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FR:5の島~6の島~ロケット団倉庫

「……」
黙ったまま、いつも以上にギュッと腕にしがみついてくるリザードンとピジョット。
昨夜の、カンナとの事を抗議しているのだろうが……うーむ、黙ったままでいられるのは辛いな。
カンナを嫌っているわけではないのだろうが、かといって素直には受け入れづらい……といったところか。
結論は彼女達の中でも出ているんだろうが、まあ感情はそれと別……なんだろうな。
俺もここは、黙って態度で示すかな。
俺は二人を腕ではなく胴に抱きつかせ、腕は二人の肩に回して更に抱き寄せた。
……歩きづらいなこれ。まあ今日くらいはな。
「これくらいでごまかされないんだから」
はいはい、今夜はたっぷりと相手してやるから

まあ奴隷達の機嫌はさておき……ロケット団の残党問題だ。
5の島に倉庫があるとのことなので、早速5の島に向かった。
そもそも5の島はポケモンセンターがある以外は空き地だったらしく、そこに倉庫を構えたらしい。
早速向かってみたが、やはり道中にロケット団の残党が。
驚いたのが……下っ端に女性がいた。
いや、いて不思議ではないのだが、カントー地方で女性の下っ端は見かけなかったので新鮮な驚きがあった。
それにしてもなんだ……胸のラインが判るピッチリとした上着にミニスカートとブーツ。
……エロいな、色んなところが。絶対領域まであるし。
「ご主人様……」
睨むな睨むな。何かしようにも逃げられたしよ。
「逃げなかったら何かするつもりだったんですか?」
似顔で尋ねるなよ……いやほれ、悪事をはたらく物にはお仕置きが必要だろ?
「お仕置きは……私達にしてください」
判ってるって。しかしこうも人間の女性に対して嫉妬心が強いとはなぁ。
俺が心変わりしてお前達を捨てるようなことをすると思うか?
「だって……ゴメンナサイ」
いいよ……ま、こんなところも可愛いんだよお前達は。
本来奴隷達の主人なら、主人の言うことは絶対だと押さえつけ威厳を保つものなのだろうが
どうにもそういうやり方は好きになれない。
だからこういう問題が浮上してくるんだが……
しかしまあ、無理矢理捕獲して奴隷にしといて語る言いぐさじゃないなw

下っ端を数名蹴散らし、オタチとハネッコを奴隷に加えつつ倉庫の入り口までたどり着いたが
中に入るためのパスワードが判らず、入れない。
一つは灯火山で言っていたのを聞いたが……パスワードはもう一つ必要だ。
どこかでこれを聞き出さないと……しまったな、下っ端を一人捕まえて尋問すれば良かった。
出来れば女性の下っ端を……
「……」
だから睨むなって。

とりあえず倉庫のことは後回しにするしか無く、もう一つの目的である「サファイア」を探しに6の島へ。
この島には「天の穴」という、遺跡があるらしい。
根拠はないが、遺跡なら宝石があっても不思議ではない。行く価値はありそうだ。
遺跡の周囲には遺跡を調査しているらしい学者達がいるのだが、中に入れないらしい。
試しに扉まで着てみたが……確かに開かない。
扉には点字が書かれている。辞書をめくりながら読んでみると「居合い切り」と書かれている。
あー……居合い切りを使えるポケモンがいないから困っていたのか? 周囲の学者達は。
とりあえずニャースに居合い切りをさせてみたところ、扉が開いた。
中に入ってみると……思ったよりも狭い。中央には石版、四方には下に落ちる穴が開いている。
石版を読んでみたところ、「上」とある。
どうやら石版の指示に従って穴を落ちれば良いらしい。
4度ほど下へ落ちたところで、終点らしき場所へ。中央には青く輝く宝石が……どうやらサファイアのようだ。
「あー、ちょっと待って!」
ん? 俺の後をついてきたらしい学者が落ちてきながら俺に声をかける。
特にこれを怪しいと思わなかった俺が浅はかだった……
俺が様子を見ていた隙に、学者がサファイヤを手に取り走り出しやがった!
「これをロケット団に売りつけて一儲けしてやる!」
にゃろ……舐めた真似を。ピジョット、あいつを逃がすな!
「ポケモンを人に向け襲わせるのか!」
やかましい。ポケモンハンターにピカチュウをダイレクトアタックさせた例もあるんだ。悪人には容赦無しでOK
「では悪人にならない為に……倉庫のパスワードを教えちゃおう。「カブトはとぶか」だ!」
ふん、その程度で許すと思うか? かまうなピジョット、たたき落としてやれ!
「ダメご主人様……穴が小さくて入れない」
ちっ……学者が逃げていった縄ばしごの先、天井に開いた穴が狭すぎて翼を広げられないようだ。
逃がしたか……しかしロケット団に売りつけると言っていたな。
パスワードも得たし、ここは倉庫に突撃し残党狩りとサファイアの奪還を同時にすませるか。

