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E:フエンジム戦(ハルカ)~幻影の塔~補足シーン

・タカマルのターン

勢いって怖いな……今更俺が言うのは何だが……
「んふふ……えへ」
アスナが俺に抱きついて笑っている……ベッドの中で。むろんお互い裸だ。
温泉でアスナを襲ってしまってから……そこでアスナの初めてをありがたくいただき、
流れでそのままアスナの部屋へ移動して……
いやはや、アスナ初めてだったはずなのに、なんかすごかったな……片手では数えられないくらいはしたか……
自分でも「一度火が付くと冷めない性格」とは言っていたが、それは恋愛もそれに準ずる行動も……ってところか。
言い方を変えると……淫乱?
「ひっどぉい! タカマルがあたしをこんなにしたのにぃ!」
悪い悪い……いや、むしろこれだけ乱れてくれると男冥利に尽きるってことさ
「もう……ホント、言葉だけは上手いよねタカマルは。あっ、床上手でもあるけど」
ちょっと前まで処女だった女の子がなんてことを……
「今はタカマルの「女」だもの。これくらいがお似合いでしょ?」
うーむ……しかし本当に良かったのか? 今更だけど
「もちろん。これだけあたしを熱くさせてくれる人、そういないし……逃がしたくないな、うふふ……」
……ちょっと怖い気もするけど、まあ、それも全てひっくるめて……これからもよろしくな
「うん!」
ま、アスナとしても自分の悩みを克服できそうだし……これで良かったんだろう、お互いにとって。
さてと……名残惜しいけど、そろそろ行くかな
「次はいつ来てくれる?」
うっ、それを聞かれるのは辛いなぁ……
「ふふ、そうだね。まあ、あたしはタカマルを縛りたくないし……むしろ待って待って、恋い焦がれて熱くなるのもいいかなって」
……熱くなりすぎて炭にならないうちにまた来るよ
「ええ、待ってる。じゃ、行ってらっしゃい」
ああ、じゃあ行って……っと、ジムに誰か来たな……って、うわ、こんなところで会うか……
「あら、タカマル?……ははーん、なるほどねぇ……」
なんだよ、その「お見通しです」って顔つきはよ……
「さぁ? ま、たぶん私の予想は外れてないと思うけどねぇ」
くっ……まったく、妙なタイミングで会っちまったなぁ……
「タカマルの知り合い?」
ああ、オダマキ博士の娘さんで、ハルカ。
「初めまして、ハルカさん……えっと、ジム戦に挑戦ですか?」
「ええ、そのつもりだったけど……お邪魔だった?」
いや、ちょうど俺は出るところだったから……
「そう……ねえ、だったらタカマルも見て行ってよ、私のジム戦」
ん? それはかまわんけど……
「タカマルが見ていてくれるのかぁ……それは燃えるわね」
ハルカがどういうつもりかは判らないが、アスナの方は火が付いたみたいだな
気持ちを切り替えての一戦目としては、ちょうど良い相手にちょうど良い状況かも知らんな
そーいやハルカもなんか悩んでいたようだが……俺に見ていけというのは、それ絡みか?
まあなんにしても、ちょっと面白そうだな。
「ドンメル、お願い!」
「いって、ドンメル!」
なっ! アスナは当然として、ハルカまで? どーいうつもりだ?
「いいですね……熱いですよハルカさん!」
たしかに、これは熱いバトルになりそうだが……バッジの獲得よりも、自分の実力を計りたいのか?
