奴隷ハーレム妄想でエロポケモン

実戦に身を置く決心をしたミレイや進化を果たしたリングマやペルシアン、
そして他にも頑張ってくれた奴隷達と肌を合わせ一夜を過ごした。
夜が明け、まだ奴隷達との温もりを身にまとっていた朝方にＯＮＢＳのレンからメールが届いた。
なんでも町外れのスタンドに、シャドーの工場から逃げ出してきたという男がいるらしい
その男はＯＮＢＳに助けを求め連絡を入れたらしいが……
この話が本当なら、渡りに船と言ったところか。良いタイミングで良い情報が手に入りそうだ。
だがこれが……シャドーの罠だとしたら？ 実はレンもソレを気にしていた。
そこでレンは、またフェナスシティでレイラが巻き込まれたようなことが起きないためにも
レポーターを派遣する前に俺に会いに行って欲しいと頼んできた。
まあ確かに、ここは俺らが行く方が間違いなさそうだよな。
仮に罠だとしても、レイラ達よりは俺達の方が対処できるし。
「早速行ってみましょうよ、ご主人様」
だな……町外れのスタンドか。そこも懐かしいな

西部劇を思い起こさせるような建物。砂埃を立てる風がそんな雰囲気をより引き立てている。
ここに連絡してきた男がいるらしいが……ん？ 中から誰か出て来たが……あれはトロイとヘボイか！
「ん？……あっ、お前！」
「な、なんでこんな所にいるんだよ！」
それはこっちのセリフだ。お前達がいるって事は……
「おんや～？ そこにいるのは苦い思い出ばかりのムカツクトレーナー！！」
やはりいたか、変態アフロめ
「ふっほほほ～、キミに変態なんて言われたくないね。それにしてもな～んてナイスなタイミング！ 食後の腹ごなしに、ボクの華麗なステップでやっつけちゃうもんね～！」
食後ねぇ……ならデザートに敗北の味をくれてやるぜ。
「ふん、そううまくいくものか！ レッツ、ミュージックスタート！」
出してきたのはハスブレロ……まだ進化まで育てられていないようだな
ならこっちはしっかり進化したリングマ、そしてデンリュウも頼むぞ！
「任せて！ たくましくなった私の力でガンガン行くよ！」
「ここまで育ててくれたご主人様のためにも頑張ります！」
よしよし。ミラーボは確かに手強いトレーナーだが、まだポケモン達がヤツの力量について行けていない。
だがうちの奴隷達はシッカリと進化を果たしよく育っている。勝負はもう見えたな。
「くぅ、本当に生意気だよ……だけどこのままじゃ終わらないよ！」
ん？ どうにかルンパッパに進化したヤツもいるのか……っと、それに……
「ご主人様！」
ああ判ってるミレイ……ミラーボが繰り出したノズパス、こいつはダークポケモンだ。
ビリリダマもそうだったが、どこでダークポケモンを捕まえてくるんだか……
「それは教えられないね。さぁ、このリズムであんなヤツやっつけるんだよ！」
この負けリズムでか？ そいつは無理だな
デンリュウ、電磁波だ
「はい！」
まずノズパスを麻痺させ、そしてリングマのメタルクローで体力を削る。
後はスナッチマシンを使ってモンスターボールで……よし、スナッチ成功！
「おのれ、おのれェ、おのれェェェェェ！」
ま、こんなもんだな。まあ元シャドー幹部らしく腕はあるが、俺の敵じゃない。
まして育ちきれていないハスブレロばかりじゃな
「くぅ、この次こそボクの華麗なステップを決めてやるんだもんね～だ！！ レッツゴー、エスケープ！」
……悪役らしい逃げっぷりと言うか……
「なんだか子供みたいですね……」
だよな。さて、思わぬところでダークポケモンを捕獲できたが、目的はまだ果たしていないな。
早速中に入ってみるか……ふむ、相変わらずスタンドの中は機会の音がやかましいな
さて確かカウンターにいるという話だが……アイツかな？
