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XD:ニケルダーク島6

デスゴルドまであと少しというところで、ガラス壁によって阻まれてしまった俺達。
仕方なく別ルートから突入することにした俺は、その道を新たな奴隷となったラブリナから聞き出した。
更に、俺はラブリナからダークポケモンをバトルで使うよう諭された。
心を閉ざされたダークポケモンをバトルの道具にする……そんなバトルはしたくないから、俺はダークポケモンをバトルでは使わないようにしていた。
だがダークポケモンだって閉ざされてもちゃんと心はあって、その心では俺の役に立ちたがっていると……
ダークポケモン自体の問題じゃないんだよな。ダークポケモンを使うトレーナーの問題なんだよ。
俺はシャドーとは違う……ダークポケモンを道具にはしない。
その思いを持ち続けて接すれば……ダークポケモンも判ってくれるだろう。
そう信じて、俺はラブリナの助言に従うことにした。
ラブリナが言うには、この先……デスゴルドともう一人いる側近のエルデスとやらがとても強く
更に複数のダークポケモンを持っているため、こちらもダークポケモンで対抗しないとキツイらしい。
そこで俺は、まだリライブが完了していないダークポケモンの中から
元々俺の奴隷である娘達を選び出した。
連れて行くのはラッタ、チルタリス、ガルーラの三人を連れて行くことにした。
代わりにスピアーやバタフリーなど数名はミレイと共に下で待機して貰うことにした。
全員を連れて行きたいが、あまりゾロゾロ連れ回せないからな
「頑張ってねご主人様!」
「皆さんの無事を、ミレイと共に祈っております」
ああ……待っててくれスピアー、バタフリー。キッチリ片付けて戻る
それじゃ行こうかラブリナ……あのエレベータだったな?
「うん。ここから下の通路に出て、真っ直ぐ行って別のエレベータに乗るの」
そうか……しっかし、何のためのエレベータと通路なんだ?
ちゃんとした入り口があるのにわざわざ遠回りな別の入り口を作る必要ないだろ?
「他の通路にも通じてるエレベータなんですよ。今は用無いから行きませんけどね」
なるほど……さて通路に出たが。ここは地下研究室の上か。
通路脇のガラス窓から研究室が見えるな……そして前方に厄介なのも見えるぞ
「戦闘員ですね……アイツも確かダークポケモン持ってたはず」
となると、バトルするしかないか。
まあちょうど良い。ラッタ達の調子を計るには良い相手かもな
「あっ! どこまでもチョロチョロとうるさいヤツめ!」
ワラワラ沸いて出る戦闘員に言われたくねぇな……ラッタ、チルタリス、頼むぞ
「シャー!」
「ピィー!」
……やはりこんな姿のコイツらを見るのは辛いが、本当に辛いのは本人達だからな……
相手はまずデンリュウとオニゴオリか……ダーク技の威力を見せて貰うとするか
ラッタはダークラッシュ、チルタリスはダークレイブだ
……確かに強いな。通常のポケモンを相手には効果が高くなるあたりも含め。
「でもラッタのダークラッシュだとチルタリスのダークレイブやダークブレイクよりは弱いかな? ラッタはダークダウンで防御を下げる役目にした方が良いかな?」
……お前もそれなりにバトル出来るんだな、ラブリナ
「それなりってひどぉい! ご主人様には勝てないけど、コレでも私シャドーの元幹部なんだから!」
そうだったな……しかもダークポケモンを直接いじれる張本人でもあるから、ダーク技にも詳しいんだよな
今の内に他の技やガルーラの様子もチェックするか
戦闘員の繰り出す他のポケモン……キノガッサやドンファンも三人の技などをチェックしながら倒し
そして出されたダークポケモン、ダグトリオも無事スナッチ。
ふむ……技の威力で言えばチルタリスが他の二人より優れているが、
ラッタの素早さやガルーラの攻撃力も侮りがたいし
ダークダウンやダークミストといった相手の能力を下げる技も使い方次第でかなり強力な技になるか……
後はこちらのデンリュウやクチートをどのタイミングで出して相手のダークポケモンを状態異常にするか……だな
相手が側近だろうが親玉だろうが、勝つためのバトルではなくスナッチするためのバトルだから……この見極めは大事だぞ
さて、無事戦闘員からダグトリオを取り戻したし、いよいよ……か
通路の先にあるもう一基のエレベータに乗り込み、再度内部へ
「エルデス!!」
驚いたデスゴルドが直ぐさま側近の名を呼ぶ。
「このような若造にここまでの侵入を許すとはどういう事ですか!?」
おいおい、まさかあのゴリラや戦闘員だけで俺達を止められるとでも思ってたのか?
