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C:プロローグ~町外れのスタンド~フェナスシティ

ポケモンコロシアムでの脳内ルール

・ゲームの主人公は元スナッチ団という設定だが、前記の通り「スナッチ団に潜入した(いつもの)主人公」という設定に。
・ゲームの主人公が最初に連れている「ブラッキー」と「エーフィ」は絶対に♂になるが、どちらも♀と脳内変換。
・シナリオ中に捕まえるダークポケモンの性別はプレイ通り。
・プレイではダークポケモンが極力♀になるよう何度もやり直しをしているが、
 極端に♀が出ない、やり直すのが面倒などの理由がある場合、無理はしない。
・ダークポケモンをリライブする方法は、ゲームと同じ方法以外に、当然「調教」もある。
・リライブ最後の仕上げだけは聖なるほこらを利用する設定をそのまま活かす
・その他、いつも通り「ご都合主義」で様々なものが脳内変換される



そもそも、変態だが単なる一トレーナーに過ぎない俺を担ぎ上げ
盗賊団内部に潜入させあれやこれやとやらせようというのには無理がありすぎる。
……と、思っていたんだが……
「てめぇ、新入り! まちやがれ!」
俺は小型の「スナッチマシーン」を手に取り、アジトの外へ駆けだしていた。
いやぁ、こうもアッサリ上手くいくとはね。
シルフカンパニーの社長がもくろんでいた作戦は半分あたり、半分はずれていた。
スナッチ団に潜入する際、社長はトレーナーとしての俺の腕と、変態であることがキーになると思っていた。
しかし実際には……まあ当然なのだが、ここオーレ地方にまでカントーのリーグチャンピオンの噂は届いていなかった。
つまり俺の腕と噂は潜入にさして影響はなかった。
ただ入団動機として、俺の変態っぷりが信用に繋がったのは社長の目論見通りだったよ。
「ご主人様、こっち!」
現地で手に入れたバイクの横で、俺の新しい奴隷二人が俺に向け手招きしながら待っている。
ブラッキーとエーフィ。彼女達がいてくれたおかげで、スナッチ団をうまく騙すことが出来たも同然だ。
両脇に二人を抱きかかえながらアジトを訪れ、
ボスのヘルゴンザが見ている前で二人の痴態を見せてやったらすんなり信用したぜ。
ちゃんと最後まで見てくれなかったと二人は不満を漏らしていたがな。
「遅いよご主人様。ほら、もう追いつかれちゃうよ!」
「もー、ブラッキーは何でも急かすんだから……慌てて良い事って何もないよ?」
「お前はのんびりしすぎなんだよ、エーフィ!」
「せっかち」なブラッキーと「おっとり」なエーフィ。
相反する性格の奴隷が、これでなかなか良いバランスをとっている。
そんな二人をサイドカーに乗せ、俺はバイクを発進させる。
遠ざかるスナッチ団の面々。彼らを振り向きざま確認しながら、俺は手元のスイッチを押した。
アジトから何度も上がる爆音。爆炎。
アジトを潰すと同時に、持ち出せなかった大小様々なスナッチマシーンの破壊も兼ねた。
もちろんアジトにあったスナッチマシーンに関する資料は全部消去している。
これで現存するスナッチマシーンは俺が持ち出したこの一つのみ。
スナッチ団は壊滅……とはいかないまでも、他人のポケモンを奪う活動はもう出来なくなった。
いやはや、こんなに上手くいくとはね……上出来すぎるな。
ロケット団もそうだったが、スナッチ団の面々も意外と間抜けな奴が多かったからなぁ……。
潜入活動より、現地で初めてあった奴隷二人の調教の方が時間掛かったような気もする。
「やりぃ! これでたっぷりご褒美貰えるぞ」
「私はたっぷりご奉仕したいなぁ」
今ではすっかり淫乱奴隷へと変貌したがね。
さて……これでやっとカントーに帰れる。
思ったより早く作戦は成功できたが、しかし随分長いこと奴隷達を待たせてしまっているからな。
帰ったら新人二人を交えてたっぷりと……
などと思いを馳せていると、町外れのスタンドにたどり着いた。
まずここで一服したらフェナスシティに向かわなければ。そこで作戦成功の報告をしないと。
スタンドの中にはいると、大きなスクリーンでニュースを放送していた。
早速、スナッチ団のアジトが爆破されたことが流れている。
随分早い報道だなぁ……これりゃ早めに撤収しないと面倒なことになるかもな。
なにせこっちの地では顔が利かないし、なによりここでは「元スナッチ団」ってことになるし。
くつろぐ間もなく、俺はすぐさまフェナスシティへ向かった。