……あんたがＯＮＢＳに連絡をよこしたダニーだな？
「キミは……連絡にあったタカマルさんですね？」
そうだ。
「ああ良かった。一人でこんな所にいると何時シャドーに捕まるかと心細くて！」
聞いた話だと、シャドーに工場から逃げてきたらしいな？
「そうなんですよ。ここからずっと北にあるシャドーの秘密工場から逃げてきたんです」
その工場だが……ダークポケモンを量産しているらしいな
「はい。私はその事を知って、あまりの恐ろしさに働くのがイヤになって逃げてきたんです」
そうか……悪いが、その工場の詳しい場所を教えてくれないか？
「ええもちろん……ですがその前に、一つ頼まれてくれませんか？」
頼み？
「実は逃げ出すとき、１匹だけダークポケモンを連れ出す事が出来ました。この子を元に戻してあげて貰えませんか！」
そりゃもちろん……むしろこちらとしても助かるよ。
そうだな、アンタの身の安全を確保する意味も含めて、アンタが直接ポケモン総合研究所に行くと良い。
アンタのことはこっちから連絡を入れておくから心配ない
「……あのご主人様……この人がもし嘘をついていたら……研究所に連れて行くのは危なくないですか？」
大丈夫だろう。仮にまたクレイン所長を拉致しようと企んでいるなら、直接研究所に行ってダークポケモンの保護を求めるだろう？
わざわざＯＮＢＳを通すような遠回りなやり方をするとは思えないからな
早速俺はダニーの連れ出したダークポケモン……トゲピーの件を研究所に連絡し
そしてダニーから秘密工場の詳しい場所を聞き出した。
場所はリブラ号の落ちていた場所より更に北……海から工場に運ぶ途中でリブラ号を落としたと考えるなら、この位置関係で間違いなさそうだな。
よし、時間が惜しい。早速工場に乗り込むぞ

まるでピラミッドのような建造物……どうやらここが秘密工場のようだ。
秘密とはいえ、工場はかなり大きく周囲は砂漠ばかりだからとても目立ってはいる
しかしこの辺りにわざわざ人が踏み込むことはないだろうから、見つかることもなかったんだろうな
「ここにみんないるんですよね……」
そのはずだ……そしておそらく……
「……みんなを助けましょう、ご主人様」
そうだなミレイ。その為にはお前にも頑張って貰うことになるが、くれぐれも無理はするなよ。
「はい、大丈夫です。ペルシアン達がついてますから」
「私達のことなら心配ありませんご主人様。ミレイはもう立派なトレーナーです」
そうか……ミレイのこと頼むぞペルシアン
「はい」
さて、踏み込むにしてもどうしたら良いものか……
どう見ても入り口は正面しかないし、その正面は当然のように見張りが立っている。
うまく隠れてやり過ごせるような死角はないし……強行突破しかないか？
「……行くだけ行ってみましょうか？」
そうだな……それしかないか。
俺達は何食わぬ顔で工場に近づいていく。すると厳つい男が一人俺達に近づいてくる
この男、どこかで会ったような……
「お前はアイオポートにいたトレーナーじゃねえか！ 何でこんな所に！」
……ああ、ミレイに絡んできたアイツか。お前こそこんなところで……そうか、シャドーの一員だったのか
するとあの時……そうか、あそこでダークポケモンを一般人に配っていたのはお前だったのか
ま、結果論だがそのおかげでダークポケモンを早い段階で回収できたがね
「クソッ、そういうことかよ。お前はオレのビンボー神だ！ お前に会ってからというもの、オレにはどうもツキがねえ。アイオポートじゃ変な野郎にバトルを吹っ掛けられていきなり負けるし、ゴリガン様には勝手にダークポケモンを配ったり見せたりしたって大目玉食らうし！ 罰としてここで見張りをするハメになっちまった」