あの時素直に閉じこめていれば……つか、入り口もそうだがここの扉も封鎖しとけよ最初から……
これはエルデスが間抜けなのかデスゴルドが間抜けなのか……たぶん後者だな
「もう他の者は当てにならない。お前の責任で始末しなさい」
始末……ねぇ。随分と物騒な言葉を使うじゃないか。
デスゴルドはゆっくりと場を後にする。そして側近はゆっくりとこちらへ向かってきた。
走って追いかければ間に合いそうだし、とっととあのちびハゲ爺をぶん殴りたいが
まあ流石にこの側近……エルデスがそんなことさせてくれないだろうな。
「キミはとうとうデスゴルド総帥を怒らせてしまったね」
とうとうって……今更だろ。それに怒らせたところでどうだっていうんだ?
「……いつかキミとは戦う時が来ると思っていたけけど……出来ればこういう形では戦いたくなかった」
だったらやめとけ。アンタはまだ他の幹部達と比べたらまともそうだからな……無駄に戦う必要がないことくらい、承知してるだろう?
「確かに、このバトルは虚しいだけで何の意味も見つけられないだろう」
判っているなら引け。それがお互いのためだ。
「……申し訳ないが、総帥の命令は絶対だ。止めるわけにはいかない」
だから尚更虚しいだけなんだろうが……何故あんな男に仕える?
それがアンタの求める強さなのか?
バトル山であった時のアンタは「強さ」の答えを模索していたように見えたが……これがその答えか?
「……やると決めた以上、容赦はしない。それが私の流儀だ」
チッ、問答無用ってか……ラッタ、チルタリス、頼むぞ
……あっちはテッカニンとライボルト……ライボルトはダークポケモンか
「ご主人様、エルデスは他にも3匹のダークポケモンを持ってるはずですよ」
全部で4人か……きついな。だがやるしかない。
まずはテッカニンに退場して貰おうか……俺は二人がかりのダーク技でテッカニンに集中攻撃させた。
ノーマル状態のテッカニンにダーク技は厳しく、すぐに退けさせた。
その間、相手のライボルトがダークエンドをラッタに仕掛けてきたが、
ダークポケモンにダーク技は半減……強力な技だがあまり効果は上がらない。
しかも技の影響で体力を半減させている。
これはチャンス。もう少し削ってスナッチにまで持って行きたい……が、そう簡単にはいかせてくれない。
エルデスが次に出したのは、ボーマンダ。こいつもダークポケモンだ
またやっかいなのを……これは厳しいバトルになるな
ともかくまずはライボルト。ダークポケモンにダーク技は効きづらいが、
逆に言えば倒さぬよう削るのには都合が良い。
俺はラッタの必殺前歯でボーマンダの体力を大幅に減らしつつチルタリスのダークレイブでライボルトの体力を少なめに削る
痺れても眠ってもいないが、これならどうにか……よし、まずはライボルトをスナッチ成功。
続いて出て来たのはフライゴン。ダークポケモンではないようだが、この組み合わせ……地震か?
チルタリスは良いが、ラッタが危ないか? かといって交代させるにも……ここは耐えつつ速攻でフライゴンをどうにかしないと
二人にはテッカニンの時同様、ダーク技で集中攻撃。
直ぐさまフライゴンを退けたが、当然その間ボーマンダに攻撃を喰らう。
ダーク技だから半減できているが……ラッタがダークポケモンでなければもうやられていたな。
ラブリナの助言通り、ダークポケモンを出さなければかなり危うかったな
ダークポケモン同士のバトル……心を閉ざした、戦闘マシンにされたポケモンのバトルか
確かにこんなバトル、虚しいだけだよ……
それでも俺はダークポケモンを回収しなければ。この虚しいバトルが繰り返されぬように。
フライゴンに続いて出て来たのはガラガラ。むろんダークポケモンだ。
ここはまず体力が減っているボーマンダのスナッチを優先させるか。
二人のダーク技でボーマンダの体力を削りながら、どうにかボーマンダのスナッチにも成功したが
相手のガラガラが繰り出すダークエンドに、流石のラッタも限界ギリギリまで追い詰められた。
ダークエンドは反動のある技だが、ガラガラの特性によっては無効になったはず
ということは、あのガラガラは石頭の特性を持っていないのか?