ここで早速、面倒な事に巻き込まれてしまった。
怪しげな男二人組が、大きな袋を抱え俺のすぐ前にいるのだが……
その袋から、あからさまに人の声が聞こえ始めた。それも女性の声。間違いなく二人の声ではない。
「ちっ、口に貼ったテープが剥がれたか」
「やべ、今のそこの男に聞かれたか」
ああ、ハッキリとな……どうやら人さらいのようだが、このままではまずいと思ったのか、
突然ポケモンを出しバトルを仕掛けてきた。ま、そーいう手で来るならむしろ好都合。
俺の指示を待つまでもなく、奴隷二人がすぐさま相手のポケモンをKO。たわいもない。
「ん? この顔……スナッチ団にいた……」
何故お前が知っている? 俺はコイツに覚えはないが……
それを問いただそうとしたが、騒ぎに街の人達が集まってきたことで男二人は袋を置いたまま逃走してしまった。
何が起きたのか判らないのだろう、袋の中にいる誰かがまだ暴れている。
俺は側にいた街の人達と共に袋を開け、中の人を救助できた。
「助かったぁ……ここは? いったいあたし何処に連れてこられちゃったの?」
さらわれていたのは若い女性だった。彼女は街の人からここがフェナスシティであることを聞かされ、
助けたのが俺であることもついでに聞かされていた。んー、それは余計なことかもしれんぞ……なんか面倒の予感がする。
「ありがとう、あたしミレイ。あたし隣町のパイラタウンであいつらに捕まっちゃって……」
彼女の話では、その人さらいが「変なポケモン」を使っていたという。
少なくとも、先ほど奴らが出してきたゴニョニョに不審な点はなかったと思うが……
首をかしげる彼女に街の人が、何かあるのならここの市長に相談してみたらと持ちかけた。
それに同意する彼女は……
「図々しいとは思うんだけど、他に頼る人がいないの。お願いだから、しばらくあたしと一緒にいてくれない?」
本当に図々しいな……こっちはこっちでとっととこの地を去りたいんだが。
とはいえ、周囲の目もありここで断るわけにも行かず申し出を受け入れてしまった。
「これでまたあいつらが来ても平気だね!」
俺は用心棒かよ。まあしかたない……面倒に巻き込まれた以上、その面倒は見てやらないとな。
とりあえずは市長か……俺達はそのまま市長宅へ向かった。
街の入り口からそう離れていないところにあった市長宅にたどり着いたとき、
その市長宅から怪しげな男が出てきた。
「良い面構えをしているな……君とはどこかでまた会いそうな気がするよ」
けっ、野郎に言われても嬉しくはないね。ただ……ちっ、なんか俺もそんな気がする。
なんつーか、鼻につきそうなほど「悪」って臭いをプンプンさせてたからな……
更に面倒が重なる、嫌な予感がするぞおい……
とりあえず市長と面会だ。中にはいると、わざわざ市長から歩み寄ってきた。
見た感じ、人の良さそうな風体なのだが……さっきの男とどんな知り合いなんだ?
市長バックレーは自己紹介をすませ、ミレイの話しに耳を傾けた。
ミレイの話は……当然「変なポケモン」を見た、という話。
彼女によると、黒いオーラをまとった、まるで戦闘マシンのようなポケモンだという。
すぐには信じがたいと市長は言ったが、それを見たことでさらわれたという彼女の話を聞き、調査をしてみると約束した。
しかしこれで、彼女の身の安全が保証されたわけではなく……
まだ俺はこの娘と付き合わなければならないようだな。
とりあえず、カントーで待っている奴隷達や社長と一度連絡を取らないとな。
どこか連絡できる場所は……とりあえず街中をうろついていた俺達は……
「見つけたぞ新入り! よくもアジトをぶっ壊し、スナッチマシンを盗んでくれたな」
みつかっちまったよ、スナッチ団のザコどもに。
だから早く離れたかったんだが……
「えっ、まさかタカマルって……スナッチ団なの?」
ザコどもの話から、俺がスナッチ団にいたことがミレイにばれた。まずいぞ……話がややこしくなる。
ともかく、まずこいつらをどうにかしないと……ま、それはどうにでもなる。奴隷二人のおかげですぐに追い払えた。
「タカマルってスナッチ団だったんだ……でも裏切り者って言ってたから「元」ってことでしょ?」
まあ、その通りだが……気にしないのか?
「大丈夫よ。あたしは気にしないわ」
あ……そう。いや、それは助かるが……なんでそう、安易に人を信じるかな。
つかな、そもそも俺が助けたからってすぐ俺に頼ってきたし……なんだろうな、この娘は。
「だって、あたしが危ないところを助けてくれた王子様だもん!」
おいおい……今時そんなこと、幼稚園児でも言わないぞ?
「そんなことより……良いこと思いついちゃったんだ!」
俺には悪い思いつきに聞こえそうだが……
「そのスナッチマシンで、あの変なポケモンを奪っちゃってよ!」
そーきたか……ま、この娘としばらくいるとなると、いずれにせよそんな展開にはなりそうだな。
その為には、まずモンスターボールを手に入れないと。
ここオーレ地方は砂漠化が進んだ地域で、野生のポケモンがほとんど存在していない。
その為モンスターボールが必要とされておらず、店に行っても売っていない。
唯一町外れのスタンドで昔扱っていたという話を耳に入れた俺達は、一端街を離れスタンドへ。
店主に話を持ちかけてみたところ、埃を被ったモンスターボールを見つけ出してくれた。
サービスだと5個をタダで貰い受け、ついでに10個ほど買い足し街へ戻った。