5の島へ戻りロケット団倉庫へ
内部はロケット団お得意の、矢印の床が。この床を踏むと矢印の方向へ強引に飛ばされてしまう。
慎重に床を選び、途中の残党を倒しながら進むと、檻のある部屋が。
どうやらここにポケモン達を閉じこめていたようだが……空だ。
カントーでは既にロケット団は解散しているためか、あるいはまだ捕まえていなかったのか……
4の島での出来事を考えてみると、
この倉庫が出来て奴らがナナシマに現れるようになったのはつい最近のことのようだし
まだポケモン達の本格的な捕獲に乗り出す前だった、というのが正解のようだ。
先へ進み、場所的には入り口近く、しかし直接迎えなかったエリアへ進入。
「お前がサカキ様を倒しただと? 嘘をつくな!」
女性だったから優しく諭してやったのに……下っ端の一人が襲ってきたが、むろんアッサリ返り討ち。
うーむ、コイツ……なんか思い詰めてるな。
「……入り口の床を操作した。これで直接ここへ出入りできる。この先には幹部がいるが、私のより強いぞ」
……どーいう意味だ? これは。
「頭を冷やしてこい。このまま向かって勝てる相手ではないぞ」
雑魚達の相手とはいえ、連戦続きで奴隷達は疲労している。それを見越しての発言か?
……悪いが、このまま行かせてもらう。
それとな……頭を冷やすのはお前の方じゃないのか?
サカキを信望していたようだが……お前が思っているような男ではなかったぞ。
勝手に解散を宣言して、一人で勝手に消えるような男だ。
お前達になんの連絡もないところを見ると、部下のことなど何も考えていなかったようだが……。
「……なら証明して見せてくれ」
なにをもって証明になるかは判らないが……ま、そこで待ってろよ。さっさと片付けてくる。
彼女の言うとおり、先の部屋には幹部らしき男性がいた。
「ロケット団は解散しただと? 馬鹿なことを」
幹部ですら知らされていないとはな……少しばかり、こいつらを哀れに思うよ。
が、だからといって許せる相手ではない。
先ほどの女性が言っていたように、流石幹部らしく多少はやるようだ。とはいえ、俺と奴隷達の敵ではない。
幹部を倒し更に先の部屋へ行けば……あの学者がいた。
「よくも邪魔をしてくれたな!」
邪魔をしたのはお前だろう。ま、おかげでパスワードが聞けてここへ殴り込めたが……感謝はしねぇぞ。
当然のごとく、エセ学者を倒しサファイアを取り戻した。幹部を倒したことで残党達もちりぢりに逃げていった……
一人を除いて。
「……で、お前はどうするんだ?」
黙ったまま、一人たたずんでいる女。さてどうしたものか……
ちらりと、奴隷達を見る。皆が頷いてくれた。
「サカキの何に引かれていた? 強さか? 人望か? それなら……俺の方が上だな」
堂々と俺は言ってのけ、手を差し伸べる。
「喜べ、お前を奴隷にしてやる。ついてくるか?」
こんな誘い文句でついてくる方がどうかしている。そしてこの女は、どうかしていた。
「奴隷でも何でも……私を変えてくれ」
自暴自棄という奴だろう。だが、この選択を後悔させる訳にはいかない。
「では最初の命令だ。目を閉じろ」
目蓋を閉じた奴隷に近づき、俺は唇を重ねた。
無人になった倉庫で、一人の女が奴隷に墜ちた。それが彼女にとって幸福の始まりであることを願いたい。

「ああタカマルさん……あれ? 彼女さんですか?」
サファイアを取り戻し、ニシキの待つ1の島へ戻った俺達。そのニシキは、俺の側にいる女が気になった様子。
「いやまあ……連れ、だな」
まさか奴隷だと紹介するわけにはいかないからな。
ちなみに服装は変えさせた。あのロケット団の悪女ルックは捨てがたかったので、
胸の「R」の文字を取り払い、黒から紫に色を変えた。悪女っぽさは残したかったんだ。これが男のこだわり。
それよりサファイアだよ。俺が宝石をニシキに手渡すと、ニシキは早速その宝石を機械に取り付け作業を始めた。
「やった、マユミさんと繋がったぞ!」
マユミというのは、あちら……ホウエン地方でネットワークを管理している女性らしい。
こりでナナシマとホウエン地方がネットで繋がり、カントー地方も当然そのネットに加わる。
なんでもかなり遠方のオーレ地方とも繋がるらしい……急に通信範囲が広がったな。
「ありがとうございます……とうとう念願の……あっ、ちょっと涙が」
よほど嬉しかったのだろうな。マサキの助けを借りずにここまでやれたことが。
ま、俺の助けは借りたわけだが。
しかしそれは必要な部品の回収だけだから、ほぼ彼一人でやったに等しいか。
さて……一通り目的はすませた。この後はどうしようか?
まだ7の島へ渡っていないから、そちらに向かうか。新種もいそうだしな。
ただその前に……
「奴隷として、トレーナーとして、調教補佐として……覚えることはいっぱいあるぞ」
「はい、がんばります。ご主人様」
始めて手に入れた人間の奴隷。彼女の主として、彼女を幸せにしてやらないとな。

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