さて、同じポケモン同士だが……当然、それでも違いは出てくる。
ここまでどれほどトレーニングを積ませてきたのか、どんな技を覚えさせてきたのか……そんなところで差が出るはず。
この場合は、まず……
「ドンメル、マグニチュード!」
ドンメルは炎タイプであると同時に、地面タイプ。しかも地面タイプは同じ地面タイプの技に対して耐性がない。
つまりお互いが相手の弱点となる技を持っていることになるわけで……マグニチュードは当然の選択となる。
つまりこれは定石の手であり……問題は、どちらの方が素早く攻撃できたかだったんだが……やはりアスナの方が一歩早かった。
次は……マグニチュードがどれほどの威力を出せるか。
この技は不安定な技で、出す度に威力が違うわけだが……
「よし、耐えたわ!」
おっ、耐えたか……これはハルカのドンメルに体力があったのか、それとも技の威力があまりでなかったのか……
どちらにしても、これで今度はアスナがピンチだ
「マグニチュード!」
当然ハルカのドンメルはマグニチュード……お、こっちのマグニチュードは運良く威力が高かったようだ……アスナのドンメルが沈んだ。
「やりますねハルカさん……マグマッグ、お願い!」
次はマグマッグか。ハルカのドンメルは引き続きマグニチュードを放ってくるだろうが、さて……
「マグマッグ、オーバーヒート!」
いきなりか。ここはまず傷ついているドンメルを倒してしまうことを優先させたか……これはさすがに耐えきれなかったか
「すごい……よし、こっちもマグマッグ!」
マグマッグまで育て始めてたか……ここまで同じポケモンをぶつけてくるとはな。
さてハルカのマグマッグはどう出るか……
「スモッグ!」
しかしアスナのマグマッグの方が早かった。長期戦に持ち込むつもりか、毒状態にしようと試みて……決まったか。
「む……ここは気にしないで岩落とし!」
岩タイプは炎タイプの弱点を突ける。これは効くだろう……が、流石に一撃では倒れない。
アスナのマグマッグは、次に「光の壁」をかけた。岩タイプは物理攻撃で、光の壁は無意味だが……次への布石か?
対してハルカは続けて岩落とし。これでアスナのマグマッグが潰れた。
「バクーダ、お願い!」
さて、今度はドンメルの進化形であるバクーダだ……これでまた、マグニチュードがくるか?
「バクーダ、体当たり!」
ん? マグニチュードを覚えいないのか……
そうか、基本アスナのポケモン達は日本晴れとオーバーヒートのコンボを得意にしているから、その為にマグニチュードを削っているのか
普通なら体当たり程度では潰れないのだろうが……毒が効いていたのか、ハルカのマグマッグも潰れた。
「ワカショモ、出番よ!」
さすがにバクーダは仲間にいなかったかハルカ……ここでどう差が出るのか
「ふふ……ようやく♂が出てくれたわ。バクーダ、メロメロにしちゃって!」
なんと! メロメロなんかも覚えさせていたのか……なるほど、マグニチュードを覚えていないわけだ
これは痛いな……ワカシャモが見事骨抜きにされて何も出来ない。
「そんな……私よりその娘の方が魅力的なの!」
ハルカ……いや、その気持ちはわからないでもないが……虚しいかな、結局ワカシャモは一方的にやられてしまった。
「くっ……コータス、いって!」
次はコータスか……たしかアスナ側も最後に控えているのはコータスだったな。ここまで合わせてくるとはなぁ
「コータス、のしかかり!」
ノーマル技で確実にダメージをあたえていくか。まだ効果の残っている光の壁も無視できるし、これは順当な手か。
「……バクーダ、日本晴れ!」
ここでアスナは日本晴れか……なるほど、ここで次に繋ぐつもりか
ハルカは次ものしかかりをさせてバクーダを撃破。そしてアスナは切り札のコータスを出してきた。
アスナがここでやらせる技は当然……
「オーバーヒート!」
日本晴れの効果もあって威力は絶大。同じ炎タイプとはいえ、ハルカのコータスはかなりダメージを食らったはず。
しかも白いハーブを持たせているから、能力の低下が無い。ハルカ側の放った苦し紛れの火炎放射を耐え……