「違うんです。ダーク技に石頭の特性が効かないだけなんですよぉ」
そうなのか……ダーク技は色々と厄介だが、とりあえずこの場は助かるな。
ラッタ、ご苦労だった……クチート、厳しいが頼むぞ
「はい!」
一撃でも食らうと即死の危険がある。怖いだろうが、歌ってくれ
「怖くないです……ご主人様のためなら、私平気です!」
そうか……ありがとよ。厳しいが頼んだ。
ボーマンダに続いて出て来たのはラプラス。エルデス手持ち最後のダークポケモンだ。
場に出ている二人をスナッチ出来れば終わりだが、そう上手く行けるかどうか……
まずはダークエンドの影響で体力が半減したガラガラからだな。
チルタリスが体力を削りながらクチートが眠らせる……チッ、そう簡単には眠ってくれないか。
ラプラスはダークウェザーで闇の閃光を振らせてきたがガラガラはまたしてもダークエンドでクチートを狙ってきた!
クチート、大丈夫か?
「どう……にか……」
……これ以上は無理だ。下がってくれ
「お役に立てられなくて……すみません……」
いいんだ。お前は充分戦った。その心意気は閉ざされたチルタリス達の心にだって届いたはずだ。
ガルーラ、頼むぞ
「ガァアア!」
ダークエンドで更に体力を減らしたガラガラを眠らせることこそ出来なかったが、スナッチは十分可能な状況。
場に出ている二人に耐えて貰いながら……ガラガラもスナッチ成功。
残るはラプラスのみ。ここまで来ればもう時間を掛けてゆっくりと……よし、4人全員スナッチ出来た。
危なかったな……が、まあ結果上手く行って良かったよ。
「負けた……完全に」
さてエルデス……それはお前の求めた強さか?
ダークポケモンという強さを手に入れて、自分も強くなった気でいたか?
バトル山で過去修行していたとか言っていたな……その成果がコレか?
「……キミは強い。私が想像した以上にね」
いや、俺に言わせれば……アンタが弱いんだ。
ダークポケモンという兵器を手に入れればそれなりに強くはなれるだろう。
だがそれもダークポケモンの強さを手に入れただけで、それ以上強くはなれない。
つまり限界がある……それがアンタの弱さだ。
俺が強いんじゃない。俺「達」が強いんだ……アンタなら、もうその意味を判っていると思うがな。
だからバトル山で俺に色々と愚痴った……後悔していたんだろう?
だったらもう……シャドーに、デスゴルドにこれ以上従うのを止めるんだな。
「……我々の計画を阻止したければ、先へ進むが良い。だが総帥の強さはキミが想像している以上だ。あの方には誰も勝てないだろう」
言ったろ? ダークポケモンを使い続けている以上限度がある。当然デスゴルドにもな。
勝てるね……俺達なら。絶対に。
「……キミは本当に強いな。私にも、その強さがあれば……」
……肩を落としながら、エルデスは去っていった……
「いいんですか? アイツ逃がしちゃって」
逃げやしない。それに逃げられないだろう……そろそろ島に署長やONBSの連中が来る頃だろうし。
さて、くだらん計画を阻止するためにも先にいくぞ。
これで最後だ……ようやく、総帥なんて気取ってるちびハゲとご対面だ。
「ご主人様……デスゴルドは本当に強いです。XD001意外にもダークポケモンを6匹も持ってますし……」
俺の言葉を聞いてなかったのか? ラブリナ
ダークポケモンがどんなに強くても、結局はダークポケモンの強さでしかない。
ま、今の俺もそのダークポケモンを使ってるが……俺はダークポケモンになっててもコイツらと心で繋がってるそうだろう?
だったら勝てる。例えアイツがルギアを使おうが、6人いるダークポケモンの内3人が……伝説のポケモンでもな
「……ですよね。ご主人様なら勝てますよね!」
当然だ。その姿をシッカリ見せてやるぜラブリナ
さぁて、いよいよ……この馬鹿馬鹿しい計画を握りつぶすお時間だ。

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Author:S-BOW

このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
基本的に脳内妄想をあるがまま文章化しているため、読みづらい点が多々あることをご了承ください。
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