放……OFFにされる、つまり「心」を閉ざされたポケモンが様々な影響や刺激で心を開く……ONにしていく必要があったんだ。リライブマシンはあくまでその手伝いをする機会なんだ」
「逆に言っちゃうと、ご主人様のやり方ってすっごく理にかなってるんだ。もう色々開放されまくっちゃうからねぇ……ウフフ」
開放ねえ……まあなんにしてもアレで効果があるってのは結果論だけどな
ここまでなんとなく判ったけど……じゃあなんでルギアはダメなんだ?
「簡単に言っちゃうと、制御機能を取っちゃったの」
は?
「だって全然言うこと聞いてくれないから、もう面倒だからポイッて取っちゃったの。そしたらあんなに格好良くなっちゃって……」
ラブリナ、お前なぁ……
「だってぇ、そうしないとあたしがデスゴルドに怒られちゃうんだもぉん!」
「まあまあご主人様……あの時のラブリナさんと今のラブリナさんでは「立場」が違うんですし……」
ミレイが仲裁に入ってきた……まあ今のラブリナに言っても仕方ないとはいえ、取っちゃったって……心の一部を抜き取るって、そんなことをまずしようって考えが……ああ、この怒りを何処へぶつければ……
「タカマル君……先ほどから「デジタル的」「プログラム」という表現が出ているけれど……科学者の中には、特にシャドーに協力した科学者に多いんだけど、ポケモンの構造を知るようになってからポケモンをまさにそんな風にしか見なくなる者がよく出てくるんだ。中にはポケモンのそんな部分をいじり回って「改造」する、そしてそんなポケモンをバトルで使用する……そんな連中も多いと聞くよ」
俺も聞いたことあるけど……だけどなぁ……
「プログラム、という風にしか見られない者が多発している。そんな一人だった彼女をキミが改心させてあげた……そうしたキミも、答えた彼女も、ボクは立派だと思うけどな」
……自分を拉致した相手までかばうんですか。本当にあなたは人が良すぎますよ
「はは、よく言われるんだよねぇ……」
まあそんなあなただからリリアさんや他の研究員もアナタについていくんでしょうけど……まあラブリナのことは後で「お仕置き」してやるとして……
「アハハ……なんか怖いような嬉しいような……」
ルギアだけど、制御機能を取り出してしまったって事は、もうONOFF以前の問題だって事ですか?
「そういうことだね。だからリライブ不可能……と言っていたようだけど……」
だけど?
「まだ推測だけどね……この制御機能自体、ルギアが自己修復するかもしれない」
「えー!? そんなこと出来るのぉ?」
ラブリナ……
「あう……でもでもぉ、本当にそんなこと出来ちゃうの?」
「可能性としてはあり得ると思う。そもそも、制御機能を自分からONにするって考え方自体シャドーにはなかったようだけど、これってまさにポケモンをプログラムとしか見ていない人達の見解だよね」
しかし実際には自分からONにする事がある……ポケモンはプログラムではなく、心ある生命だから……ですね?
「その通り。だから制御機能を失ったルギアでも、心を解放できればあるいは……」
なるほど……可能性は充分あると
「ボクはそう思っているし、それはキミだってそうだろう?」
……まあ、そうなるのかな。
「具体的な方法はもうちょっと調べてから……ルギアには悪いけど、もうしばらく我慢して貰うしかないかな」
……頼みます、所長
「うん、任せてくれ」
では所長が調べている間に……カイリューの行方を捜さないとな
工場からさらっていったのは間違いなくあのアフロの子分だろう。
あれだけ目立つ格好をしているからな、いずれ目撃情報も入ってくると思うが……心配だな
「念のため、私達も探しに出てみますか?」
そうだな……ん? メールが来ているな
「あれ、またおじいちゃんからだ……」
ふむ……こっちに来るそうだな
「なんだろう?」
まあ会ってみた方が早いな。もうそこまで来ているようだから行くか
ルギアやカイリューのことは気になるが、とりあえずローガンさんと会うか。
彼がもたらしてくれる話が吉報であれば良いんだけどな……

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