「もう一度、オーバーヒート!」
二度目の必殺技で、ハルカのコータスは耐えきれずに倒れたか……
「……流石ね。ちょっと無謀だったかなぁ」
いやいや、なかなかに熱い戦いだよ。それにまだハルカは二人分余裕がある。ここから反撃なんていくらでも……
「ごめん私ギブアッ……」
「ダメ! 認めないわよ」
突然ハルカが負けを宣言しようとした。それ自体にも驚いたが、アスナがとっさにそれを止めた事にも驚いてしまった。
「あなたのために戦った、あなたのコータス達のためにも、ちゃんと最後まで試合をしないと!」
その通りだな。どんな考えでこんな闘いを挑んだのかはしらんが、最後までちゃんと試合をしなければコータス達に申し訳ないだろう。
「……そうね、ごめんなさい……ホエルコ、お願いね」
ホエルコなんかも仲間にしていたのか……ヌマクローを出さなかったのは、♂だからか。ふむ、ちゃんと勝ちを意識しているようで良かった。
結局、ホエルコは岩技である転がるを出し続け、アスナのコータスを撃沈。ジム戦に勝利した。
「ありがとうハルカさん! とても熱いバトルでした!」
「こちらこそ……ごめんなさい、途中で棄権しようとして……」
「いいのいいの! これだけ熱いバトルが出来たんだから気にしない!」
ふむ……とりあえず、アスナは自信を取り戻せたようで安心した。これもハルカのおかげだな。
そのハルカは……なんか複雑な顔をしているな。
「本当はね、同じ炎タイプのポケモンでジムリーダーに勝てるくらいまで自分と仲間達を鍛えた方が良いかなって思っていたんだけど……」
ああ、それで同じタイプにこだわっていたのか。
「これだけ強く育ててるなら大丈夫だよ! ポケモン達も、あなたも、とても強かったわ」
「私も……かな?」
そうだな……随分腕を上げたと思うぞ、俺の目から見ても。
「そっか……タカマルも認めてくれるなら、うん、自信持てる」
やっと笑顔になったか……ま、何を考えているのかよく判らないままだが、まぁ良かった
「ふぅん……まんざらな関係でもない、のかな?」
なっ、アスナなんだよいきなり……俺はハルカとは……なあ?
「……」
……そこで俯いて赤面されると俺困るんだけど……つか、そんな反応するとは思わなかったぞハルカ……
「あはは、なんか色々あるみたいだね。まあ、あたしはもうタカマルの女になったんだから、気にしないけどね」
ちょっ、お前そういうことを平然と……
「いいじゃない、いずればれることなんだから。というか、ハルカさんはもう気付いてたみたいだけど?」
まあ、そうみたいだったが……そうだったはずだろ、ハルカ。なんでそこで睨むんだよ……
「別に、何でもないわよ……」
なんかおかしいぞ、ハルカ。
「……」
「まあまあ。ね、折角だから二人してデートでもしてきたら?」
何だよアスナ、唐突に……
「これ、ゴーゴーゴーグル。ちょうど二人の分あるから、近くの砂漠にでも行ってみたら? 運が良ければ幻影の塔が見られるかもよ」
ああ、あそこの砂漠か……砂嵐が酷くて中に入れなかったんだよな。このゴーグルがあれば平気なのか?
「ええ、少なくとも目に砂が入ることはなくなると思う。ねっ、行ってきなよ」
ああ……どうする? ハルカ……
「折角だから……行こうか」
だな……それじゃアスナ、またな
「ええ、またねタカマル。ハルカさんも」
なんかこう、釈然としないものはあるが……俺は成り行きで、ハルカと砂漠へと出かけることになった。

砂漠は砂嵐が酷く、普通ならこんな所を歩き回れる状況ではないのだが……ゴーグルをかけるだけで、どうにか先に進めるようになった。
とはいえ、特に何かデートスポットがあるわけでもなく……気まずいな、なんか
ハルカは何を考えているのだろうか?
なんか俺へのこだわりがあったはずなんだが……俺に負け続けたことで、心境に変化が生じたのは間違いなさそうなんだが……
「私ね……もう、タカマルと私の違いに、こだわるのは止めたの」
ん? ああ……「奴隷」の絆と「愛」の絆の違いって奴か?