街へ戻ってみると……なんだか騒がしい。
先ほどミレイを救出した際現場にいた街の人が、人さらいの仲間が大勢来たと教えてくれた。
どうやら市長の家へ向かったらしい。
まずいな……俺はすぐさま市長の家へ向かった……って、ミレイ、お前はくんなって。お前が狙われてるんだぞ。
「だって、タカマルから離れる方が危ないよ」
んー、そうかもしれなんが……なんでこうも俺を信じ切れるんだ。
しかたなくミレイを連れたまま市長の家へ。そこには、なんか……巨大な紅白のアフロが。
「ミラーボさん、こいつです!」
あの人さらいも一緒か。すると、このアフロがこいつらのボスか?
派手なメガネにゴールドの衣装……なんなんだこいつは。
「こんな奴にやられたっていうのかぁい?」
お前にこんな奴呼ばわりされたくないぞ、アフロ。
「悪いけど、その娘をこのまま放っておく訳にはいかないんだよねぇ」
ちっ、やはりそうなるか……このアフロを含め6人か……さて、どう切り抜けるか……
「ボクは一足先にパイラタウンに戻ってるから、その娘をお連れするんだよぉ」
そう言い残し、アフロは怪しげな曲を自ら流しながら出て行ってしまった。部下と思われる3人を連れて。
残ったのは、人さらいの二人だけ。
なるほど……こいつらに名誉挽回の機会を与えたって訳か。その余裕、こちらとしては非常に助かる。
「今度はさっきのようには行かないぞ!」
ザコがそんな台詞を吐いたところで、結果は見えている。
案の定、アッサリと撃退……はしたが、予想外の事が一つ。
「あれよ! あのポケモンから黒いオーラが!」
ザコが出してきたポケモンの一人、マクノシタを指さし、ミレイが叫んだ。
俺の目から、そんなオーラは見えない。が、ミレイにはハッキリと見えるらしい。
それが原因でさらわれた訳だし、実際あのアフロがそう言っていたわけだからな……
確かによく見ると、様子がおかしいのは事実のようで……
「ガアアアア!」
なるほど、確かに普通のマクノシタと比べ凶暴そうではある。
俺は腕に取り付けたスナッチマシンを通し、普通のモンスターボールをスナッチボールへ変える。
これで既にID登録されているポケモンでも捕獲できるようになる。
早速マクノシタにスナッチボールを投げつけてみる。一発で捕獲に成功した。
「くそっ、覚えてろよ!」
ザコらしい台詞を残し、人さらい二人は家を飛び出していった。
それにしてもこのポケモン……さて、どうしたものか。
マクノシタ、♂だったしなぁ……
ともかくここを出るか。やっかいなあのアフロ連中の事もあるが、スナッチ団にも見つかったしな。
市長の家を出ると……すぐ近くにある街の出入り口に、先ほどいたアフロの部下らしい男が立っている。
よく見渡せば、街のそれぞれの出口に一人ずつ立ち塞がっている。
なるほど、部下が失敗することも想定してたわけか……しかし一人ずつならまたこちらに好都合。
三人がかりで家の入り口で待たれていた方がやっかいだったろうに。詰めが甘いな。
俺はすぐさますぐ近くの、緑の戦闘服を着た男に挑み掛かった。
この男もやはり怪しいポケモンを一人所持している。
ベイリーフか……また♂かぁ。
「♂だとなにかあるの?」
いや、こっちのこだわりだから……まあなんにしても、コイツもスナッチするか。
それにしても……どうもここオーレ地方はダブルバトルが基本らしい。
それ自体は長短あるので構わないが、スナッチする事を考えると面倒だな。
基本は野生のポケモンを捕らえるのと同じく、ある程度弱らせてからモンスターボールで捕獲するわけだが
相手が二人なので、捕らえる一人に集中し辛い。
それでもまあ、先ほどよりは手こずったがスムーズに捕らえることに成功。
他のポケモン達も倒し、無事街を脱出できた。
さて……これからどうするか。
「パイラタウンへ行きましょう。あたし、あそこであの変なポケモンを見たんだから!」
おいおい、確かにそうだろうが、その街にはあのアフロも待ってるって言ってたろ?
「大丈夫、タカマルならやれるって!」
なんだその根拠のない自身は……しかも人ごとのように。
とはいえ……確かに他の選択肢もなさそうだな。スタンドに戻ってもあそこでは準備も何も出来ないし。
まったく、なんだってこんな面倒なことになったのか……スナッチ団の件が簡単にいったと思ったらこれだ。
カントーへの連絡も出来ないままだし……さて、この先どうなるのやら……

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