……自業自得だな。むしろただのでくの坊に見張りの役割を回して貰っただけありがたいんじゃないのか？
「なんだとぉ！ この美形でカッコイイザクスカ様に向かってでくの坊とは何だ！」
……その面で美形とか、本気で言ってるのか？
「……そうみたいですね」
「お前ら！ くそっ、ムカツクぜ。今度こそ叩きのめしてやるー！」
上等だ……相手はザングースとドードーか……ん？ レーダーに反応！？
「ご主人様、あのザングース……」
ダークポケモンか。早速回収するぞ、ブースター、デンリュウ！
「はーい。でくの坊ならパッといけちゃうかな？」
「ブースター、相手がでくの坊とはいえ油断しちゃダメですよ」
「ポケモンまでオレのことをバカにして！」
……天然発言は時として恐ろしいな。まあ事実だから仕方ないが……デンリュウ、まずはザングースを痺れさせろ。
「はい……電磁波！」
よし、後は体力を削って捕獲……ドードーを初めとした他のポケモンも綺麗に撃退。
ま、でくの坊相手ならこんなもんか
「この俺様が、まぐれとはいえこんなヤツに負けるとかあっていいのか？」
まぐれかよ……どこまでもめでたいヤツだな
「ダークポケモンも取られて、これじゃまたゴリガン様に怒られる……旅に出ようかな。シャドーの支配が及ばないどこか遠くで暮らそう……」
……行ったな
「はい……なんだか背中が寂しそうでしたね」
まあ自業自得だからな全て。同情する気にはなれん。
さぁて、でくの坊から一人回収できたが……奥にはまだ見張りがいるな
ザクスカよりも体格良いのが二人もいる……ザクスカのようにポケモンバトルで押し切れれば良いんだが、どうもトレーナーって感じには見えんな
無理矢理突破するなら……直接奴隷達を見張りにけしかけるか？
「えっ、でもポケモンで直接人を襲うのは……」
下手すりゃ犯罪だな。だがそんなことを言っていられる状況じゃない。
だからミレイ、お前は手を出すなよ。
「でもご主人様がその……」
……奴隷達を助けるためなら何でもするさ。必要悪って言葉は好きじゃないが、この際あれこれ言っていられないだろ
「でも……」
心配するな。隙を作って突入するだけだよ。デンリュウ、お前に犯罪の片棒を担がせるのは気が引けるが……
「大丈夫です。私はご主人様の奴隷ですから、ご主人様の命令には従いますし、それでご主人様を恨むようなこと思うはずがありません。私だって、まだ会ってないとは言っても同じくご主人様を慕う仲間を助けたいんです！」
ありがとな、デンリュウ。それじゃ悪いがお前の電磁波であいつらを……
「おっと、そういう役目は俺達に任せな」
なっ！？ ヘルゴンザ！ お前らなんでココに……
「言っただろ？ シャドーを崩壊させて俺達が天下を取ると。その為にはお前らにこの工場を荒らし回って貰わないとな」
……礼は言わんし、これで借りを作ったなんておもわねぇからな
「当然だ。お前に貸しを作るつもりはない。ヤッチーノ、やっちまえ」
「へい！」
遠目から俺達のやり取りを眺めている見張りに、ヤッチーノがクサイハナを連れて近づいた
そして直接見張りに眠り粉を振りかけ眠らせてしまった
俺がリブラ号を出たところでやられたのと同じ作戦か
「よくやったヤッチーノ！」
「へへっ、おやすい御用ですぜ！」
これでスナッチマシンを一時奪われたのかと思うと……あまり良い気分にはなれないが、しかしこれで中に潜入できるようになった。
「さあ今のうちだ！ 早くシャドーをぶっつぶしに行くんだ！」
言われなくても……行くぞミレイ
「はっ、はい！」
まさかスナッチ団に助けられるとはな……おかげでデンリュウに嫌な役をやらせずに済んだ
俺達は工場の中へと走り込んでいく。待っててくれよ、俺の可愛い奴隷達……。