「うん……タカマルの奴隷達と戦ってよく判ったの……やっぱり、タカマルはちゃんと奴隷達も愛してるんだなって」
ま、それは前から言ってたけど……まあ聞くだけよりは実際に確かめた方が確実だからな。ともかく、判って貰えてなによりだよ。
「……でもね、私……やっぱり、タカマルに勝たないといけないの……」
……なんか、他に確かめたいことがあるのか?
「確かめたいというか……」
それっきり、またハルカは黙ってしまった……うーむ、気まずいな……
彼女には彼女なりに、色々と悩んでいるようだから、ここで茶々を入れる気にもなれないし……お? あれはなんだ?
「あっ……嘘、幻影の塔……カモ」
かもっていうか、本物っぽいな……どうする、入ってみるか?
「うん……すごい、実際に現れるんだ……」
砂の嵐に隠された、バベ……もとい、幻影の塔は、時折確認報告が成されていたが、目撃した人の数は少ない。
それを初めてここに足を踏み入れた俺達が発見できたのは、本当に運が良い。こりゃ、アスナに感謝しないとな
さて、塔の中は……所々落石で道がふさがれていたり、床が抜けそうな場所があったりはしたが、どうにか奥へ進むことが出来た。
そして最上階にたどり着いた俺達は……
「見て、あれって……化石カモ?」
ああ、間違いない。これは……化石だ。「根っこの化石」と「爪の化石」が一つずつ置かれている。
「お宝発見? これって凄いカモ」
確かにな……ハルカ、折角だから一つずつ貰っていこうか。お前から選んで良いぞ
「そうね……それじゃ、私はこっちを貰うね」
ハルカは根っこの化石を選んだか……なら俺は、爪の化石を……っと! 化石を手にしたとたん、床が激しく揺れ始めた!
「きゃっ!」
ハルカ! くっ、どうなってやがるこの塔は……やはり幻影で出来ていたとでも言うのか?
俺はハルカを抱きしめ、バラバラと落ちてきた石から彼女を守った。
「タカマル……」
なにか対策を……と、こちらが動き出す前に、床が抜けた!
「キャー!」
くそ、空を飛ぶはまだ使えないし……ともかく、出来る限り落下の衝撃からせめてハルカを助けないと……
ぐっ……くそ……なにも出来ずに落ちてしまった。下が砂地で助かったから良かったが……ハルカ、無事か?
「うん……あの、タカマル、もう大丈夫だから……」
ん? おお、すまない。俺はずっと抱きしめていたハルカから腕をほどいた。
「……」
うわ、見事に跡形もなく塔が消えてるよ……本当に幻影だったのか。こんなことがあるなんてな……しかし化石は本物か。
さて……デートスポットも消えちまったし、ここから出ようか、ハルカ
「……うん」
俺達はとっとと、砂漠から離れていった……その間も、やはり気まずい雰囲気は変わらず……まいったな、さてどうするか……。

折角化石を手に入れたのだからと、俺達はこの化石を復元しようとカナズミシティまで戻ってきた。
その道中……まあ、どうにか雰囲気は改善されたが……ハルカが何を考えているのか、サッパリ判らん
その、なんだ……俺の勘というか、勘違いでなければ……俺にとっては「喜ぶべき心境変化」なんだろうけど……
だとしても、なぜ俺に勝つことにこだわっているのかが……いや、なんとなく判ってきてはいる。
もし俺の勘が正しく、俺の考えが正しいなら……これはハルカ自身と彼女の仲間達で乗り切らなければならない問題だからな。
俺が大いに関わっているのは確かだが、俺から何らかのリアクションを起こせないのは……仕方ないか。
とりあえず俺は、このまま気付かないふりを続けた方が良さそうだな。
「おお、化石が二つも……早速作業に取りかかります」
俺達はデボンコーポレーションの研究員に化石の復元を依頼して、ひとまず場を去った。
復元までにはそれなりに時間が掛かるからな……さて、この間にカントーのミレイ達と一度連絡を取っておくか。
新たに奴隷達を6人、こちらへ送ってもらわないと。
ハルカはどうする?
「邪魔でなければ、私もタカマルの奴隷達を見てみたいカモ」
まあ、俺は構わんが……あっ、いやもしかしたらミレイが先走った勘違いをしてしまうかも……とはいえ、ここで断るのも変な話だからなぁ
とりあえず俺はカントーのミレイと連絡を取ることにした。
「ご主人様、お久しぶりです! お元気そうで何よりですぅ」
ミレイも元気そうだな。そっちは変わりないか?
「はい、みんな元気ですよ」
「ご主人様……お久しぶりです」
おお、リザードン……ほう、しばらく見ないうちに、随分とたくましく……そし綺麗になったな
「またご主人様、そんな……」
「して、主は……三人くらいは人間の女を堕としてきたって感じのようだな」
ミュウツー、何を根拠にそんな具体的な数字が出てくるんだよ……
「図星か? 我は適当な数を言ってみただけだが……流石は主と言うべきか、節操がないというべきか……」
相変わらずお前は……ま、変わりなさそうで何よりだ。
ところで……リーフの方はどうだ?
「ええ、順調にバッチを集めているみたいでしたよ」
「主が気に掛けていたことは……乗り越えた様子だったぞ。まあ、あいつなら心配することでもなかったがな」
「とか言って、ミュウツーって結構リーフのこと気にしてたんですよぉ」
「ミレイ、余計なことを……」
はは、そっか……そうか、リーフはちゃんと奴隷達と真に向き合えるようになったか……良かった。
「ところでご主人様、もしご主人様から連絡があったら是非こちらへも連絡するようにと……アズサさんから連絡がありましたけど?」
う……まあ、なんにしてもこっちに奴隷達を送ってもらうために連絡は入れるつもりだったが……こりゃ、もうばれてるな
俺はとりあえず、ミレイにこちらへ向かわせる奴隷達の名前を伝え、準備をさせた。
そしてアズサに連絡を取ったのだが……
「ねえ、まず私に言わなくちゃいけないことがあるわよね?」
……妹さんに手を出しました。
「もう……止めてねって言ったのに……まあ、こうなるんじゃないかなぁと思ってはいたけどね」
いやはや……君に似てあまりに可愛らしかったからつい……
「つい、じゃないわよ……まあ、マユミもまんざらじゃないみたいだから……はぁ、姉妹で同じ男の手に堕ちるとはねぇ」
ははは……って、俺が笑う事じゃないが……
「そうよ……ホントに、どうして私達はこんな男に……ちゃんと責任は取ってよ?」
それはもちろん……まあ、ちょっと世間と責任の取り方は違うけど
「こうなったら徹底的に可愛がって貰うからね……さてと、用件はあなたの奴隷達の事よね?」
俺はミレイに伝えておいた奴隷達のリストをアズサにも伝え、こちらへの転送を依頼した。
しばらくして、カントーからこちらへ奴隷達が六人、転送されてきた。
「ご主人様ぁ!」
「ご無沙汰してますぅ!」
「会いたかったです!」
一斉に六人が俺に抱きついてくる。ちょ……気持ちはわかるがいきなりお前ら……俺は支えきれずに、転倒してしまった。
「ごめんなさい……嬉しくってつい……」
「この日が来るの、待ちきれなかったんですぅ」
まずは「ワンパク」なヘラクロスと「せっかち」なメタグロスがいきすぎた行動を謝罪してきた。
「でも、こんなに待たせたご主人様だって悪いんだからね!」
素直に謝らないのは「意地っ張り」なビブラーバ。
「あは、でもこうして会えて良かった!」
ニコニコと嬉しそうに笑っているのは「陽気」なエアームド
「本当に良かった……ね、ベトベターちゃん」
「うん……信じてたけど、寂しかったから……」
ちょっと離れて、「大人しい」アサナンが「寂しがり屋」のベトベターに同意を求めている。
いやすまなかったな……だがこっちに呼んだ以上、しっかり頼むぞお前ら
「「はい!」」
ベトベター以外は、みんなオーレから連れてきた奴隷達……つまり、一度ダークポケモンにされた経験のある奴隷達。
それ故にか、助けてくれたお礼をかねとにかく俺の役に立ちたいとバトルでの活躍を熱望していたからな……
ベトベターは「悪臭」の問題を解決できたことでこちらへ呼んでみた。
彼女に関してだけは、バトルよりは調教での補佐が目的だ。
まあそういう意味では、フタナリのメタグロスも調教でも補佐を期待しているんだが……
「これでボクは、マイナンとずっと一緒にいられるなぁ」
プラスル……脳天気に言ってるが、多少負担は軽くなるとはいえちゃんとマイナン以外ともやってもらうぞ?
「私も、プラスルだけよりメタグロスさんも試してみたいしぃ」
だいぶ積極的になってきたなぁマイナンも……あっ、プラスルがちょっと涙目。
まあ、この二人はなんだかんだで良いカップルになって来たからな……こんなやり取りもこいつららしいか。
「すごいわね……さすがタカマルの奴隷達って感じカモ」
ははは……まあ夜はともかくバトルのトレーニングはこれからだからな……
そーいや、ハルカの仲間達も増えたよな? アスナと戦った炎タイプの仲間の他にも加わったのか?
「ええ、前にラクライは紹介したっけ? 他には……」
ハルカは俺に、彼女の仲間達を紹介してくれた。
ハスボーやスバメはハスブレロ,オオスバメに進化してたか……ペリッパーやキノガッサも進化してるな
まだ会ったことがなかったのは……
「ほら、バネブー。怖くないから……」
「はい……あの、初めまして……」
最近仲間になったらしいバネブーは、どうやら「臆病」な性格なようだ。ハルカに隠れながら挨拶してきた。
ハルカにはなついてるようだな……あれか、♂だから尚更……
「ちょっとタカマル……まあ、否定はしないけど……」
だろうな。随分可愛がられてるみたいでなにより。
さてそろそろかな……俺達の新しい仲間を迎えに行くか

「初めまして……あの、私折角目覚めたからには色々頑張ります!」
ハルカの化石から蘇ったリリーラは、「頑張りや」のようだ。
しかもリリーラにしては珍しく♀か……それについてはハルカにとって良かったのか悪かったのか
「これも縁だから。タカマルほど性別にこだわらないわよ」
いやまあ、俺も縁は大事にしているけど……という、俺の化石からは……
「良かったぁ、私♂だったら捨てられてました?」
まあ、こんな事を「うっかり」口走ってしまう、♀のアノプス。
ま、♀で良かったかどうかは夜になってみないと判らんぞ……ケケケ
「……私、大丈夫ですよね?」
他の奴隷達に同意を求めるアノプスだったが……お前ら、新米に優しくないな。ニヤニヤするだけでフォロー無しかよ。
「だって、夜になったら判ることですし?」
「それに今夜どう思っても、最終的には……ねぇ?」
「あの……私酷いことされちゃったりします?」
「さぁ……どうかしら」
「えーっ、ちょっとぉ……大丈夫なのこの人ぉ!」
この人って……ま、それはゆっくり教えてやるさ
「でもタカマル、今夜は……ツツジさんのところに行くんじゃないのぉ?」
まあ、せっかくこっちに来たからな……いやまてお前達……や、待ちわびてた奴もいるのは判っているがな……
「まあ……ご命令には従いますけど……」
「期待してたから……もう、私濡れちゃってて……」
あーもう……判った判った。いずれにせよ、夜までまだ時間あるんだ……ちゃんと相手してやるから、大人しく待ってろ
「「はーい!」」
ったく……なんで俺はこう、堕とした女やなついてきた奴隷達に弱いんだ……
ともかく、ツツジのとこに行かないと……ハルカはこの後どうするんだ?
「私は……一度実家に帰ってから、タカマルより先にセンリさんに挑戦しようかな」
ああそうか……もうそろそろ彼のジムも落ち着いた頃か……俺も後で行くとするか
「じゃあね、タカマル。ツツジによろしくね」
ああ、またな……さて、ツツジのジムに行くか……なんか、ちょっとだけ足が重いのは何故かなぁ……ははは

「まず……私に話しておくべき事がありますよね? タカマルさん」
うっ、やっぱり……展開がアズサの時と同じか……
えーっと……アスナを堕としました。あと、ポケモン預かりシステム開発者のマユミも……
「えっ、あのマユミさんもなんですか?!」
しまった、そっちは知らなかったのか……いやまあ、いずれ知ることになるなら同じだが……
「ふぅ……覚悟はしていましたが、こうして実際に起きてみると……やはり少しは嫉妬してしまいますね」
……俺からは何とも言えない。ツツジも大事だが、アスナだってマユミだって……
「ええ、判っています。ですから、特に彼女達を責めるつもりも、あなたを責めるつもりもありませんし、それに……」
それに?
「……アスナの幸せそうな声を聞いていたら、嫉妬もしましたけど……ちょっと、私も嬉しくなってしまって……」
そうか……まあ、以前から知り合いではあったわけだからなぁ
「ええ。なんでしょうね……仲間意識? 同じ男に惚れてしまった連帯感なんでしょうか……」
はは、それは男冥利に尽きるけどね……
「でも……せめて今夜は、私だけのあなたでいてくれますよね?」
あっ、実はその事なんだが……俺は新たに呼び寄せた奴隷達のことなどを話し、今夜は奴隷達の相手をしてやりたいことを伝えた。
急ぐ旅ではないから、しばらくここに滞在して、ツツジとの大切な時間も確保するから今夜は……
「あの……ふしだらな女だと思わないで欲しいんですが……」
ん?
「私、あなたとこうして会えただけで、興奮してしまってまして……その……こっ、この気持ち、押さえられそうに……ありません……」
……それは俺にとって嬉しいことなんだが……だけど
「いえ、タカマルさんのポケモン達の気持ちもわかります。ですから、今夜は彼女達を相手してあげてください。ただ……」
ただ?
「……わっ、私も……ご一緒して、構わないでしょうか……」
えっ……と、それは……いいのか? そうでなくても俺と付き合ってるってだけで世間から色々言われるだろうに
更になんだ……変態の領域にまで足を踏み入れるのは……
「いいんです……だって私……あなたにあっただけで、その……ぬっ、濡れ……」
ツツジは顔を真っ赤にして俯いてしまった。いや、あの優等生ツツジがこんなにまで……
こりゃ、ツツジをこっちに引き込んでしまった責任はちゃんと取らないとなぁ……
ごめんなツツジ。だけど……こっちに踏み込むなら容赦しないよ?
「はい……もっと、私をあなた色に染めてください……」
そっか……なら染めてやるよ。変態にね……俺にあっただけで逝っちゃうような変態にさ……
「あっ……それ、ああ、想像しただけで私……」
くく、ツツジは元々変態の素質あったのかもな
「そんなこと……いえ、そう、かも……ああ、恥ずかしい……」
その恥ずかしさも快楽にしてやるよ。さあ、夜にはちょっと早いが俺も我慢できなくなってきた。早速……
「はい……」
ツツジはジム生がいなくなったばかりのジムを閉め、バトルフィールドを開放した
そして呼び出される俺の奴隷達。ツツジを交えた、調教乱交が始まった……。

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S-BOW

Author:S-BOW

このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
基本的に脳内妄想をあるがまま文章化しているため、読みづらい点が多々あることをご了承ください。
また始めて読まれる方は、下記カテゴリーの「はじめに」をクリックして注意事項を一読くださると幸いです。
またエロい妄想はしていますが、ストーリーをなぞった形になっているので、エロシーンは一部を除きかなり薄めであることもご了承ください。
※18禁ブログです。18歳未満の方は閲覧しないようお願いいたします

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